推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる

ケイちゃん

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復活の厄災編

第三十話 夢が堕ちた日①

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 第一次試験が終わった後、試験合格者は別室で休憩をとっていた。
 第一次試験の疲労から目を閉じて休憩するものもいれば、魔法を反復練習して確実に唱えられるよう努力している試験者に分けられた。
 アルノアはその後者であり、土壇場で発現した魔法の感覚が消えないうちに何度も練習をしていた。

「…よし、氷結魔法も大丈夫だ。これで三つの基本属性は全て唱えられる。」

 アルノアは魔法陣を小さくさせて放つ原理を見つけ出したことで、基本属性である三つの魔法を唱えることに成功した。
 確実に唱えられるようになって内心喜んでいるのも束の間、アルノアの体の中である異変を感じた。

 ズキッ…

「痛っ…なんだ今の。何か胸にチクッとした痛みが…。」

 痛みの原因を探そうとしたが、その痛みはすぐに消えてしまった。
 きっと練習している間に食べていたお菓子が喉につっかえたのだろう、そう考えると別に気にもしなくなりホッとため息を吐いた。

 ポーン…ポーン…

 部屋に飾られた古い時計が鳴り出した、試験者達の休憩時間が終わったようだ。
 次なる試験に試験者達は腹を固めたような表情をしていた。次の試験で合格が決まる、絶対に失敗はできないという強い感情が見られた。

「いくか!第二次試験!」

 アルノアは自身の頬を叩き、気合いを入れてその部屋を後にした。

 ーー試験会場。

 舞台は第一次試験で使われた試験会場、本棚は格納され何もない場所なことに変わりはないが、一つだけ…床に展開されている魔法陣の存在が先程とは様子が違うことに気づいた。

「皆集まったな、ではこれより第二次試験を始める。」

 魔法陣から距離を離した場所に試験官であるサピエルが佇んでいた。そして第一次試験を合格した試験者達の顔を見て、これから行う試験の内容を説明した。

「君達は第一次試験で魔法の基礎を覚えた、次からは魔法の応用《実戦形式》で魔法を覚えてもらう。」

 サピエルは魔法陣に向けて指を鳴らすと、魔法陣から光が溢れ出し中央から蠢く何かが現れた。
 光の色加減で見えずらいが緑色の細い体型をした人間、そして人間にはない鳴き声がそこから聞こえた瞬間試験者達はざわつき始めた。

「おい…まさか…。」
「実戦形式ってそういうことかよ。」

 試験者達の目に映ったのは自分達より背の低い小鬼、ゴブリンだった。それも二体も。
 魔法の基礎を覚えた試験者と目の前に現れたゴブリン、これらから自分達は何をするのか誰もが理解した。

「試験の内容は、この召喚された魔物の討伐。制限時間は10分、倒せなかったり、これ以上の続行が不可能だと判断した場合、そこで失格とする。」

 試験者達が想像したことを、サピエルは試験の内容を説明しながら話した。
 それを聞いてますます試験者達の顔色が緊張に染まった。無理もない、今まで本能的に避けていた魔物を前にして戦おうというのだ。怖い以外の感情がどこにあるだろうか。

「ゴブリンって…魔物を倒すのは黒魔法使いの役割だが、覚えたてで急に実戦なんてハードすぎるだろ。」
「あっ、あの…これ以上の続行が不可能って、もしかして私達に襲いかかるんですか?」

 魔物討伐という課題に焦っている試験者達の中で一人のおどおどした様子の試験者が、襲いにくるのかという質問を投げた。
 細かく言えば、怪我を出してまで試験を受けないといけないのかという質問にサピエルは答えた。

「もちろんだ、自身がギブアップするか、私が戦える状態ではないと判断するまで一人で戦うのだ。だが魔法使いは後方支援、一対一で戦わせるほど私も鬼じゃない。なのでお前達に敵意を向けないようデコイを使う。」

 サピエルは先程と同様、魔法陣に向かって指を鳴らすと2体の顔まで鎧を纏った人間が呼び出された。
 そして、準備は整ったと動きで伝えるようサピエルはそこから離れて試験者を招いた。

「さぁ…一人ずつ前に出て試験を始めてくれ。」

 試験者達は顔を見合わせ、誰が先に出るのか迷っていた。そんな時…

「俺が行く。」

 先頭に立っていた試験者の一人が歩き出し、動く鎧の後方に着くとゴブリンと動く鎧が戦い始めた。
 動く鎧は縦や横に単調に剣を振っている、素人目でもわかるほどにお粗末な動きだ。

「本格的な実戦内容だ、ここから魔法で撃ち抜けってことだな。」

 試験者はゴブリンと動く鎧が戦っている真横に位置取りし、魔法陣を展開した。

「ファイア《火球》!」

 力強い詠唱と共に魔法陣から拳ほどの大きさの火球が放たれたが…。
 その軌道は目標のゴブリンではなく動く鎧に被弾した。

「くそっ、魔法のコントロールがっ…!」

 デコイである動く鎧に当ててしまったことで試験者の心に焦りが募る。

「大丈夫だ…これは試験…合格条件はゴブリンの討伐だから誤射は問題ないはず…!」

 落ち着きを取り戻すためまだ挽回できると自分に言い聞かせながら再び魔法を詠唱し始めるが…。

 ギョロ…
「ひっ…!」

 戦っているゴブリンと目が合い、冷たい戦慄が体中を走った。
 こっちに来る…鋭い爪が伸びた腕を乱雑に振り回しながら向かってくる…殺される…!

