異世界のおっぱい事情がおかしい件〜ありのままのOPP愛〜

蒼凪美郷

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第一章 勇者のはじまり 〜理想の彼女とビッチな魔族長〜

彼女の正体

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 魔族の国、コルヴォ。
 その主要部、ノワリーゼシティ。
 白に覆われたあの町ブランシェンをまさしく『白の町』と呼ぶのなら、ノワリーゼシティは『黒の町』と呼ぶに相応しいだろう。
 黒や灰色の背の高い建物──ビル群が並び、工場でもあるのか一部からはもくもくと煙が上がっている。いつかテレビで観たとあるアラブの国に似ている。
 大地の色は土色、その上を行き交う人たちの衣服にシュヴァーン国のような統一性は見られない。十人十色に衣服を身にまとい、女性たちは惜しげもなく美しい肢体を魅せている。
 なんて素晴らしい景色……。
 魔族の長シュヴァルツに連れられやって来た国を、多喜は黒獣大カラスの背からげっそりと見下ろしていた。


「……うぇ、きもちわるい……」
「大丈夫ですか、タキさま……?」

 頭上から心配げなルルミティの声が降ってきて、それと同時に額へひんやりとしたものが当てられる。水に濡れたタオルだ。多喜がそれを自分の手で押さえると、冷たさに気分が集中してとても気持ちが良い。ぐわんぐわんしていた頭の揺れと吐き気が治まっていくようだ。
 ルルミティのおっぱいとはまた違った柔らかさのある太ももの上で、多喜はころんと寝返りを打つ。
 目の前にはルルミティの腹と三角溝。その溝につい顔をぐりぐりと押し付けたい衝動に駆られたが、今はそんな元気が無い。
 慣れぬ飛行体験に、多喜は人生初の『乗り物酔い』を味わっていたのだった。
 おまけに美女の膝枕も経験しているところだ。ちなみに言っておくが、この膝枕は多喜からお願いしたのではない。ルルミティの方から申し出てくれたのでお言葉に甘えた次第だ。

「……ルルミティの太もも寝心地良いから治まった」
「ふふっ、タキさまったら」

 そう言って腹のあたりに抱き付いてみると、満更でもなさそうな声が返って来た。それから多喜の頭にルルミティの手が乗り、愛おしそうな手つきで撫で始めた。
 よしよしと赤子を撫でるような優しい触れ方についつい眠たくなってしまう。幸いにも今二人を邪魔するものはいない。
 白い壁に黒の家具で統一されたモダンな雰囲気の部屋は、まるで高級ホテルの一室のよう。横にならせてもらっている黒革のソファは高級感に溢れベッドのように柔らかい。
 現在二人は、ノワリーゼシティを一望できる高台に建てられた黒レンガの屋敷にいる。屋敷の主はもちろんシュヴァルツ。大カラスの背から降りたグロッキー状態の自分を気遣い、あらかじめ用意させたというこの部屋に案内されたのだ。
 大空の旅はとても感動したがそれ以上にダメージが大きかった。慣れればそのうち酔わなくなるだろうか。機会があればまた乗ってみたいところだが、果たして。

「あの、タキさま……?」
「んー……?」

 控えめに声を掛けるルルミティ。彼女の手から与えられる心地にぼんやりしていた多喜は気の抜けた返事をする。
 彼女の太ももの上で再びころりと寝返りを打ち仰向けの体勢になってみると、下から見るルルミティのおっぱいは実に迫力があった。さすがHappiness、顔を埋めたい。

「シュヴァルツ……さまのことなのですが……その……」
「……ああ、そっくり、だよな」

 言いにくそうに言葉を窄めたルルミティ。すべてを言われなくとも察した。

(やっぱり思うよな)

 天族国シュヴァーンの幼き女王ヴァイス。
 魔族国コルヴォの長だというシュヴァルツ。
 現実世界あっちでは自分に似た人間は三人以上いるだの言われていたが、似ているなんてものじゃない。肌の色、そして瞳と髪色が反対になっただけで声も顔もそっくりそのままなのだ。……まあシュヴァルツにはヴァイスに無いものがあったが、今はまあいいだろう。

「なあ、ルルミティ……自分とそっくりの人間がいたら、そいつとの関係で考えられるものって何だと思う?」
「それは……やっぱり家族、ではないでしょうか」
「……やっぱそうだよなぁ」

