推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる

ケイちゃん

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悪魔の絆編

第二十二話 集落②

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 コハクが拾ったレズリィの杖を頼りに、彼女の匂いを辿って森を走るクロム達。
 負傷したルミールを背負いながらゴブリン達がいる場所の索敵、そしてレズリィの捜索、コハクにばかり頼りっぱなしで頭が上がらない。

「コハク、交代しよう。ルミールは俺が背負うから索敵に集中しててくれ。」
「いえ、私なら大丈夫です。力仕事なら自信がありますし、それに接近して戦うクロムさんに重荷は背負わせません。」
「ううっ、本当にすみません…僕に回復魔法が使えてれば…。」
「大丈夫ですよ、誰かを助けるために力を使う、これは獣人族の掟ですから。」

 そう自身の役割を誇る彼女だが、急に立ち止まって複雑そうな表情をした。

「どうしたコハク?」
「匂いが近いです、この先にレズリィさんがいるのは間違いありませんが…何かそれを覆い尽くす沢山のモノが邪魔しているんです。」
「何かを覆い尽くすモノって…ルミールの言っていたゴブリンの大群か?」

 俺はそう予想し、目の前にある森の出口だろう、光が差し込む真っ白な世界に足を踏み入れた。
 太陽の光が視界を照らし眩しさから目を細めた、だが目の前の光景に衝撃を受けすぐ目を見開いた。

「おい…冗談だろ?」

 そこにあったのは山のふもとをくり抜いた場所に高床状に建てられた建物が並ぶ集落と、辺り一面緑色に蠢くゴブリン姿があった。目視で数えればおそらく200は超える、建物の中や陰に潜んでいる数を含めるともっとだ。

「ようやくわかったな…なんでこの森にゴブリン達がうじゃうじゃいるのか。この森自体がゴブリン達の庭だったんだ、だから不法侵入してきた俺達を撃退しようとしたのか。」

 俺は森に戻り木影に身を隠した、コハクは俺の行動に察しがついたのか同じく木影に隠れて外の状況を確認した。

「これは…!ここからじゃこの集落の全体図がわかりませんね、ちょっとルミールさんをお願いします。」

 そう言うと背負っているルミール俺に預け、木の幹をスイスイと登っていく。そして集落を見渡せる位置に辿り着くと目を凝らして敵の勢力を確認した。
 だがそこでゴブリンではない姿を集団から発見した。
 白と青を用いた修道服と、帽子から伸びる滑らかな水色の髪。
 間違いない…レズリィだ。

「いた!レズリィさん。」

 棒に手足を縛りつけられ二人がかりで運ばれている、前に進むたび他のゴブリンがレズリィに興味を惹かれ進路を塞いでいるため喧嘩になってる。

「ヤメロ…!」

 低く野太い声が響き、争っているゴブリン達の手が止まった。そしてほとんどのゴブリンがその声がした場所、集落の奥に建つ赤い建物に顔を向けると中から一体のゴブリンが姿を現した。
 他のゴブリンより一回り大きく肌も黒く染まっており、背中には獣の皮で仕立て上げたマントが伸びるその姿は王様を模しているようだ。

「ゴブリン…ロード。」

 コハクは魔物の資料で見たことがある外見がそっくりな魔物を見て、その名前を口にした。
 ゴブリン達は群れで狩りをする魔物だが、稀にその群れを総統するボスがいると言われている。それは冒険者でも手がつけられないほどの勢力で襲いかかるため、敏腕な討伐隊が駆り出されるくらいにまでその危険度が表れている。

「ソノ女ニ触ルナ、早クコッチニ運ベ。」

 ギィギィ…
 人の声を発するゴブリンがそう言うと、他のゴブリン達は不満そうな呻き声を発し捌けていった。そうしてレズリィを運ぶゴブリンは赤い建物の中に入って行った。
 その一部始終を見たコハクは急いで木から降り、クロムに状況を伝えた。

「レズリィさんがいました、あそこです。中央の赤い建物に入って行きました。」
「マジか、さすがにあの量のゴブリン達を掻い潜ってあそこに着くのは一苦労だ。」
「それともう一つ、ここの集落にゴブリンロードがいました。」
「ごっ、ゴブリンロードって!それはさすがにまずいですよ!」

 ルミールは慌てて俺の肩を掴んで行動に移そうとしている俺を止めた。

「クロムさん、ここは退きましょう!ゴブリンロードがいる勢力は町一つ壊滅しかねない力を持ってます、三人じゃ歯が立ちませんよ!」
「たしかに俺達だけじゃ相手にならないな、俺達だけなら。」
「それってどういうことですか?」

