欲望のままに

姫川 林檎

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すき間の先 3

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誰かに見られて来られると面倒なので移動してグランドから見えない様にする。
入れたままの移動で気持ち良いのか喘ぎっぱなしで締めつているのが気持ち良い・・・。床に降ろしそのまま中を擦り付けるとそれに合わせて締め付ける。初めてなわりに感じ易いのかさっきからイキっぱなしで腹がシャツもグチョグチョ、最初の方は顔に掛かる位に行きよい良く飛んでいたがとうとう何も出さずに中でイキ始めると声を殺さず素直になる。

「気持ち良いか?」

「あん・・あぁん!・・・あっああ、きも・・・ちいぃ・・」

「どこがいいんだ?何が気持ち良い?」

「なか・・・わた・・んっ・・・なべくっんの・・・ああぁああお○ちん!!あん・・きもち・・いいぃぃ!!」

女の喘ぎ声はウザかったがこいつの嫌じゃない寧ろもっと聞きたくなる。
角度を変えても気持ち良さそうに中を締め付けながら喘ぎ続けてずっとイキっぱなしで入れてる俺も気持ち良い。

「出すぞ!しっかり味わえ!」

「出して!中にちょうだい!!あんあっあああああ」

ピストンを激しく最奥に出す。これ程気持ち良いセックスは初めてと思う位に気持ちが良かった、出終わり抜こうとすると引き留める様に最後まで搾り取る様に中が動くその動きにもう1ラウンドしたい所だが鐘がなり校内には居られなくなる時間になってしまった。

仕方なく抜くとそれすら気持ち良いのか声が漏れている。
自分のを拭きながら眺めるとそこには自分の出した物で顔から腹までグチョグチョに濡らし、ケツから俺が出した物を垂らしながら恍惚とした顔で寝そべっている男の姿に笑みが零れる。

俺は無意識にそれを写真に収め、余韻に浸っているこいつを起こし持って来たもので綺麗にしてやる。何処を拭いても感じてしまうのか一々声が出ていて俺の愚息は過剰に反応する。

何とか綺麗にしてシャツも着替えさせ屋上を後にする。
屋上は掃除をするのが面倒なのでそのままで帰る、確か明日の夕方は雨だったはずだから大丈夫だろう。

腰が立たないこいつを置いて帰るのは他の奴に見付かると面倒なのでしかないからタクシーを呼んで家まで送る。
両親が共働きで兄達は自立しているらしく家には一人という事で部屋まで連れて行くと、部屋は思いの外綺麗で物が少なかった。

ベットに寝かせるとその振動でピンク色の声が漏れた。
誰も居ない家に2人限と思ったら我慢が出来ずズボンの脱がし未だ少し垂れて来る穴に一気に突き刺す。

するとそれだけでイッたみたいで中が痙攣しているのを気にせず腰を振る。只々俺が気持ち良い様に腰を振り回し2度中に出してやっと満足して抜こうとしたが屋上の絵を思い出し抜くのを止めて抱き抱えてトイレに向かう。

トイレに座らせてから抜くとさっきの様に俺のがお尻から溢れ出す、それをまた俺は写真に撮ってから抱き寄せ洗浄便座で綺麗に中を洗うがそれも気持ち良さそうに喘ぐ顔を見て思わずキスをすると中で指を締め付ける。キスも気持ちいのかと思うと嬉しくなり今日はもう終わりなのに激しくなりそうなのをグッと我慢しながらキスを俺も味わいながら洗浄を終えお姫様抱っこで部屋に戻り寝かせると、かすれた小さな声で

「ありがとう・・・。」

っと聞こえたから額にキスをして

「ゆっくり休め。」

と声を掛けて帰る。

玄関の鍵は掛けられなかったがまぁ大丈夫だろう。
今日は久し振りと言うより初めてといってもいい位に気持ち良かった、次は何処でしようかと考えながら気分よく帰る。


寝る前にふと今日した事を思い出す。

・・・えっ?
俺は何をした?

終ってからの行動を思い出す。
中を洗浄して額にキスをし労わって帰る。

有り得なくね?
この俺が相手を労わるなんていつも放置なのに何故だ!?

気持ち良かったからか?
感じて喘いでいる姿が可愛かったから?

‟可愛かった”?誰が!?
あいつは可愛いタイプではないぞ?確かに背は低くいつもちょこまかと動き回って小動物みたいで‟可愛い”が・・・
可愛い!?

駄目だ・・・今日の俺はおかしい。
折角あんなに気持ちの良いセックスをしたのに余計な事考えるのは止めて寝よう!

余程気持ち良かったのか夢の中までしまくって何度も何度もあいつの中に出した結果・・・
パンツはグチョグチョ。清々しい朝とはかけ離れていて朝から凄く疲れてしまった。



     ー 完 -  



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