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康熙帝
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清国との国境線に陛下と来た。他には内禁衛将とその配下がいる。私合わせてわずか10人ちょっと。迎え撃つのは清国の兵10万。
「陛下、宜しいですか?」
「頼んだ、慎嬪」
陛下の許可を貰い、魔法を使った。使ったのは氷魔法。体内の血を凍らせた。
10万の敵兵が一瞬で倒れると沈黙が訪れる。
「……終わりました」
「……そなた……、何をどうしたのだ?」
「体の中の血液を凍らせただけですよ。陛下も氷魔法あるので使えますよ」
氷魔法を使ったのは陛下に氷魔法でこういうことも出来ると示すためだった。
「しかし、この様に簡単に滅してしまうなんて慎嬪様のお力は絶大ですね」
「内禁衛将、これでも異世界では防ぐこともできる人もいたのよ」
この世界は魔法を使える人が現在はいないから魔力抵抗を持ってる人がいない。そのため、簡単に勝つことが出来た。
「これから、どうしますか?陛下」
「首都に行く。康熙帝に会い、余を皇帝だと認めさせる」
清国は広い、首都に着くまで何度も襲撃にあった。それでも誰ひとりかけることなく清国の宮殿まで辿り着いた。勿論、素直に中に入れてくれる訳はなく、戦いながら進んでいく。
「清国の宮殿は大きいですね」
「慎嬪、そなた緊張感というものがないのか?」
思わず呟いてしまった言葉に陛下がすかさず突っ込みをいれてきた。
「さぁ!参りましょう」
私はごまかしながら進んだ。
康熙帝の元に行くと、康熙帝の傍には沢山の武官と文官がいる。私は剣を康熙帝に向けたまま告げた。
「我が陛下からお言葉があります。心して聞きなさい」
「康熙帝よ。我が朝鮮は独立する」
「そんなこと許されない!」
「誰が許さないと言うのだ。朝鮮は朝鮮人のものだ」
そう言って陛下は威圧をする。その途端に康熙帝は椅子から転げ落ち後退る。他の清国の人も平伏した。まだ陛下は力の制御が出来てないため内禁衛たちもかた膝を付いてる。私は陛下より強い魔王の威圧にも耐えてきたため平気だ。
「独立を認めるか?」
「はい、認めます」
康熙帝が認めた。
「清国と同等の国として、我々は平等な貿易を望む。それも認めるか?」
「は、はい、認めます!是非とも友好な関係を……」
陛下の思う通りになった。まあ力を使った反則技だけど、あるものは使わないとね。それに清国だって武力をもって周りを制圧してるのだから、それと変わらない。
朝鮮の地に戻ると、民たちが道端に集まり万歳万歳万々歳と声を上げていた。清国の属国だった時は千歳千歳だった。民も独立したことを歓迎しているのだ。朝鮮の民というのはとにかく強いものに憧れ惹かれるものだ。
「陛下、宜しいですか?」
「頼んだ、慎嬪」
陛下の許可を貰い、魔法を使った。使ったのは氷魔法。体内の血を凍らせた。
10万の敵兵が一瞬で倒れると沈黙が訪れる。
「……終わりました」
「……そなた……、何をどうしたのだ?」
「体の中の血液を凍らせただけですよ。陛下も氷魔法あるので使えますよ」
氷魔法を使ったのは陛下に氷魔法でこういうことも出来ると示すためだった。
「しかし、この様に簡単に滅してしまうなんて慎嬪様のお力は絶大ですね」
「内禁衛将、これでも異世界では防ぐこともできる人もいたのよ」
この世界は魔法を使える人が現在はいないから魔力抵抗を持ってる人がいない。そのため、簡単に勝つことが出来た。
「これから、どうしますか?陛下」
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清国は広い、首都に着くまで何度も襲撃にあった。それでも誰ひとりかけることなく清国の宮殿まで辿り着いた。勿論、素直に中に入れてくれる訳はなく、戦いながら進んでいく。
「清国の宮殿は大きいですね」
「慎嬪、そなた緊張感というものがないのか?」
思わず呟いてしまった言葉に陛下がすかさず突っ込みをいれてきた。
「さぁ!参りましょう」
私はごまかしながら進んだ。
康熙帝の元に行くと、康熙帝の傍には沢山の武官と文官がいる。私は剣を康熙帝に向けたまま告げた。
「我が陛下からお言葉があります。心して聞きなさい」
「康熙帝よ。我が朝鮮は独立する」
「そんなこと許されない!」
「誰が許さないと言うのだ。朝鮮は朝鮮人のものだ」
そう言って陛下は威圧をする。その途端に康熙帝は椅子から転げ落ち後退る。他の清国の人も平伏した。まだ陛下は力の制御が出来てないため内禁衛たちもかた膝を付いてる。私は陛下より強い魔王の威圧にも耐えてきたため平気だ。
「独立を認めるか?」
「はい、認めます」
康熙帝が認めた。
「清国と同等の国として、我々は平等な貿易を望む。それも認めるか?」
「は、はい、認めます!是非とも友好な関係を……」
陛下の思う通りになった。まあ力を使った反則技だけど、あるものは使わないとね。それに清国だって武力をもって周りを制圧してるのだから、それと変わらない。
朝鮮の地に戻ると、民たちが道端に集まり万歳万歳万々歳と声を上げていた。清国の属国だった時は千歳千歳だった。民も独立したことを歓迎しているのだ。朝鮮の民というのはとにかく強いものに憧れ惹かれるものだ。
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