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帰るところ
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「アカツキ様、くすぐったいです」
「嫌か?」
「ふふ……嫌ではないですよ」
「なら続ける」
「ふふふ、あっ♡あははっ、ほんとにくすぐったい」
ふわふわの毛で覆われたアカツキの頬ですりすりとされるとくすぐったくて、ひよりはついくすくすと笑ったり喘ぎ声のような甘い声を出してしまう。そんなひよりがかわいくて、アカツキもそれを続け、愛おしいというアピールをする。
「……よかった、ひよりが笑っていてくれて」
「……帰る場所がなくなって、僕が泣いてしまうかと思いましたか?」
「そう。もしかしたら、私は恨まれるかもしれないと」
「恨まないですよ。僕の唯一大切な母は既に家を追い出され、田舎で暮らしていますし……今ほどそれを幸運に思ったことはありません。僕は母に復讐や家督を取り返すことなど考えるなと言われてきましたが、何度もあの人達が更に窮地に追い込まれ立ち行かなくなればいいと思っていました……」
「そうだったんだね。ひよりは、思ったよりもしたたかなのだな」
「そうは言っても、僕にそうする力はありませんでしたから。アカツキ様は僕を拾い命を救っただけでなく、心までもをお救いくださいました」
「大袈裟だよ。私がひよりを拾ったのは、ただの支配欲だ。ひよりのことを思うままに扱って、自分のモノにしたかった。ひよりの喜ぶこともしてやりたいが、ひよりを傷つけて泣かせることもしたい……そんな男だよ」
「……けれど今回のことは、僕が心を痛めるのではないかと心配してくれていたのでしょう?その気遣いが、嬉しいのです」
「ひより……」
ひよりは言葉の間にもじもじ…♡と体をよじらせ、そして恥ずかしそうに頬を染めながら言う。
「それに……僕は……アカツキ様に物のように扱われると……その、ひどく、感じてしまうようですから……」
「……ああ、ひより。そんなことを言って、手加減してやれなくなるよ」
「はい」
「たくさん、ひどいことをしてしまうよ?」
「はい。それでも、アカツキ様が望むのなら」
すべてを受け入れると言うひよりを、アカツキがもう一度強く抱き締める。頭の上で、アカツキの喉元がぐるぐる……♡と低く鳴るのが聞こえる。アカツキがひどく興奮しているときの音だ。
その音を聞くと、ひよりのお腹の奥がきゅん♡となる。もうこれはほとんど条件反射だった。アカツキが自分の身体に欲情してくれていることが、たまらなく嬉しい……。
「今日はめいっぱい、かわいがらせておくれ」
ベッドにひよりを仰向けに寝かせたアカツキはそう言った。身につけていたエプロンや衣服はすっかりはだけてしまっていて、アカツキの長い舌で首筋や胸、お腹の周りをねっとりと舐め回される♡
「ぁ……っ、あ……♡は、ふ……ん、ん……♡」
「控えめな喘ぎ声もかわいいね。ひよりの身体は、いくら舐めても飽きないよ……♡」
「は、はぁ………っ♡ぁ……ん♡んぅ…………♡」
「獣人同士はね、互いの身体を舐め合って、毛並みを整えたり綺麗にし合うんだよ。ひよりは私たちの体毛を飲み込んでは体に良くないからできないけれど……ヒトのこのつるつるな滑らかな肌はいいね。身体の熱さも汗の匂いや味も、直に感じられる……♡」
汗の味なんて言われると、そんなもの味合わないでほしいと恥ずかしくなる。そして多分アカツキも、ひよりが恥ずかしがるとわかったうえでそう言っているのだ。さらに熱くなる体温を感じてくすくすと笑っている。
「……しかし、ひよりのここをかわいがろうと思うと、自分が獣人なのが悔しくなるよ。私の口では、ひよりのこれにしゃぶりつけば牙で傷付けてしまうからね……」
「あっ♡あ、あん♡ゃ、ぁ……♡そんな、ところ……っ♡」
アカツキは話しながら、ひよりのおちんちんを指先でピン、と優しくはじく。アカツキの言う通り、鋭い牙が生えている獣人の口ではフェラチオはできない。
獣人同士でも、フェラチオはあまりメジャーなプレイではない。けれどアカツキはヒトの男の子が好きなので、ヒト同士では行われるというフェラチオに興味津々だった♡
