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第十一話 あの頃の私へ
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余命宣告一週間と宣告された私。
ついに天に召される時が来たんだと思った。
残りの余生を難なく過ごせると思っていたのだが、3日後にある4日間の修学旅行が待っていたのだ。
私の残された時間の中でお母さんと話せるのは後3日。平日で学校だった為、さらに話す時間は縮小される。修学旅行の前日で学校から休みをもらった。
「どこに行くの?」
「ちょっとそこまでよ。」
家族4人で行っていた展望台に来た。
私が修学旅行でもう会えない、いなくなることをお母さんに報告したら泣き崩れるんだと思っていたけれど、お母さんは、微動だにしなかった。全て受け止めてくれたのだろう。
「由香里が楽しんでくれるんだったら、私は行ってもいいよ。」
と旅行には賛成して言ってくれたが、修学旅行で行ってしまうともう会えなくなってしまう事実を帳消しにすることはできない。
しかし、その3日という限られた時間はもう終わってしまった。
私はバスの中だ。今さっきお母さんと永遠の別れをしてきた。
「逝ってくるね」という言葉を残して、私はあの二人のようにお母さんから姿を消したのだ。
きっとお母さんも私のそばにいたかったのに。
今まで修学旅行をずっと欠席でいたので、死ぬ前にせめて一度だけの思いで行かせてくれたのだ。
泣き崩れているだろう。私が消えてしまったから。
「あとは任せましたよ。悠木先生。私の役目は終えました。」
私を見送ったお母さんが最後の言葉を残して学校を後にした。
私は涙が止まらなかった。まず、平然と見てられなかった。お母さんの寂しそうな視線が私に焼き付けていた。
私は何も言葉を言わず、ただ呆然として窓越しに見ていた。
「もし生きられたとしたら。また会えるかな。」
もう私に明日なんて来ないかもしれない。夜に眠ったら朝起きられないかもしれない。私は怖かった。
恐怖を抱えながら、私は4日間の修学旅行が始まった。バスに乗って、近くの空港で飛行機に乗って北海道に到着する。1日目の多くが移動だった。
けれど、クラスメイトたちはわたしの死を忘れさせてくれるかのように楽しませてくれた。まぁほとんどは恋愛の話だけど。
「おい!お前の好きな人クラスの中にいるんだろ?早く言えよ。」
「えーほんとにいるの?」
「なんで言わなきゃいけないんだよ!夜のお楽しみだろ?」
「お前たちやめとけ。」
「先生なんでですか。先生もこの時期は恋してたんじゃないですか?」
「先生!ほんとですか!」
「私、先生の恋事情知りたい!」
「私も!」
「だから知ってどうするんだって!」
みんなが気になり出した。この時期特有のあれなのかもしれない。私は1番後ろの窓側の席からみんなの会話をゆっくりと楽しんでいた。
「由香里!」
「えっ!何!」
「由香里は彼氏いたことあんの?」
「たしかに」
「私聞いたことないわ。」
「由香里の恋愛事情知りたーい!」
みんなが私に興味津々で聞いてきた。まるで白いベールに包まれたドレスを一枚ずつ剥がされていくような心の抉り方をしていた。
「私、いないの彼氏。」
棒読みで答えた。
「嘘だろ!この年でまだいないのか。お前可愛いのに。もし今夜俺と・・・」
「ねぇ、そんな馬鹿なこと言わないでくれる!?由香里がそんなことをする分けないでしょ!?」
「そんなお前はどうなんだよ?優奈?」
「えっ・・。私、中学の時にいたことがあるわ。」
みんなは目を飛び出したかのように驚いた。
「えーーお前いたの!?」
「優奈にもいたんだ。大切な人。」
「由香里!変なこと言わないで!全くうちの男衆はみんなこうなんだから。」
「でもいいんじゃない?結構楽しかったでしょ?」
「違うって!ったくあんたまでクラスの洗礼受けたか!」
「悪い?これでも一人の女だよ。こういうのには敏感にならないとね。」
優奈は頬が赤くなるほど恥ずかしくなっていた。
中学で彼氏ができたとは言えども、すぐに別れたのだという。中学二年の優奈は同じクラスの短髪スポーツ系イケメン男子に告白されたが、
「生理的に無理。眼中にない。」とさっぱり言われて3日で別れたという。
「ったく、どいつもこいつもおかしいんだから。うちの学校って普通の人いないかなーー。」
「おい、俺の話はどこに行ったんだよ。」
「先生、まさか欲しがってたんですか?」
「やーーそんなことじゃないよー別に欲しがってないもん!」
「先生欲しがってるのバレバレですよ!野心出ちゃってますよ!」
「先生も女子になるとこあるんだ。可愛い!」
という高校生らしい話はバスと飛行機の中で8時間ぐらい話をしていたのだ。
私は呆れて寝ようとしたが、できなかった。
人生初の飛行機はとてもエキサイティングである。
たくさんの足音が聞こえてきた。
どうやら北海道に着いたんだ。
もう夕方に差し掛かっているけど、少しは回れるかな?
