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第12話 お礼のお食事会
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喫茶「純」の娘、森幸乃はクレーマー事件のお礼に食事会を進めた。森幸乃は海斗のクラスに一人でやって来た。
「伏見君、松本君、鎌倉さん、今日は! この間のお礼に食事会をしたいの。食後に一番人気のスペシャルパフェも付けるからね。来週の土曜日は如何ですか?」
スペシャルパフェが、鎌倉美月の乙女スイッチを入れた。
「えー! あの一日、五食限定のスペシャルパフェを頂けるのですか?!」
松本蓮は遠慮した。
「美月、そんなつもりで助けた訳じゃないだろ。ご馳走になるって悪くないのかな?」
「全然、気にしなくていいの。お父さんが言っているんだから、来て、来て!」
「なあ蓮、折角だから、お言葉に甘えて御馳走になろうよ。今回の立役者の美月が乗る気なんだからさあ」
「時間は夕方四時からにしたいの。お店の都合があってね、比較的空いている時間なんだ。早夕飯のつもりで、いいかな?」
松本蓮は二人の顔を見て頭を下げた。
「それでは、お言葉に甘えて来週の土曜日にお邪魔します」
三人は頭を下げると、森幸乃は楽しそうに教室を後にした。
小野梨紗は、一緒に行けない事が寂しかった。森幸乃が居なくなると話しかけた。
「い~な~! 私も事件に参加したかったなあ」
海斗は小野梨紗の顔を見た。
「それは、お食事会が前提だよね?」
松本蓮も続いた。
「小野さんが居たら、事件が変わっていたかもね、あっ、校長先生が言っていたじゃん。もし犯人がナイフを持って逆上したらって、なあ美月」
「うん、小野さん刺されちゃったかもよ~」
小野梨紗は怖わくなった。
「やっぱり、怖い思いをするのはヤダよ」
困った小野梨沙を見て三人はクスクスと笑った。
(お礼のお食事会、喫茶「純」にて)
海斗、松本蓮、鎌倉美月は揃って、喫茶「純」に入店した。そこには笑顔で向かい入れる森幸乃とマスターが居た。マスターは微笑んで声をけた。
「わざわざ来てくれて有難う」
森幸乃は海斗達を席に誘導をした。
「さあ、さあ、座って、座って」
マスターは早々に頭を下げた。
「いやー、先日は面倒な事に巻き込んでしまって申し訳なかった。学校には正しく理解して貰える様に私から連絡をしておいたけど大丈夫だったかい?」
海斗はマスターを見つめた。
「お陰で学校側には良い印象を持たれ、何も無かったです」
鎌倉美月も続いた。
「でも校長室に呼ばれたけどね……」
「皆、本当に悪いことをした。だからせめてもと、お礼の会を計画したんだ。今日は美味しいものを用意したから沢山食べてね」
森幸乃はマスターが作った料理を、次から次へとテーブルに並べた。
海斗は料理を見て驚いた。
「凄い豪華だね。いつもドリンクしか注文しないから、豪華な料理に驚いたよ!」
「エッヘン、うちのマスターは山下公園の向かいに有る、あの有名ホテルで修業した腕利きのシェフだったのよ!」
更に三人は驚いた。テーブルに並べられた料理はメニューに無い、特別な料理だった。
鎌倉美月が俺を言うと、続けて二人も続けた。確かに一つ一つが見た目も美しく丁寧な料理が並んだのだ。
四人がけのテーブルに森幸乃も加わり食事会が始まった。招待された三人は豪華な食事をゆっくり味わった。
すると森幸乃は話しかけた。
「皆は部活に入っているの?」
鎌倉美月が先に答えた。
「三人とも写真部だよ。蓮が写真好きでね、私と海斗はつられて入ったの。一月に一回、活動報告として気に入った写真を提出するの。毎日放課後を制約されないのが、写真部の良い所なんです」
「あーあ、だから皆は良くお店に来てくれるのね」
海斗は頬張利ながら言った。
「森さんは部活に入っているの?」
「私は帰宅部なの。時々、家の手伝いも有るしね」
松本蓮は恥ずしそうに話しかけた。
「それじゃあ、写真部に入部しなよ。写真に興味がなくてもスマホが有れば活動報告が出来るし、何より可愛いから大歓迎だよ!」