「うわぁぁ!くるな!くるなぁぁ!ファイア《火球》!」

 こちらに向かってくるゴブリンに怖気づきながらも反撃しようと試みたが…

「ええっ…!何で発動しないんだよ!」

 展開された魔法陣から火球は飛び出さず黒煙を上げていた、不発してしまったのだ。

 ギギィギャギャ!
 おぞましい鳴き声をあげながら試験者の体に飛びつくゴブリン。鋭い爪が体に引っかかれないよう抵抗するが、目の前にある殺されるという恐怖に恐れて試験者は叫びをあげた。

「くそっ!やめろ!離せ!ああ…あぁぁぁぁ!」

 グジッ!
 試験者の叫び声と一緒に肉が抉られる不快な音が同時に響いた。
 試験者に飛びついていたゴブリンは先程のような暴れる素振りを見せず、力無く側に倒れた。
 そのゴブリンの胴体をよく見ると、人間の腕の太さ程の氷柱が刺さっていた。
 撃った方向に顔を向けるとサピエルが魔法を放った素振りを見せていた、それは助けてくれた気づかいというものではなく試験の中止の合図を宣言するものだと、試験者は気づいた。

「不合格だ、魔法使いになりたいのなら今までの人間性を捨てるんだ。目の前の魔物に恐れているようでは覚えた魔法も意味を成さないぞ、次…。」 

 サピエルは半分放心状態な試験者に助言を与え、先程戦っていたゴブリンと動く鎧の位置をリセットした。

「おい…次は誰が行くんだ?」
「おっ、俺は後ででいい。なんか不安になってきた。」

 試験者達は怖気づき、その先に一歩踏み出すことが出来なくなっていた。
 それもそのはずだ、最初に受けた試験者の醜態を見せられた後では誰もが不安になる。
 否、それを見せられたことで誰もが気づき始める、魔物と相対するとはどういうことなのか。この第二次試験の恐ろしさがどのようなものなのか。

「この試験…さっきまで魔法を覚えるのに必死だった私達に追い打ちをかけてるみたいだわ。」
「いや…多分それは違う。魔法を唱える、それは大前提で最低限の話なんだ。この第二次試験、運良く魔法を扱えて第一次試験をクリアした者達をここでふるい落とそうとしてるんじゃないか?」
「そっちの方が意地悪じゃない!せっかく魔法を覚えられたのにこんな…!」

 試験者達の会話からますます一歩を歩み出す者が現れにくくなった。
 ある者は自信をなくして試験に取り組めなくなり、ある者はどう立ち回るか分析するため最後に戦おうと考えたりと様々だった。

「はぁ…これでは試験にならないな。では今から私が君達をランダムに指名する、呼ばれた者は前に出て試験を開始しろ。」

 そう彼らの委縮した姿にみかねた発言だが彼の目的は最初から決まっており、選ぶフリをして彼女指名した。

「そうだな…アルノア・ノックス前に。」
「私か…わかった。」

 アルノアは指名されると素直に前へと歩き出した。その姿をサピエルは警戒するような目で見ていた、彼女がどういう存在なのか確かめるために。

「もし魔物の類ならこの試験でボロが出るはず…戦いの経験者なら初心者の動きをすれば下手な演技になる。さぁ…君はどっちだ?」

 サピエルはこの魔力が途中発現した現象を突然変異と置き換えることはできず、人間ではない何かがここに潜入していると推測した。
 もし魔物の類だと気づいた時でもすぐに氷結魔法で拘束できるよう試験者達からは見えないよう陰で詠唱の準備をした。
 そんな状況になっているとは知らずに、アルノアは目の前の魔物をどう仕留めるか頭の中でイメージしていた。

「魔法の基礎は出来て当然、あとはどう立ち回りながら魔物を討伐するかって話か…。制限時間付きっていうのも厄介だな、逃げ回っていたんじゃ時間内に倒せなくなる…。」

 アルノアが動く鎧の後方に着くとゴブリンと動く鎧が戦い始めた。
 最初は先程の光景と変わらず、互角にお粗末な戦いをしていた。後ろからの攻撃では鎧に隠れて撃てず、前の試験者同様真横からゴブリンを撃ち抜く策に転じた。

「見つかるのは覚悟だ!いくぜ…ファイ…」

 ズキッ…
「うぐっ…。」

 魔法を詠唱しようとした瞬間、練習時に起きた胸の痛みが再び現れ出した。

 ズキッ…ズキッ…

 それも一回だけじゃない、何度も何度もその痛みは現れアルノアは咄嗟に胸をおさえた。

(なんだ…この心臓が焼けるような痛みは…!)

