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3巻

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 第一章 活気づく街


 ハウネスト聖教国せいきょうこくの政争に巻き込まれた転生者で路地裏育ちの少年・ルートは、神官長しんかんちょうのビオラ・クラインを、刺客しかくから見事に守り抜いた。
 ハウネスト聖教国にのさばり、悪政を行っていた教皇一派は糾弾きゅうだんされた。無事に新教皇に就任したビオラは、陰の立役者であるルートたちに深く感謝し、国内の改革と奴隷制度どれいせいどの廃止に取り組み始めたのだった。
 世界がよい方向に向かう一方で、ビオラを守る際に、かけがえのない仲間であるリーナを失ったと思い込み、ルートたちは深い悲しみの中にいた。
 しかし、実際にはリーナは人里離れた山中で生きており、攻撃を受けたショックでルートたちと過ごした記憶を忘れてしまっていたのである。
 その事を知らないルートは悲しみにくれながらも、設立した『タイムズ商会』をさらに大きくするため、忙しく働いていたのだった。


   ◇ ◇ ◇


 ビオラが新教皇となり声明を発表してから数か月が経ち、また冬が訪れようとしていた。

「ただいま~」

 朝早くから、冒険者ギルドで鉱石こうせきを受け取り、商業ギルドに商品や料理レシピの特許申請とっきょしんせいに出かけていたルートは、『タイムズ商会』本店の事務室に帰ってきた。

「ちょっと、子爵様ししゃくさま屋敷やしきへ行ってくるよ」

 しかし、息つくひまもなく、素早く着替えをすませて、また外に出ていこうとしている。

「おい、ルート、ちょっと待て……」

 事務室で留守番をしていたパーティメンバーのジークは、やや厳しい口調でルートを引き止めた。
 ルートがドアの前で立ち止まり、ジークのほうを見る。

「……お前、そこの鏡で自分の顔をよく見てみろ」

 ジークがドアの横の壁に掛かった姿見すがたみを指さして言う。
 ルートはそう言われて、鏡に映った自分の顔を見た。
 そして、ジークが言いたいことを理解した。
 そこには目の下に黒いくまができ、ほほちた、別人のような自分がいたのだ。

「商会がこれからって時に、お前が倒れたらどうするんだよ。少しは自分の体をいたわれ……」

 ジークはルートの肩に優しく手を置いて、親の立場から大切な義理の息子にそう言った。
 彼はルートの母親であるミーシャに恋心を抱きプロポーズをし、ミーシャもそれを受け入れている。

「う、うん……分かった……これが終わったら休むよ」

 ルートはうなずき、笑みを浮かべてジークを見た。
 その無理に作った笑顔を見て、ジークは思わず涙をこぼしそうになるが、あわてて背を向けながら、手で『早く行け』とジェスチャーをした。
 リーナが生きていることなど知るよしもなく、ルートはその日も傷心したまま懸命けんめいに働いていた。
 くたくたになるまで働いて、夕食も食べずにベッドに倒れ込んで寝てしまうことも多かった。少しでも余計な時間があると、リーナのことを思い出し、悲しみのやみしずみそうになるのだ。
 本店を出て、ポルージャ子爵の館に着いたルートは、気持ちを切り替えて、一つ大きく息を吐いた。

「『タイムズ商会』のブロワーです。子爵様に御用があってまいりました」
「はい、お聞きしております。どうぞ、お入りください」

 すでに顔なじみになった門番は、にこやかな顔で門を開いた。

「おお、ルート、待っていたぞ。座ってくれ」

 ロベル・ポルージャ子爵は上機嫌でルートを迎え、早速執事しつじのレイナスにお茶と菓子の用意を命じる。
 今、ポルージャの街はこれまでにないほどにぎわっており、人と金がどんどん入ってきていた。
 毎日のように上がってくる領政局りょうせいきょくからの嬉しい報告に、ロベルは喜んでいた。
 そして、その活況をもたらしたのは、ルートとロベルが計画し実行した『道路および市街地の公共整備事業』であった。
 このポルージャの公共事業は、街の人や周辺の街や村に告知をすることから始まった。
 告知はルートが子爵に提案し、各街の役所と商業ギルドが協力して、大々的に行われた。
 これまでは、一部の商人に事業が伝えられ、商人たちが色々な伝手つてを使って安い労働力を集めていたのだが、そうすると必ず不正な金のやり取りが発生してしまう。
 告知することで、誰でも事業のことを知り、労働者の募集に手を挙げることができる。こんなあたりまえのことから、街の改革は少しずつ始まっていったのである。
 また、公共事業に使用する資材の買い付けは、商業ギルドが間に入って『入札』する方式が採用された。このおかげで、複数の商人に公平に利益が出るようになった。これも、ルートが提案した新しいやり方だ。
 労働者の募集が始まると、商業ギルドの受付には連日大勢の人たちが詰めかけた。
 コルテスやガルニアなど、遠くの街から来た人もいたし、周辺の村から訪れた人、珍しい獣人じゅうじんの集団もいた。