「由香里!話があるんだが、いいかな?」
「はい!」
悠木先生に連れて行かれたのは、宿泊予定の旅館だった。まだ誰もきてはいないが、客室に入ることができたので、中で話すことにした。
「別にいいじゃないですかーまだ時間はあるし。」
手を握りしめてドアを開けた。何故か優奈のお父さんがいた。
「え?なんでここにいるんですか?」
「由香里さん。たしかに私は今日病院でいつものように仕事をする予定でしたが、優奈に説得されました。」
「優奈が?」
「ええ、もし何かあった時に誰か知人がいれば安心だと思うから。と言われたんです。由香里さんのお母さんが仕事が片付かなくて同行できないので、代わりに私がきました。私でよければなんでも言ってください。」
「先生。ありがとうございます。」
「下村先生、こんな私のためにわざわざありがとうございます。」
「由香里さん。こんな私ってもう言わないでください。たしかに世界は人種差別や人権などの多くの問題を抱えて、多くの人は不平等だと言いますが、基礎に振り返ってみれば、人権の本質は平等なんです。人を上下関係なくみんなが同じ輪の中にいるんです。後裕太って呼んでください。呼び捨てには慣れているので。」
「裕太。何かあなたの言葉で救われました。ありがとうございます。」
私は悠木先生と裕太の三人で今後について話し合った。しっかり対策も練った。
私以外にも怖くて眠るとこができない人がいると思うとなんだか改めて怖く感じる。
夜になるとみんなが戻ってきた。
「由香里来てたんだ。」
「今まで何してたんだよ。」
「心配してたんだぞ。」
「ああ、みんなごめんね。明日思う存分楽しもうよ。」
仕方がなく言ってまたはいいものの、どのように楽しめばいいのかはわからなかった。
けど、あの頃の私に一歩近づくことができるのなら手段はなんだっていい。
眠ることが恐怖。起きたら幸運かもしれないが、目が覚めないこともある。私は不安だったが、裕太に四六時中見てもらい、無事に眠ることができた。まだ見ぬ明日に備えて。
「優奈にこんな友達がいたなんて知らなかったな。最初病院で会った時はそんなことは言わなかったのに。」
実は私と優奈は小学校、高校と一緒であったという。つまり同級生だったということだ。
私は高校で優奈に会った時に初めてだった気がしたのに。
「優奈。お前もそう言えば11年前にこの状態だったよな。まるで同じ光景を見ているようだ。」
「しかし、余命宣告なんて。今までの患者では初めてになるな。医者として患者の犠牲は免れることはできないけど、こんなに寂しいことはなかったよ。」
メガネを取り一滴の滴が口の中に入っていった。
すると、裕太は私のポケットに何かものが入っているのに気がついた。
「まさか!!!!」
私のポケットにあったのは。なんだったのか。
第十二話に続く
ついに天に召される時が来たんだと思った。
残りの余生を難なく過ごせると思っていたのだが、3日後にある4日間の修学旅行が待っていたのだ。
私の残された時間の中でお母さんと話せるのは後3日。平日で学校だった為、さらに話す時間は縮小される。修学旅行の前日で学校から休みをもらった。
「どこに行くの?」
「ちょっとそこまでよ。」
家族4人で行っていた展望台に来た。
私が修学旅行でもう会えない、いなくなることをお母さんに報告したら泣き崩れるんだと思っていたけれど、お母さんは、微動だにしなかった。全て受け止めてくれたのだろう。
「由香里が楽しんでくれるんだったら、私は行ってもいいよ。」
と旅行には賛成して言ってくれたが、修学旅行で行ってしまうともう会えなくなってしまう事実を帳消しにすることはできない。
しかし、その3日という限られた時間はもう終わってしまった。
私はバスの中だ。今さっきお母さんと永遠の別れをしてきた。