 意味深な返答に疑問を浮かべるのと同時に、空気を裂くような風の音が強くなっていく。
 そしてそれは襲撃者として集落に降り立った。

「ダークインパクト!」

 強烈な破壊音と爆風によりこちらにも余波が広がり三人は咄嗟に身を隠した。
 遠くで見ていたゴブリン達も何が起こったのか分からず、衝撃波によって飛ばされた仲間と共に砂煙から現れる襲撃者を眺めた。
 赤い戦闘服のコートと悪魔の翼を生やした悪魔、その顔は不機嫌を通り越して憤怒の色が浮かんでいた。

「このゴブリン共…覚悟は出来てるんでしょうね。3秒あげるからレズリィ様を返しなさい。」

 セーレの殺意を込めた声がゴブリン達に響くが、ゴブリン達の頭の中は襲撃者という情報で頭が一杯だ。

 ギャギャギィィ!ギャギャギィ!
 一人のゴブリンが叫ぶのと同時に四方から一斉にゴブリンが襲いかかってきた。

「たくっ、これだから欲しか脳のない奴らは!」

 セーレは襲ってきたゴブリン達を薙ぎ払い、氷漬け、吹き飛ばしをしながら確実に数を減らしていった。
 それを陰で見ていた俺は歓喜に溢れた、それはまるで救世主が現れたかのように。

「ナイスタイミングだセーレ!お前なら勘付いてくれるって信じてたよ!」
「セーレさんがどうして急に?今まで気配すらまったく感じなかったのに。」
「こいつだよ、言っただろこれは目印だって。」
「それは…ブルームーンワンド!たしか魔力量に応じて聖なる光を放つ事が出来る杖。」

 ルミールは目を輝かせながら物知りにレズリィが所持していた杖の説明をした。俺はその説明と一緒にセーレを呼び出す策について二人に話した。

「そう、この杖には魔力に反応して魔物を追い払う光を放つ封魔石が組み込まれている。魔法使いの魔力なら攻撃に活かせるけど、俺の力じゃ灯り程度にしかならない。でもそれでいいのさ、一人こういう聖なる光には敏感な奴がいるからな。」
「もしかしてクロムさん、あの時からずっと魔力を放出していたんですか?」
「まぁそうだな、でも剣のスキルに魔力は関係ないし、その対価としてあいつを呼び出すことに成功した。今なら叩ける!」

 俺は木影から抜け出し剣を抜いた、コハクも俺に続いてゴブリン達と戦う意欲を見せた。

「コハク、俺はセーレが敵を引き寄せてる隙にレズリィを助けに行く。お前はルミールと二人で遠距離の弓矢や術師《シャーマン》を駆除を頼む。」
「分かりました。」
「コハクさん、僕を背負いながらの戦闘って大丈夫なんですか?」
「怪我人をここに置いて行ったらルミールさんがピンチな時に駆けつけられません、私の事は心配いりませんのでルミールさんはサポートをお願い出来ますか?」
「分かりました!今度こそ守ってみせます!」
「よし、行くぞ!」

 俺は駆け出してセーレが戦っている場所に向かった、コハクはルミールを背負い索敵のため付近にある建物に登り屋根上から戦場を見渡した。

「遠距離で狙うならポジションはやっぱり…」

 ゴブリン達を観察しながら考えていると、背中から深呼吸する音が何度も聞こえる。
 横目で見るとルミールの表情が不安を色濃く滲ませていた。自分は戦えるのだろうか?そんな気持ちが顔に書かれていた。

「大丈夫ですルミールさん、自分を信じてください。」
「コハクさん…。」
「私は知ってます、あの時馬車の出入口を凍らせて皆を守ってくれたことを。あんな勇気あること誰もできませんよ。」
「でも、僕の氷結魔法じゃ薄氷だった、もっと頑丈だったら僕もレズリィさんもこうはならなかったはずなんです。」
「だからここにいるんじゃないんですか?これはルミールさんの名誉挽回のチャンスです。」
「名誉…挽回?」
「モルガンさんに見せてあげましょう、弱気な自分の姿じゃない、魔物に打ち勝ったその姿を。ルミールさんならできますよ!」

 その言葉になぜか背中を押された感じがした。「そうだ…後悔したくないって決めたじゃないか!」と心に呟いた。不思議と緊張で出ていた呼吸もなくなり落ち着きを取り戻した。
 その顔を見て安心したのか、コハクは再び周りを索敵し始めた。

「あれは…。」

 コハクの目に、遠くの建物の上で妙な動きをしているゴブリンが映った。そのゴブリンは骨で作った気色の悪いアクセサリーをふんだんにつけており、ドクロを飾った杖を上に掲げている。
 コハクはじっくり観察し過ぎた、そのゴブリンの周りから赤いオーラを発し、杖の先端に集まっていく。
 紛れもなく魔術師のやり方、ゴブリンシャーマンだ。

