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セクシャルマイノリティ
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僕は、中学生時代、同性愛でした。卓球部に属してて、その頃青の短パンから、覗く太ももが僕の心をそそり、気になった子の素足をさすっていたら、自分がボッキしている事に気づき、隠すのに必死でした。好きになるタイプは、小学五年生から拗れていた。たまたま、可愛い顔立ちをしていた同級生の局部、睾丸を見て僕は初めて勃起した。それから、僕は、プールの時間は休むようになった。その時期、多感だった時期だった。ペニスの皮は生まれた時から剥けて居た。だから、その事で同級生に良く、からかいの対象とされたり、見せろと脅すやつもいた。拒むと、コンパスの針が、自分の身体と目と鼻の先に刺さって僕は大泣きした。酷い、悪質な性的嫌がらせを受けていた。話を本当なら、順序立てて話したいが、僕は同性愛だった。同性のぽっちゃりと小太りで、可愛いタイプの子に感じる。人間なら好きな人が居て、全ての人間を愛せるなんてそんな事神でしか出来ない。僕は、神ではない。されど、そんなことより自分が、子供の頃、同性に感じ、好きだったのは、本当だった。女の子には何も感じなかった。今、僕は大人だが、オネェとか今言われて居る人達の気持ちにどういうわけかなっている。ドレスを着た、妖艶で、sexyな魅惑的女性を見るのがたまらなく好きだ。普段は子供なのに、ダンスをする時、ものすごくsexyに踊る地元のダンス大会で、踊る10才の子を見た時、感嘆の声を思わず上げた。僕は、少女が大人びて見えるそんな瞬間に、高揚する。女の歌を歌う事に昔、躊躇いがあった。だが、今は惜しげもなく歌っている。それは、女性シンガーが時代をリードして居た頃の僕にとって、何処かで妬んでいた様だ。そのシンガーに憧れる一方で、僕には歌えない、その辛さが愚痴になって居た。好きだった。ならば、その歌を歌えば良い。凄く簡単な事だった。僕はその歌手が大好きだったし、憧れていた。そんな人になりたい、そう思っていたんだよ。だから、今の自分は音楽を作って歌って、自分の出したい好きな声で歌える。制約がないから、メロディーラインも自己流だけど、僕は歌う事がとても喜びになっている。ゲイだとか避けていたけど、自分は貴方を性的に好きではない、それが言えなかっただけだったのかもしれない。自分の辛かった境遇も、過去に起因する罪の意識も、性的マイノリティだったからか、と想う。今の僕は、ただ真っ直ぐに自分の愛する者たちに愛を込めて捧げている。お金では買えないものを。それは強制されない愛のメッセージだったのだ。それが僕が一番大切にしたかった事だった。幸せである。
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