 二人がそっくりなのは、家族だから。そう考えれば似ているのも頷ける。
 だが彼女たちは敵同士である天族と魔族、その頂点に立つ人だ。
 しかし敵である筈のシュヴァルツからは敵意というものを一切感じなかった。大カラスの上で少し軽く自己紹介をしたが、思い返す限り彼女から攻撃的な目を向けられた覚えもない。
 それに出会った時も襲いに来たのではなく迎えに来たと言い、最初から歓迎されていた。多喜を『勇者』と呼ぶからには、自分がシュヴァルツに対し何らかの危害を加えるかもしれない相手だと分かっている筈なのに。
 それにハーフとはいえ一応は天族であるルルミティに対しても隔てることなくむしろ受け入れている。魔族の長であるシュヴァルツがそう簡単に敵を受け入れていいのだろうか。もしかしたら演技という可能性もあるが……
 そして────例えば、ヴァイスとシュヴァルツの二人が本当に家族だとして、疑問に思うのは『敵同士』の理由だ。
 何故家族でいがみ合い、シュヴァルツは天族を脅かし、ヴァイスは魔族を打倒しようとしているのか。ヴァイスに至っては異世界から勇者を呼び寄せてまで、だ。

 そうまでする理由は?
 二人の間に何があった?
 それは一体いつから……?

 多喜はルルミティに疑問を投げかけた。

「天族と魔族の仲が悪いのって、いつからかルルミティは知ってる?」
「ずっと昔からだと思います。わたしが生まれる前から二国は交流を絶っていましたから」
「そっか。じゃあヴァイスが女王になる前からなんだな。……となると、原因は先代に……?」

 ルルミティの回答に多喜は考え込んだ。相変わらず頭の下に彼女の太ももを感じ、うんうんと唸る。やっぱりこの世界は不思議だ。想像していた異世界となんだかずれている。
 しかし、この後ルルミティの口から出た言葉に多喜は絶句する。

「……?
 いえ、ずっと前から・・・・・・女王陛下は・・・・・ヴァイスさまでしたが・・・・・・・・・

 その事実に疑問を挟む余地なしとでも言うかのように、ルルミティが小首を傾げながら言い放った。

(ずっと、前から……?)

 ヴァイスの見た目からして、女王となったのはまだ最近のことだと思っていた。きっと突然先代が亡くなり、継げるのがヴァイスただ一人だったからとかそんな感じで。
 絶世の美少女でちょっと大人な口調で話すが、美味しいものには目が無い年頃の女の子なヴァイスだ。それがずっと前から女王だったというなら彼女は一体何歳からシュヴァーン国の頂点に君臨しているのか。
 そもそも彼女は────

「ヴァイスは、何歳なんだ……?」
「その疑問にはわらわが答えてやるぞい、勇者よ」

 颯爽と飛び込んだ鈴声。
 身体を起こし声のした方を見てみれば、シュヴァルツがドアを両手で開け放ち入って来たところだった。
 小柄な体格にはやや大きなFカップおっぱいが歩く彼女の動きに合わせてぽんぽんと弾む。出るところは出て締まるところは締まっている彼女の見事な肢体が近づく。
 彼女は多喜たちが座るソファの向かいにどかりと座る。ホットパンツを履いた御御足を魅せるように組むと銀色の瞳を多喜へ向けた。

「顔色も随分良くなったのう。クロノから降りた時は酷く青い顔しておったから驚いたわい」
「あはは……何分空を飛んだの初めてだったもんで」

 多喜の顔を覗き込むように身を前へ乗り出したシュヴァルツ。∪の字に開いた胸元がチラリ、谷間がくっきり。目がついついそっちを向いてしまう。

(……マジで顔はそっくりなのに、ここは違うよなぁ)

 ルルミティに比べれば小さいが、それでも充分なほど立派なおっぱいである。たぷんたぷんと揺れているそれを下からむにむにと持ち上げたい。
 ちょっと年寄りくさい口調のロリ娘は後ろに体重を掛けどかりとソファへ座り直した。ああ、おっぱいが離れていく……
 名残惜しく思っていると、多喜から視線が離れたシュヴァルツの目がルルミティへと向けられた。

