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王様side
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淑嬪とキム・チュンテクの罪を問うため重臣たちを集めた。重臣たちの表情は暗い。この中の半数が延礽君を世子へとしようとしていたのだから同然だな。
「先に言っておくが、此度のことはどんな弁明も受け入れぬ」
余の意思が固いと知った重臣たちは更に顔色を悪くする。
「余はこの場で長きに渡りおぞましい罪で王室を害し国を乱した罪人への処罰を言い渡す。淑嬪チェ氏とキム・チュンテクは長きに渡り王室を冒涜し許されざる罪を犯した。その罪状は饒舌に尽くしがたい。国王である余を騙し、2人は関係を続けた。これは姦通罪である。決して許される罪ではない。よってその罪を問い死罪に処する。また延礽君は余の血をひいてないことも明らかになった。よって延礽君も身分を剥奪する。だが、生まれてきたことは延礽君には罪はないため命までは取らぬ。その身は生父であるキム家におくものとする」
延礽君の処遇については悩んだ。延礽君は優秀だ。このまま罪を問い亡くすのはおしかった。どうか、この事を恨まずに育って欲しい。そして国のために、その能力を使ってほしいと願うばかりだ。
大殿の前で延礽君が席藁待罪をし始めた。
「王様、どうか母上をお許しください。そして不徳な私を罰してください」
席藁待罪は夜通し行われ、延礽君の体が心配だ。まだ、7歳だというのに。
それを考えると淑嬪がした罪は尚のこと許されたものではない。
「先に言っておくが、此度のことはどんな弁明も受け入れぬ」
余の意思が固いと知った重臣たちは更に顔色を悪くする。
「余はこの場で長きに渡りおぞましい罪で王室を害し国を乱した罪人への処罰を言い渡す。淑嬪チェ氏とキム・チュンテクは長きに渡り王室を冒涜し許されざる罪を犯した。その罪状は饒舌に尽くしがたい。国王である余を騙し、2人は関係を続けた。これは姦通罪である。決して許される罪ではない。よってその罪を問い死罪に処する。また延礽君は余の血をひいてないことも明らかになった。よって延礽君も身分を剥奪する。だが、生まれてきたことは延礽君には罪はないため命までは取らぬ。その身は生父であるキム家におくものとする」
延礽君の処遇については悩んだ。延礽君は優秀だ。このまま罪を問い亡くすのはおしかった。どうか、この事を恨まずに育って欲しい。そして国のために、その能力を使ってほしいと願うばかりだ。
大殿の前で延礽君が席藁待罪をし始めた。
「王様、どうか母上をお許しください。そして不徳な私を罰してください」
席藁待罪は夜通し行われ、延礽君の体が心配だ。まだ、7歳だというのに。
それを考えると淑嬪がした罪は尚のこと許されたものではない。
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