「実はな、人が増えるのはいいが、街の宿屋はどこもいっぱいで、多くの者たちが広場や空き地でテント生活をしているのだ。それでも、場所が足りず、最近はケンカやいざこざが多発しているらしい。かといって、街の外に追い出せば、魔物まものおそわれるかもしれないからな。なにかいい方法はないか、君の意見を聞きたいと思って、来てもらったんだ」
「なるほど……こんなに急に人が集まるとは思いませんでしたから、その対策は抜けていましたね。ううむ……」

 ルートはロベルの相談を聞き、しばらくじっと考え込む。
 やがて顔を上げ、ロベルにたずねた。

「子爵様、広場に労働者用の住居を建ててもよろしいですか?」
「っ! な、そ、それはかまわぬが、かなりの期間が必要ではないか? 完成するまでの間、彼らはどうするのだ?」
「ええっと、そうですね……住居は一晩でなんとか作ってしまおうと思います。労働者の皆さんには街の外の草原で一晩過ごしてもらいます。そこで、衛兵えいへいを何人か見張りとして出していただきたいのですが……」

 ロベルは驚きのあまりポカンとルートを見つめていたが、我に返ってこくこくと頷いた。

「わ、分かった、衛兵の手配はしておこう。し、しかし、一晩で大勢の人間が住む家をどうやって作るつもりだ?」
「ええっと、魔法で……《土属性つちぞくせい》の魔法の応用ですね。ご心配なく。これまでにも建物を建てた経験はありますから。それに今回は、働いてもらう間の一時的な住居なので、終わったらすぐ土に戻せるように簡単な造りにします。一晩あれば十分ですよ」

 ルートはそう言って、笑顔を作った。

「そうか、分かった。では、任せるとしよう。資金や足りないものは、遠慮えんりょなく商業ギルドのマスター・ベンソンを通して、こちらに請求してくれ」
「はい、ありがとうございます」

 その後、いくつかの案件について話し合ったあと、ルートは子爵に別れを告げ、街に戻った。
 そして、早速広場へ向かった。
 広場には、ざっと見ても二百近くのテントがびっしりと並び、あちこちから焚火たきびの煙が上がっている。
 公共事業の期間中、ずっとこのままだったら、衛生面の問題や労働者同士のケンカ、街の住民とのいざこざなどが起きるのは必至だ。
 状況確認を終えたルートは、冒険者ギルドと商業ギルドに足を運び、それぞれのギルマスにロベルと相談したことについて、報告した。
 そして、広場の人々を街の外の草原に移動してもらうように、連絡と誘導をお願いしたのだった。
 領主の指示であれば、拒否できない。
 翌日、二人のギルマスは、職員や冒険者を使って指示どおりに労働者たちを街の外へ移動させた。
 その日の夜。
 街がそろそろ寝静まろうとする頃、ルートは建築用の材料が入ったマジックバッグを肩にかけ、広場に向かった。

「さてと……まずは街の人が騒がないように、結界で囲むか」

 ルートは広場の周囲を、黒色の結界で囲んだ。
 この結界は《スクリーン結界》といって、外からは見えないし、音も大部分はカットされる。
 次に、いくつか設置されているベンチを一か所に寄せ、水飲み場や木々はそのままにして、地面を魔法で平らにならした。

「よし、あとは建物を作るだけだ。三階建てで二か所に階段があって、両側に部屋があるアパートのイメージで……」

 ルートが手を伸ばして魔力を放出すると、地面から大きな直方体の土のかたまりが出てきた。
 ここからがルートの真骨頂しんこっちょうだ。
 精密な魔力操作で、まず直方体の二か所に入り口を開け、三階までの折り返し階段を作る。
 そして、階段の両側に一部屋ずつ八畳ほどの部屋をイメージして土をくり抜いていく。
 さらに、部屋の入り口と窓になる部分をくり抜き、あっという間に一棟分いっとうぶん、できあがってしまった。
 土を使った簡単な造りのアパートだが、一年ほど使えればいいのでこれで十分だ。
 木の板で床とドアを作り、窓は木製の開き戸にする。
 あとはそのまま土を焼き固め、外側に石板せきばんを貼り付ければ、完成だ。

(バッグの中には、三十棟ほど建てられる材料がある。このまま一気に建ててしまおう。あとは、共同のかまどと調理場、トイレを作ればいいかな)

 ルートはマジックポーションを飲みながら構想を練る。そして、気合を入れ直すと、一気に作業を進めていった。
 翌朝、街はルートの予想どおり、大騒ぎになった。
 一晩のうちに、広場にずらりと三階建ての建築物が三十棟並んでいたので、無理もない。