「さて……タキに折り入って話がある。ルルミティよ、すまぬが席を外してくれるかの」
「えっ……あ、はい……わかりました……」

 言われたルルミティは少々戸惑いつつも了承した。だが知らない場所で多喜と引き離されることが不安なのか、ちらちらとこちらを見ている。
 彼女の視線に気づき、多喜は立ち上がろうとするルルミティの手をそっと握った。

(大丈夫だから)

 口には出さず瞳に想いを乗せ彼女を見つめると、不安そうだったルルミティの表情が和らいだ。上手く伝わったようだ、小さく微笑み返してくれたルルミティへ多喜は頷き返した。
 ほんの少しだけ漂った甘い雰囲気にくすりと笑う気配がする。シュヴァルツだ。

「タキに出会えてよかったのぅ、ルルミティ。……シュヴァーンでの暮らしは辛かったじゃろ? ここではなんの心配もいらぬぞ、着替えの用意をさせたからゆっくり風呂にでも入ってくるがよい」
「……っ、ありがとうございます。シュヴァルツさま……」

 不意打ちのように掛けられた気遣いの言葉にルルミティの瞳が涙で滲んだ。あっという間に大きくなった涙粒がぽろりと零れ落ちる。
 ルルミティは涙を拭うとシュヴァルツに向けて頭を下げ、彼女を案内するためにやってきたメイドと共に部屋を出て行った。
 パタンと扉が閉められ、一瞬だけ静まり返った室内。
 残ったのは多喜と魔族の長シュヴァルツだけとなった。さきほどまで無かった緊張の波が多喜へ押し寄せる。

(……なんか、気まずい……)

 いざ二人きりにされると、どうしたらいいか分からない。
 ヴァイスと瓜二つとはいえ、相手は敵|(だとされている)の長、つまりボス、しかもラスボスだ。
 折り入って話があると言っていた。一体何の話だろうかと気になるところだが、それよりも気になることが一つ……

「ナゼそんなジッと見ているんデスか」

 膝に肘をつき顎に手を添えニヤニヤと熱視線を送ってくる美少女へ、多喜はつい片言の敬語で尋ねてしまった。
 対してその美少女──シュヴァルツは、表情を思いっきり緩めこう返してくる。

「んふふふふぅ。いや、なかなか可愛い顔をしていると思ってのぅ」
「へぇあっ!?」

 思わず変な声が出た。可愛い顔だなんて生まれて初めて言われたのだ、しかも突然。驚くのも無理ないだろう。
 驚く多喜にむふふと妖しい笑みを浮かべたシュヴァルツがととっと移動し多喜の隣へとやって来る。シュヴァルツは多喜の足の間に片膝を入れてソファに乗り、ぴたりと密着するように左腕をむぎゅっと抱き締めてきた。上腕部がとんでもなく柔らかいものに包まれる。

(……こ、これは……!)

 顔と足の間に熱が一気に込み上げてきた。顔はぽっぽっと熱くなり、股間はパンパンに膨れ上がってキツイ。
 さらさらと流れ落ちるように長い金糸が多喜の身体にかかり、ふわりとシトラス系の爽やかな匂いが香った。溌剌な印象の彼女に似合う香りに昂ぶりが抑えられずムラムラしてきた。
 それにちょっと視線を落とせばむにゅりと腕に押し付けられた乳房があって────ちらりと覗く情熱的な赤レースが、エロい。

(この娘……エロエロかッ!!)

 女経験が無い多喜でも分かるこのシチュエーション。まさかまさかの────俺、美少女に迫られています。唐突なエロ展開に思わず喉を鳴らした。
 そんな多喜の反応にシュヴァルツは笑みの度合いを強め、ぺろりと舌なめずりしながら顔を近づけてきた。迫りくる美少女の顔に胸が高鳴る。

「のう……タキ……」
「えっ、ああ、うっ、うん、ナンデスカ」
「んふふっ、そんな緊張せんでもよいぞ。わらわはな、タキと……親睦を深めたいのじゃ」
「し、親睦を……?」

 ────何その意味深な発言。股間の膨張度がワンランクアップした。

「で、でも話があるんじゃ……」
「ああ、そうじゃ。しかし話はしながら・・・・でもできるじゃろ?」
「し、しながら……?」
「例えば……ほれ」
「────っ!」

 多喜の左足を跨ぐようにして膝立ちになったシュヴァルツが、驚くことに上衣をがばりと脱ぎ捨てたのだ。シュヴァルツは脱いだそれを向かいのソファへと放る。

(これが、魔族の誘惑……!)

