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121 着色の仕方?

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「けどよ、他のよく似た瓶を持って来たどうすればいいんだ?俺には違いが判らないぞ。」

「確かに、これらの瓶は皆似ていますもんね。そうすると似た安いのを買って持って来られたら損しますね。だからといって手の打ち様がない様な・・・。」

んー、この世界じゃそんなに瓶の種類はないのかな?
だったら作ってもらえばいいのでは?

「大丈夫。びん いろ 入れる。」

「「はっ!?」」

「瓶って色入れられるのか?」
「さぁ?俺は見た事ないですけど。」

あれ?色付きガラスってないの?
そう言えばガラス自体少ないかも、歪んだ窓と保存用の瓶しかみてないなぁ。お酒は樽に入っているし。

「びん 『あれ?鉄ってなんだ?』えっと、あっ!包丁 入れる。この 鍋 入れる。びん いろ 入れる。」

確かガラスに鉄や銅を入れると色が着いたはず?TVでそんな事を言ってた様な気がするけど、専門家じゃないから詳しい事は判らないよ。

あっ、どうしよう・・・。
2人の頭に?マークがいっぱい飛んでる様な気がする・・・。

仕方ないじゃんか!俺専門家じゃないし詳しい単語知らないもん。だから‟鉄”を使った‟包丁”と‟銅”を使った鍋を例に挙げるしか方法がなかったんだもん!

今の語彙力じゃこれが限界です。
無理です。ごめんなさい。

「瓶に包丁を入れても色は着かねぇよな?」
「はい。っと言うか、そもそも俺はガラスの作り方を知らないのでルネが言いたい事が理解出来ません。」
「ルネはガラスの作り方を知っているのか?」
「多分、俺達よりは知っていそうですけど・・・。」

あぁ・・・。
未だ話してる。

未だ未だ勉強が足りないなぁ・・・。



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