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気持ちよくなって
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一番太いところが通った後は、そんなに力を入れなくとも、どんどんと深くまで進んでいく。奥へと入り込むほどに、彼の太ももはぴくぴくと震え、切なそうな喘ぎ声があがった。
「あっ……♡♡あ、んっ、はアッ♡ っ……♡♡♡」
「だいじょぶ?」
「あっ、んう……ッ♡♡だ、だいじょ、ぶ……ッ♡♡」
「……きもちよさそう」
「これ、……っ、♡♡きもちいとこ、つよく♡あたる……ッ♡う、ンン、……ッ♡♡」
きれいな曲線をえがいた形の先の貼りだした部分が、ちょうど指でも探り当てていた彼の感じるところにちょうど当たるようにできているらしく、焦らされることのないダイレクトな快感が襲ってくるようだった。
出し入れしやすいように、指をひっかけられる部分があり、そこを引っ張ると入り込んだ部分が抜けるけれど、きゅんきゅんと締め付けを繰り返すアナルの動きとだんだんと細くなる形が手伝って、再度押し込もうとしなくても、自然とまた深くまでディルドが飲み込まれていく。
俺の手は取っ手の部分を引っ張るだけだ。たったそれだけのことで、榛名くんは激しい快楽に呑まれてひどく乱れている。
「やっ、ああっ♡♡アッ、あん♡だめ、これっ……きもちい…ッ♡♡」
「はるなくん、かわいい」
「やだ、みな、で……っ♡アッ♡♡んん~~っ♡あ、は♡はッ……あっ…♡♡♡」
見ないで、と身をよじるけれど、当然そんなことでは目の前から逃れることができるはずもない。インターネットを通じて画面越しにたくさんの人に見られるよりも、目の前で直接たった一人に見られることのほうが恥ずかしいのだろうか。
そんなこと、俺にはわかりようがないけれど。なんにしたって、白かった肌を真っ赤に染めて恥ずかしがる榛名くんの姿が、たまらなくかわいいと思う。
ひどく感じている榛名くんを、もっともっと気持ち良くさせてあげたい。そう思って、おもちゃを一定のリズムで引き抜いていたのを不規則な間隔にしてみたり、押し込むときに少しぐりぐりと動かしてみたりする。
「あっ♡ああっ♡……ッ♡♡は、アッ……♡」
そうすると、榛名くんは面白いほどに、動かした通りに感じ入った声をあげた。
「それ、ぐりぐりするのっ♡……ッ♡…やだァッ…♡」
「気持ちよくない?」
「き、気持ちいい……ッ♡♡きもちいから、やだ♡」
アナルプレイなんて自分自身でさえ経験がないし、もちろん人のを実際に見たり、もちろん自分で責めることなんてしたことがなくて不安だったけれど、彼はそんな不安なんてどこかへ行ってしまうくらい、素直に感じてくれていた。未経験の俺が上手いなんてことはないと思うから、きっと彼の慣れもあるんだろう。
こんな綺麗な体が、アナル開発されていてひどく淫らだという事実に、思わず息が荒くなってしまう。そして、もっともっと、と欲が沸いて止まらない。
「おれは、榛名くんにもっともっと気持ちよくなって、たくさんイッてほしいんだけど」
「……っ♡♡そん、なぁ……ッ♡」
「もっと恥ずかしい顔見たいし、泣いてる顔も見たいよ」
「……夏生くん、エッチだ……♡」
「そうだよ、エッチな榛名くんの動画、いっつも見てたくらいね」
俺がスケベで性的好奇心が旺盛で多少性癖が歪んでいるのなんて、もう出会った瞬間からバレていることだ。今更隠すことなんかじゃない。そして、もっと言えば、それは榛名くんのほうだって同じことだ。
そう考えると、余計に理性のブレーキなんて効かなくなってきた。次第におもちゃを動かす手は激しく、榛名くんをより追い詰めるための動きになっていく。
「あっ……♡♡あ、んっ、はアッ♡ っ……♡♡♡」
「だいじょぶ?」
「あっ、んう……ッ♡♡だ、だいじょ、ぶ……ッ♡♡」
「……きもちよさそう」
「これ、……っ、♡♡きもちいとこ、つよく♡あたる……ッ♡う、ンン、……ッ♡♡」
きれいな曲線をえがいた形の先の貼りだした部分が、ちょうど指でも探り当てていた彼の感じるところにちょうど当たるようにできているらしく、焦らされることのないダイレクトな快感が襲ってくるようだった。
出し入れしやすいように、指をひっかけられる部分があり、そこを引っ張ると入り込んだ部分が抜けるけれど、きゅんきゅんと締め付けを繰り返すアナルの動きとだんだんと細くなる形が手伝って、再度押し込もうとしなくても、自然とまた深くまでディルドが飲み込まれていく。
俺の手は取っ手の部分を引っ張るだけだ。たったそれだけのことで、榛名くんは激しい快楽に呑まれてひどく乱れている。
「やっ、ああっ♡♡アッ、あん♡だめ、これっ……きもちい…ッ♡♡」
「はるなくん、かわいい」
「やだ、みな、で……っ♡アッ♡♡んん~~っ♡あ、は♡はッ……あっ…♡♡♡」
見ないで、と身をよじるけれど、当然そんなことでは目の前から逃れることができるはずもない。インターネットを通じて画面越しにたくさんの人に見られるよりも、目の前で直接たった一人に見られることのほうが恥ずかしいのだろうか。
そんなこと、俺にはわかりようがないけれど。なんにしたって、白かった肌を真っ赤に染めて恥ずかしがる榛名くんの姿が、たまらなくかわいいと思う。
ひどく感じている榛名くんを、もっともっと気持ち良くさせてあげたい。そう思って、おもちゃを一定のリズムで引き抜いていたのを不規則な間隔にしてみたり、押し込むときに少しぐりぐりと動かしてみたりする。
「あっ♡ああっ♡……ッ♡♡は、アッ……♡」
そうすると、榛名くんは面白いほどに、動かした通りに感じ入った声をあげた。
「それ、ぐりぐりするのっ♡……ッ♡…やだァッ…♡」
「気持ちよくない?」
「き、気持ちいい……ッ♡♡きもちいから、やだ♡」
アナルプレイなんて自分自身でさえ経験がないし、もちろん人のを実際に見たり、もちろん自分で責めることなんてしたことがなくて不安だったけれど、彼はそんな不安なんてどこかへ行ってしまうくらい、素直に感じてくれていた。未経験の俺が上手いなんてことはないと思うから、きっと彼の慣れもあるんだろう。
こんな綺麗な体が、アナル開発されていてひどく淫らだという事実に、思わず息が荒くなってしまう。そして、もっともっと、と欲が沸いて止まらない。
「おれは、榛名くんにもっともっと気持ちよくなって、たくさんイッてほしいんだけど」
「……っ♡♡そん、なぁ……ッ♡」
「もっと恥ずかしい顔見たいし、泣いてる顔も見たいよ」
「……夏生くん、エッチだ……♡」
「そうだよ、エッチな榛名くんの動画、いっつも見てたくらいね」
俺がスケベで性的好奇心が旺盛で多少性癖が歪んでいるのなんて、もう出会った瞬間からバレていることだ。今更隠すことなんかじゃない。そして、もっと言えば、それは榛名くんのほうだって同じことだ。
そう考えると、余計に理性のブレーキなんて効かなくなってきた。次第におもちゃを動かす手は激しく、榛名くんをより追い詰めるための動きになっていく。
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