「逝ってくるね」という言葉を残して、私はあの二人のようにお母さんから姿を消したのだ。
きっとお母さんも私のそばにいたかったのに。
今まで修学旅行をずっと欠席でいたので、死ぬ前にせめて一度だけの思いで行かせてくれたのだ。
泣き崩れているだろう。私が消えてしまったから。
「あとは任せましたよ。悠木先生。私の役目は終えました。」
私を見送ったお母さんが最後の言葉を残して学校を後にした。
私は涙が止まらなかった。まず、平然と見てられなかった。お母さんの寂しそうな視線が私に焼き付けていた。
私は何も言葉を言わず、ただ呆然として窓越しに見ていた。
「もし生きられたとしたら。また会えるかな。」
もう私に明日なんて来ないかもしれない。夜に眠ったら朝起きられないかもしれない。私は怖かった。
恐怖を抱えながら、私は4日間の修学旅行が始まった。バスに乗って、近くの空港で飛行機に乗って北海道に到着する。1日目の多くが移動だった。
けれど、クラスメイトたちはわたしの死を忘れさせてくれるかのように楽しませてくれた。まぁほとんどは恋愛の話だけど。
「おい!お前の好きな人クラスの中にいるんだろ?早く言えよ。」
「えーほんとにいるの?」
「なんで言わなきゃいけないんだよ!夜のお楽しみだろ?」
「お前たちやめとけ。」
「先生なんでですか。先生もこの時期は恋してたんじゃないですか?」
「先生!ほんとですか!」
「私、先生の恋事情知りたい!」
「私も!」
「だから知ってどうするんだって!」
みんなが気になり出した。この時期特有のあれなのかもしれない。私は1番後ろの窓側の席からみんなの会話をゆっくりと楽しんでいた。
「由香里!」
「えっ!何!」
「由香里は彼氏いたことあんの?」
「たしかに」
「私聞いたことないわ。」
「由香里の恋愛事情知りたーい!」
みんなが私に興味津々で聞いてきた。まるで白いベールに包まれたドレスを一枚ずつ剥がされていくような心の抉り方をしていた。
「私、いないの彼氏。」
棒読みで答えた。
「嘘だろ!この年でまだいないのか。お前可愛いのに。もし今夜俺と・・・」
「ねぇ、そんな馬鹿なこと言わないでくれる!?由香里がそんなことをする分けないでしょ!?」
「そんなお前はどうなんだよ?優奈?」
「えっ・・。私、中学の時にいたことがあるわ。」
みんなは目を飛び出したかのように驚いた。
「えーーお前いたの!?」
「優奈にもいたんだ。大切な人。」
「由香里!変なこと言わないで!全くうちの男衆はみんなこうなんだから。」
「でもいいんじゃない?結構楽しかったでしょ?」
「違うって!ったくあんたまでクラスの洗礼受けたか!」
「悪い?これでも一人の女だよ。こういうのには敏感にならないとね。」
優奈は頬が赤くなるほど恥ずかしくなっていた。
中学で彼氏ができたとは言えども、すぐに別れたのだという。中学二年の優奈は同じクラスの短髪スポーツ系イケメン男子に告白されたが、
「生理的に無理。眼中にない。」とさっぱり言われて3日で別れたという。
「ったく、どいつもこいつもおかしいんだから。うちの学校って普通の人いないかなーー。」
「おい、俺の話はどこに行ったんだよ。」
「先生、まさか欲しがってたんですか?」
「やーーそんなことじゃないよー別に欲しがってないもん!」
「先生欲しがってるのバレバレですよ!野心出ちゃってますよ!」
「先生も女子になるとこあるんだ。可愛い!」
という高校生らしい話はバスと飛行機の中で8時間ぐらい話をしていたのだ。
私は呆れて寝ようとしたが、できなかった。
人生初の飛行機はとてもエキサイティングである。
たくさんの足音が聞こえてきた。
どうやら北海道に着いたんだ。
もう夕方に差し掛かっているけど、少しは回れるかな?