 ふぁさりと音を立て着地した服を目で追い、多喜は胸中で呻いた。
 元々ホットパンツとビキニという服装だったから脱いでもそんな代り映えしないかと思ったがそんなことはない。生で見る総レースの真っ赤なブラジャーが素晴らしい。それに包まれた大いなる実りも勿論……

「んふふ、どうじゃ? こんな膨らみ、ヴァイスにはなかったじゃろ」

 まさかこのタイミングで一番聞きたかった話に触れてくるとは思わなかった。
 多喜の膝にお尻を落とし、上体を反らして胸を強調するポーズを取ったシュヴァルツの口から彼女の名前が出る。多喜が話題に触れやすいよう配慮してくれたのだろう。だがこのエロエロになりつつある雰囲気で聞くのは少々辛い。
 果たしてエロに集中するべきか、話に集中するべきか……。魅惑的な赤いブラジャーから目が逸らせない。

(くっ……でも、一応ここは敵地! まだシュヴァルツが敵でないと確信したわけじゃない。ちゃんと話を聞くまでは……冷静になれ、俺!)

 多喜は誘惑に負けそうな心|(というか下半身)を叱咤し、視線をどうにか美少女の顔へ移した。
 改めて見たシュヴァルツの表情は、幼い顔立ちのくせに大人顔負けの妖艶さを纏っていた。目尻をとろんと下げ、ほのかに頬を紅くし、桃色の唇から漏れた熱い吐息が多喜に掛かる。────ゾクゾクした。

「き、ききき、きみはやっぱりヴァイスと……?」
「んふふ、シュヴァルツでよいぞ」

 思い切り吃ってしまった。これでは、動揺しているのが丸わかりだ。

(冷静になんていられるか! 俺は童貞だぞ!)

 多喜は開き直った。開き直ることにした。
 だってシュヴァルツが可愛い! おっぱいの眺めがいいんだもの! ──視線は再び彼女の胸元へ吸い寄せられた。
 そんな多喜へ妖艶な微笑みを向けるシュヴァルツ。彼女の手がするりと首に巻き付いて距離が一気に縮まる。
 至近距離で見れば見るほど、シュヴァルツの顔はヴァイスと瓜二つだと思う。金瞳と銀瞳、銀髪と金髪、白い肌と褐色肌……本当に色が違うだけ。あとおっぱいも。

「わらわと、ヴァイスはよく似ておろう?」

 シュヴァルツの唇が多喜の耳元に寄せられ、ふぅと息を吹きかけるように囁かれる。
 ゾクゾクと快感のようなものが走って、下半身がぶるりと震えた。

(これは、本当に……やばい)

 最早暴発しそうな勢いで硬くなる分身に危機感が芽生える。ただ迫られているだけの状況に昂ぶりが抑えられず、魔族の本領を発揮したシュヴァルツの誘惑に耐えられそうもない。

(せ、せめてパンツの中で出すのは回避したい……!)

 まあ、もう既に先走ったのが出てしまっているのだが。
 多喜の興奮を冷ますものは無く。だが次に囁かれたシュヴァルツの言葉に、多喜の言葉は驚くほど冷静となった。

「似ておるのも当たり前じゃ。わらわ達は双子の────創造神、じゃからの」

(双子の、創造神……?)

 多喜はシュヴァルツの肩を軽く押し離し、彼女の顔を見上げた。
 彼女の姿にヴァイスが重なる。瓜二つの二人は寸分の狂いもなくぴったりと型に収まった。
 ────なるほど、瓜二つな筈だ。双子という事実に納得がいく。しかしもう一方の単語は?
 何も言えずにいると、シュヴァルツが多喜に顔を近づけてきた。桃色の唇が開かれる。

「わらわ達はつまり────この世界を創った神なのじゃ」

 途轍もなくファンタジーな事実に言葉も発する間もなく、多喜はシュヴァルツに唇を塞がれた。
 驚くほど柔らかな感触が自分の唇を食んでくる。冷静だった思考はあっという間に蕩けて、何を考えるまでもなく彼女の口づけを多喜は受け入れた。
 この後に続くは言葉か官能的体験か────

「さあ、タキ……わらわと親睦を深めようぞ……」

 期待した通り、選ばれたのは後者だった。
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