「しまった…!」
「コハクさん、任せてください!」

 すぐに行動に移そうとした瞬間ルミールに呼び止められた、後ろを振り返るとルミールが遠くのシャーマンを睨みながら、手から冷気を集め細い矢尻に変化させた。

「氷結魔法単体だとあそこまで距離が届かない、だったら風魔法を纏って吹き飛ばせば…。」

 ルミールは小走りに独り言を話しながら手元の魔法弾を作り替えていく。尖った氷の矢尻が風によって高速回転し、風を切る回転音が流れ始めた。

「特殊詠唱・氷速弾《フリーズバレット》!貫け!」

 ビューォン!
 飛翔した氷の弾丸は高速で射出され、シャーマンの頭部を貫き血しぶきを散らせその場で倒れた。
 その光景を見た二人は目を丸くして唖然とした。

「すっ、すごいですルミールさん!あの距離を一発で仕留めるなんて!」
「嘘!一発で当たった!?」
「ええ…あはは…。」

 まさかの返答にコハクは苦笑し、次の遠距離支援のゴブリンを討つため別の場所に移動した。
 下では大量のゴブリンを撃ち倒し、囲まれているセーレに俺は近づきこの先の作戦を伝えた。

「セーレ、レズリィは一番奥の赤い屋根の建物にいる!だから…」
「オーケー、場所さえわかればそれでいいわ。」
「って、おい!今は突っ込むな!」

 俺が言い終わる前にセーレは飛び立ち、集落の奥にある赤い建物に近づいた。その前にはゴブリンロードが立ち塞がっていた。

「余裕こいて立ってるんじゃないわよ、たかが小鬼の分際で!雷撃《ボルテックレイ》!」

 セーレの手から中級雷魔法が放たれ、青い閃光を帯びた雷球がゴブリンロードに近づき直撃した。
 はずだった…

「効ヌナ、オマエノ攻撃ナド。」

 ゴブリンロードは鼻で笑い、余裕な表情を浮かべていた。まるで俺より格下だと見せつけるような振る舞いにセーレは舌打ちをした。

「嘘だろ!?無傷かよ!」
「なんで?まさか再生能力が高い個体!?」

 俺もコハクも目の前で起こった事に驚いていた、あのゴブリンは何もせずただ雷魔法を受けにいっていた。魔法も武器のスキルも使用していないのに直撃をくらって無傷というのはおかしい。
 これは危険だ、一度対策を練るためにセーレを呼び戻さなくては。

「セーレ!いったんそいつから離れろ!そいつには何か特殊なスキルを使ってるかもし…」
「必要ない!」
「おい待てって!」

 またしても言い終わる前にセーレは突撃を始めた、今度は上空に飛び上がりゴブリンロードに向けて急降下した。

「ダブルダークインパクト!」

 その両腕に黒いオーラを纏いながら勢いをつけて叩きつけた。だがそれでもゴブリンロードにダメージが入らない、その理由は一番近くにいたセーレが最初に気がついた。
 壁だ、透明なガラスを叩いているような感覚があり、重い攻撃もものともしない頑丈さを誇っていた。

「遮蔽物《ウォール》!?私の攻撃がこんな小鬼の魔法なんかに!」
「口ウルサイ小娘ガ、目障リダ。」

 ゴブリンロードは合図を送るように手を横に伸ばす、すると群がっていたゴブリン達がどんどん散らばって逃げていく、まるで何かから恐れて離れていくように。

「なんだ?ゴブリン達が逃げていく。」
「どういう事?一体何を起こそうとしてるんですか?」

 俺もコハクもこの異常な光景に動揺し、逃げていくゴブリン達を見続けた。
 そんな中、ルミールが何かの異変を察したのか震えた声で呟き始めた。

「待って…そんな…まさかそのために…。」
「ルミールさん?どうかしたんですか?」
「あっ、あれ!切り取った崖の方!」

 集落と山のふもとの間には削って作られた崖がある。ルミールはその崖の上に指を指し、コハクもその指した方角を見た。

「あああっっ!」

 コハクは目にした異常な光景に驚きの声をあげた、崖の上…いや、山のふもとには先程倒したゴブリンシャーマンの仲間が複数並んでいた。
 迂闊だった…これはゴブリンロードが指揮する軍団、ただのゴブリンであってもその本質は人間と変わらない。
 知恵を絞って作戦を練り、効率よく敵を倒す防衛本能が。

「クロムさん!セーレさん!隠れて!集落の外に大量のシャーマンが…!」

 ギュィィィィィィィン!
 魔法を展開する音が多重に聞こえ、上空に大量の光の玉が放たれる。赤、青、黄、緑と青空に不思議な模様が映し出されるが、その模様はだんだんとこちらに向かって落ちてくる。

「何やってんだセーレ!早く隠れろ!」
「やってる!やってるけど…!体が…麻痺して!」

 セーレは《ウォール》によってできた透明な壁にもたれかかっていた。俺はすぐセーレのもとに駆け寄って力づくでその場から離れようとしたが…

 ドドドドドドドドドドドド!!!
 無慈悲にその弾幕は俺達がいた場所に降り注ぎ、爆破を繰り返しながら砂煙を巻き起こした。
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