muro - 使われたい男、使う男 -

おさかな

文字の大きさ
上 下
30 / 80

清掃員・室井

しおりを挟む
 壁尻屋【muro】にはキャストと受付のボーイの他に、キャストたちの使用後を清掃するスタッフが複数人働いている。
 男たちは客からぐちゃぐちゃに犯されたキャストの下半身を綺麗に保つため基本的にはひとりの客が使った後は清掃に入り、周辺はもちろん尻穴の中まで精液などを掻き出し綺麗に拭き取る。そうして次の客が気持ちよく壁尻を使えるように淡々と業務をこなしていくのだ。

 その清掃員のひとりが室井だ。大柄な体型を活かして、客が行き過ぎたプレイをしないよう見張る役割も果たしている強面の男だ。
 見た目は厳つくて怖い印象を与える室井だが、心根は優しくキャストたちからは慕われていた。

 清掃時は清掃中のボタンを押してキャストに伝える。ボタンを押すと壁の向こう側のキャストにもわかるようにポーンという音が鳴り、清掃作業が始まる。

 ぐちゅ……っ♡ぬち、ぬちゅ……っ♡ぬぢゅっ……ぐじゅ……っ♡ぶちゅ………っ♡
「あぁう……っ♡ん、ん………♡はぁ……っ♡ぁ……♡ん……ざーめん…いっぱいでてるぅ……♡♡ん♡ん……♡ゆびぃ……♡きもちぃ……っ♡」

 このとき清掃に入ったのはこの店のナンバーワン、代田の身体だった。
 代田は三人もの男に連続で使われ、中に二発、尻にぶっかけられたのが一発と汚されていた。まずは中に出されたものを丁寧に指で掻き出していくのだが、敏感な代田の尻穴はそれだけでも感じてしまい、アナルをきゅん♡きゅん……っ♡と甘く締めつけてしまう。

 それでも清掃員室井は淡々と作業を進める。中出し精液は意外と中に残りやすい。室井は奥の方まで根気よくぐるりと刮ぎ取るようにして綺麗に出していく。

「あんっ♡あぁぁ……っ♡♡それ、やらぁぁ……っ♡ぐるぐる♡されりゅの……♡かんじちゃう♡きもひぃい♡♡うんんん……♡♡ん~~……♡いっ………♡あ♡ぁ♡イく……っ♡いくぅ…う……♡♡♡~~~……♡♡♡」

 アナルのナカ全体をぐりぐりと刺激するようなその動作で、代田は甘イキしてしまった♡
 けれど室井は気にする素振りはなくそのまま次の作業に移る。あたたかい濡れタオルを数枚使い体液で濡れた下半身を綺麗に拭っていく。

「はぁぁ……っ♡いっちゃったぁ…………っ♡きもちいぃ……♡あったかぁい……♡」

 代田はこの汚れた身体を綺麗にされてあたたかさを感じているときがもしかしたらセックスよりも気持ちいいかもしれないなんて考えていた。
 室井の見た目に反した優しい手つきでの作業と熱すぎない絶妙な温度にされたタオルのあたたかさでうっとりしてしまう。ベタベタだった身体がさっぱりとしていくのも気持ちがいい。
 それに自分の犯された姿を見られながら人の手でその後始末をされるというのも、恥ずかしくてたまらない時間だった……♡
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...