「嫌か?」
「ふふ……嫌ではないですよ」
「なら続ける」
「ふふふ、あっ♡あははっ、ほんとにくすぐったい」
ふわふわの毛で覆われたアカツキの頬ですりすりとされるとくすぐったくて、ひよりはついくすくすと笑ったり喘ぎ声のような甘い声を出してしまう。そんなひよりがかわいくて、アカツキもそれを続け、愛おしいというアピールをする。
「……よかった、ひよりが笑っていてくれて」
「……帰る場所がなくなって、僕が泣いてしまうかと思いましたか?」
「そう。もしかしたら、私は恨まれるかもしれないと」
「恨まないですよ。僕の唯一大切な母は既に家を追い出され、田舎で暮らしていますし……今ほどそれを幸運に思ったことはありません。僕は母に復讐や家督を取り返すことなど考えるなと言われてきましたが、何度もあの人達が更に窮地に追い込まれ立ち行かなくなればいいと思っていました……」
「そうだったんだね。ひよりは、思ったよりもしたたかなのだな」
「そうは言っても、僕にそうする力はありませんでしたから。アカツキ様は僕を拾い命を救っただけでなく、心までもをお救いくださいました」
「大袈裟だよ。私がひよりを拾ったのは、ただの支配欲だ。ひよりのことを思うままに扱って、自分のモノにしたかった。ひよりの喜ぶこともしてやりたいが、ひよりを傷つけて泣かせることもしたい……そんな男だよ」
「……けれど今回のことは、僕が心を痛めるのではないかと心配してくれていたのでしょう?その気遣いが、嬉しいのです」
「ひより……」
ひよりは言葉の間にもじもじ…♡と体をよじらせ、そして恥ずかしそうに頬を染めながら言う。
「それに……僕は……アカツキ様に物のように扱われると……その、ひどく、感じてしまうようですから……」
「……ああ、ひより。そんなことを言って、手加減してやれなくなるよ」
「はい」
「たくさん、ひどいことをしてしまうよ?」
「はい。それでも、アカツキ様が望むのなら」
すべてを受け入れると言うひよりを、アカツキがもう一度強く抱き締める。頭の上で、アカツキの喉元がぐるぐる……♡と低く鳴るのが聞こえる。アカツキがひどく興奮しているときの音だ。
その音を聞くと、ひよりのお腹の奥がきゅん♡となる。もうこれはほとんど条件反射だった。アカツキが自分の身体に欲情してくれていることが、たまらなく嬉しい……。
「今日はめいっぱい、かわいがらせておくれ」
ベッドにひよりを仰向けに寝かせたアカツキはそう言った。身につけていたエプロンや衣服はすっかりはだけてしまっていて、アカツキの長い舌で首筋や胸、お腹の周りをねっとりと舐め回される♡
「ぁ……っ、あ……♡は、ふ……ん、ん……♡」
「控えめな喘ぎ声もかわいいね。ひよりの身体は、いくら舐めても飽きないよ……♡」
「は、はぁ………っ♡ぁ……ん♡んぅ…………♡」
「獣人同士はね、互いの身体を舐め合って、毛並みを整えたり綺麗にし合うんだよ。ひよりは私たちの体毛を飲み込んでは体に良くないからできないけれど……ヒトのこのつるつるな滑らかな肌はいいね。身体の熱さも汗の匂いや味も、直に感じられる……♡」
汗の味なんて言われると、そんなもの味合わないでほしいと恥ずかしくなる。そして多分アカツキも、ひよりが恥ずかしがるとわかったうえでそう言っているのだ。さらに熱くなる体温を感じてくすくすと笑っている。
「……しかし、ひよりのここをかわいがろうと思うと、自分が獣人なのが悔しくなるよ。私の口では、ひよりのこれにしゃぶりつけば牙で傷付けてしまうからね……」
「あっ♡あ、あん♡ゃ、ぁ……♡そんな、ところ……っ♡」
アカツキは話しながら、ひよりのおちんちんを指先でピン、と優しくはじく。アカツキの言う通り、鋭い牙が生えている獣人の口ではフェラチオはできない。
獣人同士でも、フェラチオはあまりメジャーなプレイではない。けれどアカツキはヒトの男の子が好きなので、ヒト同士では行われるというフェラチオに興味津々だった♡
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