「はあ……まあ、今更だが、お前は本当にとんでもないやつだな。一晩でこんなものを作り上げるなんて……」

 広場にずらりと並んだ土造りのアパート群を前に、ベンソンはため息を吐きながらつぶやいた。

「街の宿屋では到底泊めきれない人数ですからね。簡単な造りなので、公共事業が終わったらすぐに土に戻すことができますし、足りなかったら、街の外の草原にまた建てますよ」

 ルートは小さな声でそう返した。

「ああ、今の勢いだとまだ増えそうだな。一応二〇〇〇人で締め切るつもりだが」
「今、何人くらい集まっていますか?」
「ああ、昨日の段階で一五〇〇を超えたところだ。四日で一五〇〇だぞ、信じられん」
「あはは……上手くいってよかったです。でもそれだけ、仕事がなく生活に困っている人が多いってことですよね」

 ベンソンはルートを見て、あごに手をやりながらため息を吐いた。

「お前のものの見方はひねくれているというか、なんというか……とはいえ、真理を突いていることは認めざるを得んな」
「では、労働者の案内をお願いします」

 ルートはにこりと微笑むと、頭を下げた。

「ああ、分かった。そうだ、資材を運搬うんぱんするための『魔導式蒸気自動馬車まどうしきじょうきじどうばしゃ』の用意をよろしく頼む」
「はい、今から第一号車の具合を見てきます」

 ルートはそう言うと、ベンソンに別れを告げて工房へ向かった。
『魔導式蒸気自動馬車』はルートが考案した、蒸気機関を使った新しい乗り物で、この世紀の大発明によって、簡単に人の移動やものの運搬ができるようになったのである。
 そしてルートは、商会の心臓となるボーグたちの新しい工房を『リープ』と命名した。
 これは『飛躍ひやくする』という意味の英語からとったものだ。

「こんにちは親方、お疲れ様です」
「おお、ルートか、待ってたぞ」

 の前で一心にハンマーをふるっていた鍛冶師かじしのボーグは、ルートに気づくと、汗をきながら立ち上がった。
 そして、にやりと笑みを浮かべ、手招きする。

「あれができあがっているぞ。来い」

 ルートはわくわくしながら、ボーグのあとについていく。
 それは最後の仕上げをほどこされ、布でおおわれていた。

「おお、会長さん。こいつを見にきたのかい?」

 職人の一人がルートに話しかける。

「はい。皆さんお疲れ様です。なにか困ったことはありませんか?」

 ルートは工房内を見渡しながら言った。
 周りに集まってきた職人たちは、皆にこやかな顔でルートにあいさつし、なにも問題ないと全員が首を横に振った。

「こんなやりがいのある仕事ができて幸せですよ。なあ、皆」

 木工作業を行う工房のリーダー・ルーリックの言葉を、他の職人たちも一斉に肯定する。

「それならよかったです。なにか改善すべきことがあれば、遠慮なく親方や僕に言ってください」

 ルートの言葉を聞いて、ルーリックはしっかりと頷いた。

「ルート、こいつが『運搬用トラック一号車』だ」

 ボーグはそう言うと、ルーリックと協力して、被せられていた布を取り払った。
 現れたのは、日本の工事現場で活躍していた古い型の四トントラックのような、『魔導式蒸気自動馬車』だった。

「おお、完璧かんぺきです。後輪もダブルタイヤ式になっていますね」
「うむ。全てお前の注文どおりにしたぞ。荷台の外枠はレバーで開くようにした。そして、一番の目玉はこいつだ」

 ボーグは楽しげにそう言うと、運転席に乗ってルートに声をかけた。

「ルート、起動してくれ」

 ルートは言われるままに、後部の荷台の下についている蒸気機関の起動スイッチに魔力を流した。内部のボイラーに火が入り、ゆっくりと蒸気が圧力を増していく。
 やがて、運転席の背後に取りつけられた蒸気排出マフラーから白い湯気ゆげが吹き出し始める。
 ピーッという、蒸気圧が溜まった音がり、いつでも動き出す準備が整った。