 試験者達もアルノアの異常さに感づきざわめき始めた、その心配する気持ちを代弁するようサピエルが彼女に聞いた。

「どうしたアルノア、何か身体的な異常でも?」
「なんでもないです!今魔法を放ちますから!…あぐっ!?」

 心臓が動くたびにナイフが刺されているような激痛が広がり苦痛で顔を歪ませた。
 それと同時にアルノアの中で嫌な胸騒ぎが芽生え始める。
 病気…発作…そんなものじゃない、もっとおぞましい何かが…

「ーーッ!!」
「アルノア、やはり君は…」
「…えっ?」

 サピエルの言葉にアルノアの背筋が凍りつく、「やはり」という言葉は予想していた通りになることに使う言語だ。
 ではサピエルは私に何を予想していた?こんな異常事態になることか?いや…もっと単純な話だ。
 バレたんだ、自分が少し前まで魔力持ちでは無かったことを。
 そして…そんな人間が魔法を扱える異常さに違和感を持った、何かを隠してる危険な人物なのか…もしくは…。

「ちょっと…外に出てきます!」
「アルノアッ!!」

 サピエルは聞く人が一瞬怯むような大きな声をあげ、この場から離れようとしているアルノアに向けて魔法を放とうとしたが…

 パァァン!
「ぐっ!」

 どこからともなく放たれた雷魔法が、アルノアに向けて伸ばしていた腕に直撃した。
 小さな魔法で腕が痺れる程度だったが、アルノアがここを離れるには十分な隙だった。

「妨害されただと…誰だ!」
「サピエルさん!あれ…!」

 試験者の一人が上へ指を指した、その方向に顔を向けると一羽のコウモリが天井で飛んでいた。
 なんの変哲もないコウモリ、だがここは図書館内部、暗く陰湿な場所を好む動物がここを飛んでいること自体おかしい。
 そう思ったサピエルは雷魔法でコウモリの翼を撃ち抜き、落ちてきたコウモリをキャッチした。

「なんだこれは…。」

 サピエルは撃ち殺したコウモリの姿を見て目を疑った。
 コウモリの小さな体ではありえないほど丸く太った体型をしており、人間のへそとも思える場所から奇妙な欠片が腹から出ていた。

「っ!?」

 丸く太った腹に何か入っていると感じたサピエルは手に力を入れると、コウモリの腹が裂かれ中から奇妙な塊が露出した。
 魔石だ。

「こんなことが…こんな非道なことができるのは…!」

 もう試験などと言っている場合ではない、サピエルは自分の考えの甘さを痛感し走り出した。

「えっ!ちょっ…試験はどうすんだよ!」
「待機していろ!そして絶対この部屋から出るんじゃない!」

 血相を変えながら大声で命じたことでただならぬ事態だと察した試験者達は、何が起こったのかとざわめき始めた。

「まずい…急いでアルノアを探さないと、あの事件の再来になる!」

 サピエルの脳内にある苦い記憶が蘇る。16年前、魔法使い採用試験に突如試験者達を醜い魔物へと化けてしまった変異事件。
 変異させられた試験者の背中には全員拳ほどの大きさの魔石が組み込まれてあった。どういう方法でそんな大きな魔石を背中に組み込んだのか不思議だったが、問題はそれを実行した者がその場にいたということが報告されたことだった。
 不審に試験者達の背中に触れて歩いている試験者がいると聞き、犯人が試験者だということには皆驚いた。
 だが情報はそれだけであって、結局犯人は捕まえることが出来なかった。その奇妙な殺人方法にサピエル達魔法研究者の中でその犯人を《ストーンキラー》と呼ぶようになり大図書館で忘れられない事件になった。
 それが今、16年の時を経て同じ事件が起きてしまったのかもしれないと感じたサピエルは必死にアルノアを探した。

「あのコウモリは魔石が自然生まれたものじゃない、埋め込まれたんだ…あの小さな体にあの大きさの魔石は釣り合わない。」

16年前の事件とアルノアの異変、色々な事象が偶然にも重なった事でサピエルの中である一つのストーリーが浮かび始めた。

ーーストーンキラーによる対象者への魔石の埋め込み。

「まさか…以前のように大胆な犯行ができないように事前に魔石を埋め込んだ。」

ーー人が魔物になってしまう兆候。

「それがアルノアだとするならあの苦しみは変異の兆候だと見て間違いない。」

ーーアルノアの不可思議な魔力の途中発現。

「おそらくアルノアは魔物に成りきれなかった、あの魔力の途中発現は魔物になったから生まれたということか。」

ーー同じ試験会場である大図書館で事件を起こさなきゃいけない理由。

「ストーンキラーはアルノアが魔物になるのを観察していた、私に邪魔されないようあのコウモリを使って。」

パァァン!バチバチッ!
「何だ!?」

大図書館の外から聞こえた衝撃音にサピエルは気づき、音がする方向に走り出した。
魔法研究ではそういう衝撃音は日常でよく聞いているはずなのに、今回だけはその音の発生に胸騒ぎが止まらなかった。

「無事でいてくれ!アルノア・ノックス!」
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