画面越しの性欲からピュアな恋なんて始まるわけがない！？

おいで

「夏生くんにも、させてよ」
「う、うん」
「どうする？ 口でする？」
「いや、できればもう挿れさせてほしいんだけど…」
「ふふ、いいよ」

　口でするかという提案はすさまじく魅力的だったけれど、今は目の前で見せつけられた榛名くんのひくひくと誘うような中に包み込まれたい気持ちが強かった。俺の素直な言葉にうっとりと微笑んだ榛名くんは、ベッドにころんと仰向けになり、手を広げてくれた。

「…おいで？♡」
「～～っ、それめっちゃかわいい……♡」
「あは、うれしい♡」

　俺は誘われるままに、寝そべった榛名くんに覆い被さってキスをした。ん♡ん……♡と、喉の奥でくぐもった声が漏れているのが愛おしい。

「がちがちだね♡ほんとに舐める必要なかったみたい」
「そうだよ、もうやばいんだって」
　キスしながら俺のものを触った榛名くんは、まだ触れていなかったのに硬くなっているのを知って驚きつつも、やっぱり嬉しそうだ。
　俺は榛名くんが感じているのも嬉しいけれど、何よりも彼が嬉しそうにしているところを見ると自分も嬉しくなるのだなと思った。

「僕も今、感じやすくなっちゃってるから……ン、」
「うん、いっぱいイって……♡」
　入り口に先端を押し当てたら、そこは驚くくらいに熱くて、ぬぷっ♡と俺を受け入れてくれた。

「あ、あ……ッ♡なつき、くんの……っ♡♡」
さっきまで太いおもちゃが入っていたから随分と柔らかくなっているけれど、俺のが奥へと進んでいくほどにきゅんきゅんと甘く締めつけてきた。締めつけるリズムに合わせたみたいにあがる喘ぎ声がかわいらしい。

「は、きもちい……♡
「ほ、んと？ ん、ンっ……♡♡」
「嘘つかないって」
「そ、だよね、ふふふ」

　黙っているだけでも最高に気持ちいいから、まさか挿れただけでイッてしまうなんてことは避けたくて、さっきバイブで気持ちよさそうにしていた場所に当たるように中を擦っていく。探るような動きはぐちゃぐちゃ♡と品のない音がして、それがたまらなかった。

「あっ、あうっ♡はあ、あッ♡そこぉ、んっ♡きもちっ♡♡」
「こっち、お腹のほう…っ♡きもちいいでしょ」
「ああっ♡ア♡きもち、きもちいっ♡♡なつ、き、くっ♡ア、あっ♡も、もっとぉ♡♡もっとしてっ♡♡」
「あー、かわいい。好き、好き………っ♡♡」
「ん、うう♡♡ん～～ッッ♡♡♡」

　素直に感じて気持ちいいと伝えてくれる榛名くんがかわいくて、思わず好き、と耳元で囁けば、その言葉に合わせて中が収縮した。
　そんなかわいい反応にいよいよたまらない気持ちになって、中の弱いところをこちゅこちゅ♡といじめながらキスをする。

　ちゅ♡ちゅうぅ……っ♡ちゅく♡ぬる、ぬる……っ♡じゅるっ♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡ぬぢゅッ♡ずぷッ♡ずぷッ♡ずぷッ♡ぱん♡ぱん♡ぱん♡ぱん♡ぱんッ♡
　中の痙攣がひどくなって、榛名くんがイキそうだっていうのはわかっていた。ただ、キスもやめたくなくて俺は榛名くんの口をキスで塞いだまま、彼の弱い部分を突き続けた。

「うん、んん…っ♡ん～～ッッ♡♡ふ、うううッ♡♡ぅ、……ッ♡ん……ッ♡♡ーーーっっ♡♡♡」

息を詰まらせながら苦しそうに、それでも必死に腰を擦り付けて、舌を絡ませてきながら、榛名くんはメスイキした♡