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160 反省出来ない

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彼女はお巡りさん?に事情を話している。
俺は何故か叱られ?注意?されている。

何故?

「ネル危ないだろ!何度も言うが勝手に離れるんじゃない!お前は可愛いんだから男だろうと攫われたらどうすんだ!今回は大した事にならなっかたが、もし相手が刃物を持っていたらどうするつもりだった!」

んー・・・、
多分怒られているんだろうけど、いつもはゆっくり話してくれるジークも感情が高まって早くなっているので何を言われているのか判りません。すいません。

ハーフの友人が母国語じゃない親の言葉をそんなに話せない奴がいて、そいつが怒られている時にやっぱり感情が高まると話すスピードが早くなると怒られても怖くなく、反省も出来ないくらい宇宙語を聞いている気分になると言いていたのを思い出してしまった。きっとこんな感じだったんだろう、これは確かに反省できないかも・・・。

「聞いているのか!俺達がどんだけ心配したと思っているんだ!」
「あっ!居た!」

「「んっ?」」

「わっ!?」

俺が怒られていると後ろからさっきの彼女が来て俺が振り向いた瞬間に抱き締められた。

「有難う御座います!!お嬢様に助けられて助かりました!!
 あいつしつこくて!何度も断っているのにいつの間にかに私と付き合っている気になっていて、私は嫌だから断っているのに!・・・」

彼女の話は続いているみたいだけど、俺はそれどころではない!!

俺は今!巨大なマシュマロの谷間に顔を埋めている。俺も男だ!正直やぶさかではないが今の俺には俺を堪能する余裕はない!生きるか死ぬかの瀬戸際にいる、知っているか?人はマシュマロで死ねる!!

だが、死ぬのは嫌なので腕をタップする。この世界で通用するかは判らないが俺の意思は伝わると信じたい!でないと本当に死ぬ!!

「んっ?どうしました?」

彼女は腕を緩めて顔を覗き込んで来たので慌てて押して彼女と距離をとる。
彼女は驚いた様な残念な様な顔をして俺を見ていた。



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