タイトル:転生ワールドでギルド結成! ~最強仲間と歩む異世界冒険譚~

ユキワラシ

文字の大きさ
23 / 62
第一章:異世界転生と最初の仲間

第二十二話:決死の一撃、最終勝負!

しおりを挟む
「まだ終わらない……!!」

俺は黒剣をしっかりと握りしめ、ノワールに向かって突進する。黒いオーラが全身を包み込み、すべてを切り裂く力を呼び覚ます。

「どんな力だろうが、俺には通用しない。」

ノワールは冷徹に言い放ち、両手を広げると、黒紫の魔力を一気に解き放つ。

「《アビス・インフェルノ》!!」

黒い火焰が空間を覆い、俺に迫る。

「くっ、そんな……!」

その瞬間、魔法の火炎が俺を包み込むが、俺は黒剣を前に突き出し、全力で防ぐ!

「ナイトメア・バースト!!」

黒剣から発せられた爆発的な闇の力が、ノワールの炎を打ち消し、そのまま彼に向かって飛んでいく!

「うおおおおおおお!!!」

ドォォォォォン!!

ノワールが吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。

「くっ……やるな。」

ノワールが立ち上がり、傷口から黒い魔力を放ちながら、再び冷徹に俺を見つめる。

「だが、もう少しだ。」

その時、リリアがザガンに向かって全力で攻撃を仕掛けていた。

「リリア、気をつけろ!」

「大丈夫!」

リリアはザガンの血の刃をかわし、再度一撃を放つ!

「神速剣舞・月光の舞――二舞!!」

リリアの剣が月の光のように輝き、ザガンの血の刃を華麗に斬り裂く。だが、ザガンはそれを察知し、血の力を使って反撃する。

「ブラッド・リバース!」

血の刃が再びリリアに迫るが──

「……終わらせるわよ!」

リリアは強烈な一撃を放ち、血の刃を断ち切り、ついにザガンの剣を打ち砕いた!

「ぐぅっ……!」

ザガンが地面に膝をつくが、血の力で再生しようとする。だが、その瞬間、ルゥが炎の魔法を放つ!

「炎の竜よ、我に力を!!」

「ドラゴニック・フレア・インフェルノ!」

巨大な炎の竜がザガンに迫り、その身を焼き尽くす!

「無駄だ……!」

ザガンが血の力で炎を払おうとするが、炎の竜はそれを超え、ついに彼を焼き尽くした。

「ザガン、倒した……!」

リリアが息を呑んで立ち上がり、ルゥが安堵の表情を浮かべる。しかし、戦いは終わっていなかった。

「まだだ……!!」

ノワールが傷を癒しながら、再び立ち上がり、冷徹な目で俺を見つめる。

「お前の力、すべてを見せてもらうぞ。」

その瞬間──

「リーダー、これを!」

リリアが俺に駆け寄り、手に「光の石」を渡す。

「これは……?」

「これで、あなたの力を最大限に引き出せるわ。私たちと一緒に戦いましょう!」

「ありがとう、リリア!」

俺はその「光の石」を握りしめ、力を込める。瞬間、全身に光の力がみなぎり、黒剣の力と融合していく。

「さぁ、行くぞ! 最後だ、ノワール!」

俺は黒剣を構え、ノワールに向かって突撃する。

「お前の運命、終わらせてやる!!」


---

第二十三話予告:最終決戦! 黒剣 vs. 闇の魔王
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  ブックマーク・評価、宜しくお願いします。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。

久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。 事故は、予想外に起こる。 そして、異世界転移? 転生も。 気がつけば、見たことのない森。 「おーい」 と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。 その時どう行動するのか。 また、その先は……。 初期は、サバイバル。 その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。 有名になって、王都へ。 日本人の常識で突き進む。 そんな感じで、進みます。 ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。 異世界側では、少し非常識かもしれない。 面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。

処理中です...