サニー SUNY
森川佐新は小柄で大人しい中二女子。転校生の世羅佑里は、守ってあげたい可愛さと儚さを感じ、端切れの悪い佐新を毎朝甲斐甲斐しく迎えに行く。しかし、それは佐新の一面だった。透白町の早過ぎる初夏、佑里が迎えに行くと佐新は既に家を出ていた。学校につくなり、佑里を激しく羽交い締めにする佐新の変貌ぶりに佑里は激しくショックを受ける。
佐新は夏娘だったのだ。級友たちは佐新のパワフル&突然の思いつきと行動に巻き込まれることを恐れている。しかし、佐新は悪びれた風など微塵もない。愛らしいスマイルで怒りの矛先をはぐらかす。佑里は途惑いつつも、新しい佐新の魅力に惹かれていく。
佐新は夏娘だったのだ。級友たちは佐新のパワフル&突然の思いつきと行動に巻き込まれることを恐れている。しかし、佐新は悪びれた風など微塵もない。愛らしいスマイルで怒りの矛先をはぐらかす。佑里は途惑いつつも、新しい佐新の魅力に惹かれていく。
一.いつでも夏は元気
二.透明で白い町
三.空にアイスクリンの丘
四.有効都市モノリース
五.涼しげな水平線
六.文明よさらば
七.海の見える丘なのに森のキャンプ場
八.透映シネマ
九.海は時空を越えて
十.た・と・え・ばの話
あなたにおすすめの小説
午後の紅茶にくちづけを
TomonorI
キャラ文芸
"…こんな気持ち、間違ってるって分かってる…。…それでもね、私…あなたの事が好きみたい"
政界の重鎮や大御所芸能人、世界をまたにかける大手企業など各界トップクラスの娘が通う超お嬢様学校──聖白百合女学院。
そこには選ばれた生徒しか入部すら認められない秘密の部活が存在する。
昼休みや放課後、お気に入りの紅茶とお菓子を持ち寄り選ばれし7人の少女がガールズトークに花を咲かせることを目的とする──午後の紅茶部。
いつも通りガールズトークの前に紅茶とお菓子の用意をしている時、一人の少女が突然あるゲームを持ちかける。
『今年中に、自分の好きな人に想いを伝えて結ばれること』
恋愛の"れ"の字も知らない花も恥じらう少女達は遊び半分でのっかるも、徐々に真剣に本気の恋愛に取り組んでいく。
女子高生7人(+男子7人)による百合小説、になる予定。
極力全年齢対象を目標に頑張っていきたいけど、もしかしたら…もしかしたら…。
紅茶も恋愛もストレートでなくても美味しいものよ。
MR彼女と魔法の時間〜天才少女発明家は兄のアレコレに興味津々!番外編〜
さこゼロ
キャラ文芸
「くくく、お兄ぃに拒否権なんて無いんだよ」
可愛い妹のささやかなお願いを断られたゼロ美は、得意の発明で、兄に自作のゲームをプレゼントする。そしてそのゲームの最後には、とあるイベントが仕組まれていた。
番外編と銘打っていますが、本編未読でも全く問題ありません!むしろ健全な青少年の皆さんは、絶対に読まないでください!
メゾン・ド・エシクス
世万江生紬
キャラ文芸
ここはソートスキルと呼ばれる異能力を持つ住人たちが生活を共にするメゾン・ド・エシクス。メゾンの調査にやってきた探偵事務所社員の双葉と空は変わり者の住人たちの生活を調査していく。時に殺伐と、時にのんびりと暮らす彼らの名は__。
「倫理」に出てくる思想家たちの紹介物語。
青い祈り
速水静香
キャラ文芸
私は、真っ白な部屋で目覚めた。
自分が誰なのか、なぜここにいるのか、まるで何も思い出せない。
ただ、鏡に映る青い髪の少女――。
それが私だということだけは確かな事実だった。
ミコマイ犯科帳・レポート①「ねずみ小僧に関する考察」
よこゆき
キャラ文芸
シャーマン(降霊)の能力を持つ歴女・御子柴舞。彼女の使命は、歴史上の理想の男性を現世に降霊させ結ばれることにある。シリーズ①で、舞は鼠小僧について調べるうちに、同時代を生きた遠山金四郎と水野忠邦が関係していると推論する。「ねずみ小僧」とは、忠邦と金四郎が裏金を運ぶために生み出した架空の盗人ではないかと。舞は田沼意次の末裔・真吾と知り合い、彼の身体を触媒にして意次の孫・意義の霊魂と接触する。舞の推理はあたっていて、彼がねずみ小僧のようだ。意義は従者の渡辺良左衛門の手を借り、農民たちを救うべく忠邦の蔵から一万両の裏金を盗み出す。だが忠邦の命を受けた金四郎が、大捕り物を組織し意義を追い詰める。万事休した意義は、その場で切腹したかと思われたが…。
デリバリー・デイジー
SoftCareer
キャラ文芸
ワケ有りデリヘル嬢デイジーさんの奮闘記。
これを読むと君もデリヘルに行きたくなるかも。いや、行くんじゃなくて呼ぶんだったわ……あっ、本作品はR-15ですが、デリヘル嬢は18歳にならないと呼んじゃだめだからね。
※もちろん、内容は百%フィクションですよ!
玄関フードの『たま』
ながい としゆき
キャラ文芸
吾輩は『たま』である。だけど、子猫の頃に去勢されたので、タマはもうない。
なんて、すごい文学作品の真似をしてみたけれど、僕には『たま』っていう名前があるし、同居人が変わってもこの名前は引き継がれているから、僕は一生『たま』なんだと思う。それに僕は吾輩というガラでもないし、哲学的な猫でもない。アレコレ難しく考えるよりも、目の前の出来事をあるがままに受け止める方が僕の性に合っているし、何より気楽で良い。(冒頭)
現在の同居人夫婦は、前に住んでいた家で外通いの生活をしていた僕のことを気遣ってくれて、寂しくないようにと玄関フードから外を眺められるように玄関のドアを開けっ放しにしてくれている。
そんな僕が地域のボス猫『海老蔵』とタッグを組んでニャン格を上げるために頑張るハートフルでスピリチュアルでちょっぴりファンタジーな不思議なお話。