松本蓮の緩んだ顔を見た鎌倉美月はテーブルの下で、松本蓮の足をジリジリと踏んだ。
「美月、痛いよ!」
海斗も森幸乃に話し掛けた。
「港湾課の生徒もいるし、良かった見に来に来るといいよ」
「そうよ、男子の比率が多いから女性が入ると助かるなあ、女の子も喜ぶよ」
「それじゃあ、見に行こうかな。私ね、普通科の生徒と付き合いが無いから、ちょっぴり楽しみだな」
「それじゃあ、今度、部室に来るときは連絡をしてね」
四人はスマホを取り出し、連絡先の交換をした。
松本蓮は恥ずかしそうに森幸乃を見つめた。
「森さんは彼氏、いるの?」
海斗は吹いた。鎌倉美月は怒った顔をして松本蓮を睨んだ。
「あなたねえ! 友達になり立ての人に、何、聞いているのよ!」
カウンター越しにマスターが覗き込んだ。海斗も興味心身だ。
「うん、うん、俺も知りたい」
「ホント、男ってバカよね、応えなくていいわよ」
森幸乃はためらいながらも答えた。
「いないよ……なかなか機会なくてね~」
マスターは安心した表情を見せた。鎌倉美月は森幸乃に理解を示した。
「うん、分かる、分かる。出会いが無いのよねー」
ここからガールズトークあるあるで、二人は男子を置き去りにして、しばらくの間、盛り上がっていた。
「ところで松本くん、写真部は放課後の拘束が緩いのに部室で何をしているの?」
「そうだよね、そう思うよね。部室に居たら写真も撮れないしね。ミーティングをする部屋と、その隣にはフィルム写真を現像する暗室があるんだ。俺はデジタルカメラ派だから、その部屋は使わないけどね」
鎌倉美月も答えた。
「女子は、たまに会う子と、おしゃべりをしているの。むしろそれが部活動みたいに、なっているのよ」
海斗も続いた。
「それと毎年、学園祭に写真部も参加をしていて写真の展示があるんだ。それぞれ気に入った写真を展示するだけなんだけどね」
その後も四人は港湾課の事、普通科の事、同じ学校だけど知らない事を話した。森幸乃は新しい友達が出来て嬉しかった。後日、森幸乃が部室に訪れ入部する事となった。森幸乃は海斗達と放課後を過ごす時間が増えたのだった。
「伏見君、松本君、鎌倉さん、今日は! この間のお礼に食事会をしたいの。食後に一番人気のスペシャルパフェも付けるからね。来週の土曜日は如何ですか?」
スペシャルパフェが、鎌倉美月の乙女スイッチを入れた。
「えー! あの一日、五食限定のスペシャルパフェを頂けるのですか?!」
松本蓮は遠慮した。
「美月、そんなつもりで助けた訳じゃないだろ。ご馳走になるって悪くないのかな?」
「全然、気にしなくていいの。お父さんが言っているんだから、来て、来て!」
「なあ蓮、折角だから、お言葉に甘えて御馳走になろうよ。今回の立役者の美月が乗る気なんだからさあ」
「時間は夕方四時からにしたいの。お店の都合があってね、比較的空いている時間なんだ。早夕飯のつもりで、いいかな?」
松本蓮は二人の顔を見て頭を下げた。
「それでは、お言葉に甘えて来週の土曜日にお邪魔します」
三人は頭を下げると、森幸乃は楽しそうに教室を後にした。
小野梨紗は、一緒に行けない事が寂しかった。森幸乃が居なくなると話しかけた。
「い~な~! 私も事件に参加したかったなあ」
海斗は小野梨紗の顔を見た。
「それは、お食事会が前提だよね?」
松本蓮も続いた。
「小野さんが居たら、事件が変わっていたかもね、あっ、校長先生が言っていたじゃん。もし犯人がナイフを持って逆上したらって、なあ美月」
「うん、小野さん刺されちゃったかもよ~」
小野梨紗は怖わくなった。
「やっぱり、怖い思いをするのはヤダよ」
困った小野梨沙を見て三人はクスクスと笑った。
(お礼のお食事会、喫茶「純」にて)
海斗、松本蓮、鎌倉美月は揃って、喫茶「純」に入店した。そこには笑顔で向かい入れる森幸乃とマスターが居た。マスターは微笑んで声をけた。
「わざわざ来てくれて有難う」
森幸乃は海斗達を席に誘導をした。
「さあ、さあ、座って、座って」
マスターは早々に頭を下げた。