「じゃあ、行くぞ」

 ボーグはそう言うと、運転席のハンドルの斜め下にあるレバーを、グッと引いた。
 すると、運転席のほうの荷台がゆっくりと上がり始めたのだった。

「おおおっ! すごい! 親方、すごいです! やりましたね」
「わははは……ああ、成功だっ。お前が考えた油圧式ゆあつしきジャッキはとんでもない発明だぞ」

 ルートが今回親方たちに依頼していたのは、運転席側の荷台が持ち上がり、土砂どしゃや重い荷物を自動的に下ろせるトラックだった。
 ただ、そのためには、荷台を持ち上げる仕組みが必要だ。
 最初は蒸気の力でやってみようとしたが、力を調整するのが難しく、どうしてもガタつきが出てしまい、重いものを載せると持ち上げられなかった。
 荷台専用の蒸気機関を別に設置してはどうかという意見もあったが、コストや重量の面でそれも難しいということになった。
 ルートは前世の知識にいい方法がないかと考え、パスカルの原理を応用した油圧式ジャッキのことを思い出した。
 細いシリンダーと太いシリンダーを組み合わせ、内部のオイルには食用油を使った。
 細いシリンダーを蒸気の力で押し出すと、太いシリンダーの中に設置されたラムと呼ばれる金属棒が油圧で押し上げられる。
 一番高いところまでラムが達すると、シリンダーの横穴からパイプへ油が流れ出し、それ以上、上がらないようになる。油はパイプを通ってもとの場所に戻る仕組みだ。

「実験では、荷台にいっぱいの土砂を積んで試してみたが、ジャッキは難なく荷台を持ち上げ、土砂を落とすことができた。こいつは売れるぞ。鉱山、農場、港に市場……国中をこいつが走り回る姿が目に浮かぶ」

 ボーグはそう言って、満面の笑みを浮かべながらルートの肩を叩くのだった。
 ルートは、道路工事用にあと三台『運搬用トラック』を急いで作ってもらうようにボーグに頼むと、工房をあとにした。


   ◇ ◇ ◇


『運搬用トラック一号車』の完成から数日後。
 ルートは自分の家のリビングにいた。

「うん、ボアの肉は安いけど、味はいいね。これなら、十分売れると思う」
美味うめぇな、おい。このサクサク感がたまらねえ。むと肉汁にくじゅうがジュワーッと広がって……いくらでも食えるぜ」

 テーブルの上にあったトンカツは、あっという間にルートとジークの胃袋に消えていった。
 二人は台所に移動する。
 台所の調理台にはもう一枚、こんがりがったトンカツがあり、ジークの目はそれにくぎ付けになっている。

「あれは、母さんの分だからだめだよ」
「ああ……にしても、こいつは絶対バカ売れだぜ。ああ、トンカツの国に住みてえ」
「あはは……そんなに喜んでくれると作りがいがあるよ。でも、屋台で売るには、もうひと工夫しないとね」

 ルートはそう言うと、もう一枚トンカツを揚げ始めた。
 今度は、それを野菜と一緒にパンにはさむつもりだった。以前、ボーゲルの商業ギルドで特許申請をしたカツサンドを作ろうとしていたのである。
 この世界の街や村には大抵、簡単な食べ物を売る路上販売の店――屋台がある。
 貧しい人々や、冒険者、旅行者などが主な客層で、値段も安い。屋台があるのは、公共の広場や市場などだ。
 市場は集客率が高いため、商業ギルドへの登録料が高く、さらに税金で売り上げの二割を持っていかれる。
 それでも、やはりたくさん売れるので、市場の屋台申請は毎年競争率が高い。
 対して、公共の広場は登録料が安く、税金も売り上げの一割と市場の半分ですむ。
 だから、広場に屋台を出しているのは、資金が少ない行商人や出稼ぎの者が多い。
 ルートたちは、屋台で自分たちの料理を出す計画を進行中だった。
 そして今まさに、そのためのレシピを試作していたところだ。
『タイムズ商会』の商品第一号は『魔導式蒸気自動馬車』だが、商品の販売以外にもルートがやりたかったのが、レストランの開業である。
 本店の二階部分を、ルートが前世で好きだった食べ物を出すレストランにしたかったのだ。
 そのための調査や練習を兼ねて、まずは屋台でいくつかの食べ物を出してみようと考えたのである。

「ふあぁ、ふう……おはよう。あら、なにかいい匂いがするわね」

 着替えをすませたミーシャが、あくびをしながらリビングに入ってくる。

「おはよう、母さん」
「おはようさん。ほら、ルートが美味ぇ朝食を作ってくれてるぜ。座って座って」

 席に着いたミーシャの前に、ルートがいい匂いのスープと、黒パンのサンドウィッチを運んできた。

「トンカツとレタスを挟んだパンと、牛乳にすりつぶしたトウモロコシとチーズを加えたスープだよ。食べてみて、感想を聞かせて」
「まあ、あなたって、いつこんな料理を覚えたの? 教えたことなんてないのに」
「ああ、まあ、色んな街で食事をする中で、ひらめいたんだ。ほら、冷めないうちに食べてみてよ」

 ミーシャは手を胸の前で組んで、神に祈りをささげたあと、スープから口に運んだ。
 その結果は、絶賛のあらしだった。
 子供のようにはしゃいで声を上げるミーシャに、ルートとジークは思わず笑ってしまうのだった。


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