「由香里!話があるんだが、いいかな?」
「はい!」
悠木先生に連れて行かれたのは、宿泊予定の旅館だった。まだ誰もきてはいないが、客室に入ることができたので、中で話すことにした。
「別にいいじゃないですかーまだ時間はあるし。」
手を握りしめてドアを開けた。何故か優奈のお父さんがいた。
「え?なんでここにいるんですか?」
「由香里さん。たしかに私は今日病院でいつものように仕事をする予定でしたが、優奈に説得されました。」
「優奈が?」
「ええ、もし何かあった時に誰か知人がいれば安心だと思うから。と言われたんです。由香里さんのお母さんが仕事が片付かなくて同行できないので、代わりに私がきました。私でよければなんでも言ってください。」
「先生。ありがとうございます。」
「下村先生、こんな私のためにわざわざありがとうございます。」
「由香里さん。こんな私ってもう言わないでください。たしかに世界は人種差別や人権などの多くの問題を抱えて、多くの人は不平等だと言いますが、基礎に振り返ってみれば、人権の本質は平等なんです。人を上下関係なくみんなが同じ輪の中にいるんです。後裕太って呼んでください。呼び捨てには慣れているので。」
「裕太。何かあなたの言葉で救われました。ありがとうございます。」
私は悠木先生と裕太の三人で今後について話し合った。しっかり対策も練った。
私以外にも怖くて眠るとこができない人がいると思うとなんだか改めて怖く感じる。
夜になるとみんなが戻ってきた。
「由香里来てたんだ。」
「今まで何してたんだよ。」
「心配してたんだぞ。」
「ああ、みんなごめんね。明日思う存分楽しもうよ。」
仕方がなく言ってまたはいいものの、どのように楽しめばいいのかはわからなかった。
けど、あの頃の私に一歩近づくことができるのなら手段はなんだっていい。
眠ることが恐怖。起きたら幸運かもしれないが、目が覚めないこともある。私は不安だったが、裕太に四六時中見てもらい、無事に眠ることができた。まだ見ぬ明日に備えて。
「優奈にこんな友達がいたなんて知らなかったな。最初病院で会った時はそんなことは言わなかったのに。」
実は私と優奈は小学校、高校と一緒であったという。つまり同級生だったということだ。
私は高校で優奈に会った時に初めてだった気がしたのに。
「優奈。お前もそう言えば11年前にこの状態だったよな。まるで同じ光景を見ているようだ。」
「しかし、余命宣告なんて。今までの患者では初めてになるな。医者として患者の犠牲は免れることはできないけど、こんなに寂しいことはなかったよ。」
メガネを取り一滴の滴が口の中に入っていった。
すると、裕太は私のポケットに何かものが入っているのに気がついた。
「まさか!!!!」
私のポケットにあったのは。なんだったのか。
第十二話に続く
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