「いやー、先日は面倒な事に巻き込んでしまって申し訳なかった。学校には正しく理解して貰える様に私から連絡をしておいたけど大丈夫だったかい?」
海斗はマスターを見つめた。
「お陰で学校側には良い印象を持たれ、何も無かったです」
鎌倉美月も続いた。
「でも校長室に呼ばれたけどね……」
「皆、本当に悪いことをした。だからせめてもと、お礼の会を計画したんだ。今日は美味しいものを用意したから沢山食べてね」
森幸乃はマスターが作った料理を、次から次へとテーブルに並べた。
海斗は料理を見て驚いた。
「凄い豪華だね。いつもドリンクしか注文しないから、豪華な料理に驚いたよ!」
「エッヘン、うちのマスターは山下公園の向かいに有る、あの有名ホテルで修業した腕利きのシェフだったのよ!」
更に三人は驚いた。テーブルに並べられた料理はメニューに無い、特別な料理だった。
鎌倉美月が俺を言うと、続けて二人も続けた。確かに一つ一つが見た目も美しく丁寧な料理が並んだのだ。
四人がけのテーブルに森幸乃も加わり食事会が始まった。招待された三人は豪華な食事をゆっくり味わった。
すると森幸乃は話しかけた。
「皆は部活に入っているの?」
鎌倉美月が先に答えた。
「三人とも写真部だよ。蓮が写真好きでね、私と海斗はつられて入ったの。一月に一回、活動報告として気に入った写真を提出するの。毎日放課後を制約されないのが、写真部の良い所なんです」
「あーあ、だから皆は良くお店に来てくれるのね」
海斗は頬張利ながら言った。
「森さんは部活に入っているの?」
「私は帰宅部なの。時々、家の手伝いも有るしね」
松本蓮は恥ずしそうに話しかけた。
「それじゃあ、写真部に入部しなよ。写真に興味がなくてもスマホが有れば活動報告が出来るし、何より可愛いから大歓迎だよ!」
松本蓮の緩んだ顔を見た鎌倉美月はテーブルの下で、松本蓮の足をジリジリと踏んだ。
「美月、痛いよ!」
海斗も森幸乃に話し掛けた。
「港湾課の生徒もいるし、良かった見に来に来るといいよ」
「そうよ、男子の比率が多いから女性が入ると助かるなあ、女の子も喜ぶよ」
「それじゃあ、見に行こうかな。私ね、普通科の生徒と付き合いが無いから、ちょっぴり楽しみだな」
「それじゃあ、今度、部室に来るときは連絡をしてね」
四人はスマホを取り出し、連絡先の交換をした。
松本蓮は恥ずかしそうに森幸乃を見つめた。
「森さんは彼氏、いるの?」
海斗は吹いた。鎌倉美月は怒った顔をして松本蓮を睨んだ。
「あなたねえ! 友達になり立ての人に、何、聞いているのよ!」
カウンター越しにマスターが覗き込んだ。海斗も興味心身だ。
「うん、うん、俺も知りたい」
「ホント、男ってバカよね、応えなくていいわよ」
森幸乃はためらいながらも答えた。
「いないよ……なかなか機会なくてね~」
マスターは安心した表情を見せた。鎌倉美月は森幸乃に理解を示した。
「うん、分かる、分かる。出会いが無いのよねー」
ここからガールズトークあるあるで、二人は男子を置き去りにして、しばらくの間、盛り上がっていた。
「ところで松本くん、写真部は放課後の拘束が緩いのに部室で何をしているの?」
「そうだよね、そう思うよね。部室に居たら写真も撮れないしね。ミーティングをする部屋と、その隣にはフィルム写真を現像する暗室があるんだ。俺はデジタルカメラ派だから、その部屋は使わないけどね」
鎌倉美月も答えた。
「女子は、たまに会う子と、おしゃべりをしているの。むしろそれが部活動みたいに、なっているのよ」
海斗も続いた。
「それと毎年、学園祭に写真部も参加をしていて写真の展示があるんだ。それぞれ気に入った写真を展示するだけなんだけどね」
その後も四人は港湾課の事、普通科の事、同じ学校だけど知らない事を話した。森幸乃は新しい友達が出来て嬉しかった。後日、森幸乃が部室に訪れ入部する事となった。森幸乃は海斗達と放課後を過ごす時間が増えたのだった。
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