67 / 80
65 ジャミール遺跡 2
しおりを挟む
冒険の前哨戦ともいうべき、ワイバーン五匹との戦いは、スノウの大活躍もあって俺たちの圧勝に終わった。残り一匹になったワイバーンは、慌てて身をひるがえし逃げ去って行った。完全な脳筋馬鹿ではなかったようだ。
『マスター、地上に落ちたワイバーンはまだ生きています。とどめを刺しましょう』
(ああ、そうだな。スノウ、頼む)
『わかった~』
俺たちは地上に降り立った。幸い周囲は岩や砂に覆われた荒れ地で、ワイバーンが落ちたことによる被害はなかった。
すでに事切れたワイバーンも一匹いたが、残りの三匹はまだ生きており、起き上がってこちらに攻撃をしようとする奴もいた。
俺たちは、それぞれが魔法で一匹ずつ首を落としてとどめを刺した。ちなみに俺とナビが使ったのは、ウィンドカッターの上位版、中級魔法のウィンドスラッシュだ。魔力量も多く必要だが、対象を狙って放つときの、イメージの固定、角度、強度などにかなりの〝意志の強さ・明確さ〟が必要になる。初級と中級の違いなのだろう。
『ワイバーンの爪や皮は貴重な素材です。肉も淡白で美味です。さあ、マスター、解体しましょう』
(待て待て、待て~いっ! 言っておくが、俺は魔石を取り出すくらいしかやったことがないぞ。しかも、こんなドでかいのを四匹も解体なんて、できるかっ!)
『甘いですね、マスター。解体くらいできないと、この先冒険者として生きていけませんよ』
(うっ、で、でもよ、こんなの無理だって……)
『……では、全部解体しなくていいですから、爪と尻尾だけ持っていくことにしましょう』
(ま、まあ、そのくらいなら……でも、ナイフは普通のハンティングナイフだぞ? これで切れるのか?)
『そうですね。では、〈魔力付与〉の練習をしましょうか。これは、武器にも人間にも応用できます』
(おお、付与魔法か、お願いします、ナビさん)
『はい。では、ナイフを見ながら、ナイフ全体を包み込むイメージで、先ほどのウィンドスラッシュの魔法を掛けてください』
(はあ? ちょ、ちょっと待ってくれ。ナイフにウィンドスラッシュの魔法? そんなことしたら俺の手が斬れちゃうぞ?)
『魔法を放つのではなく、属性を付与した魔法で包み込むのです。纏わせると言い換えてもいいでしょう。そうすることで、武器なら、その武器と対象物との間に属性魔法の効果が発動します。切れ味なら風属性、硬さなら土属性というふうに、対象物に与えたい効果によって属性を変えるのです』
(な、なるほど……理屈は分かったけど、魔法って武器に固定できるのか?)
『固定というより、纏わせるのです。当然、魔力との親和性が高い金属の方が、長時間纏わせることができます。例えば、ミスリルや黒鉄がそうですね。逆に鋼鉄は親和性が低いですから、短時間しか纏わせることができません。これは、人間の場合も同じことです』
(なるほどな……じゃ、じゃあさ、もしかして、拳に火属性や水属性の魔法を纏わせて攻撃したりもできるのか?)
『当然できます』
ヒャッハ~~! おい、聞いたか、俺? 『ストフ〇イ』の技が現実に使えるんだぞ。リュ〇や〇鬼みたいに、敵を殴って火だるまにしたり、凍らせたりできるんだ。すげええ!
『浮かれていないで、練習してください』
(は、はい。ええっと、ナイフに風魔法のウィンドスラッシュを纏わせる……んん……なかなか魔力が広がって行かないな……)
『まだ、魔法を放つ癖が出ています。放つのではなく、流し込むようなイメージです』
(分かった。流し込む……流し込む……お、おお、出来たんじゃね?)
『はい、できましたね。では、それでワイバーンの尻尾を切ってみてください』
俺はワクワクしながら、薄緑色の魔力に包まれたナイフを持って、首なしワイバーンの死体に近づいた。そして、尻尾の付け根にナイフをぐっと差し込んだ。
ザクッ!
ひゃああっ! おいおいおいっ、なんだこの切れ味はっ! ほとんど力を入れていないのに半分近くまで切れちゃったぞ。
(す、すげえな……よし、この調子で残りも……って、あ、あれ? 切れない)
『鉄のナイフだと、一回の効果で終わりのようですね。もう一回付与しないといけません』
なるほど。これが付与魔法、いわゆる〈エンチャント〉というやつか。これは相当すごい魔法だぞ。使い方次第で、かなりの強敵でも倒せるな。練習しがいがある。
こうして、俺は付与魔法の練習をしながら、四匹のワイバーンの爪を切り取り、尻尾を切り落として皮を剥いだ。肉も塊に切り分けた。すべての素材を〈ルーム〉に収納した後、残った死体は土魔法で穴を掘って埋めた。
(お待たせ、スノウ。じゃあ、遺跡に行こうか)
『は~い。見てて面白かったよ~、ご主人様。頑張ったね~』
(そうか? ありがとうな。よし、出発していいぞ)
俺は、スノウの背中に上って首元を優しくポンポンと叩いた。
スノウはゆっくりと空に向かって高度を上げていく。地上が見る見るうちに遠くになっていった。
♢♢♢
『さあ、着いたよ、ご主人様~』
(おお、ここがジャミール遺跡か……って、デカっ! いったい何の遺跡なんだ?)
そこに広がっていたのは、例えるなら〝石材の廃棄場〟だろうか。大小無数の石の直方体が一つの村ほどの広さの中に積み重なり、墓標のように突き立っているものも点々と残っている。そして、長い年月の間に、苔むし、蔦やつる草が絡みつき、全体を覆っている。
『かなり古い遺跡ですね。恐らく何かの施設だったのではないかと推測します』
『ここにはね、大昔、ジャミールっていう大きな国があったんだって。エルフの長老が教えてくれたんだ~。でも、世界樹を支配しようとして、神様の怒りに触れ、滅ぼされたって聞いたよ~』
(なるほど……その国が滅んで、その跡地に現在のローダス王国が作られたのか。ここは、いかにも神話の舞台にふさわしい遺跡だな。降りてみるか。スノウ、あそこの少し開けた場所に下ろしてくれ)
『は~い』
俺たちは、何か円形状の庭のような場所に降り立った、石のブロックが敷き詰められているが、所々は剥がれて、そこから雑草や蔦などが生えていた。
(よし、今日はここで野営をするか。スノウ、ここまでありがとうな。木漏れ日亭の皆が心配しているだろうから、帰って安心させてやってくれ)
俺の言葉に、スノウは少し悲し気に顔をすり寄せてきた。
『うん……もっとご主人様と一緒に居たいけど、しかたないね。でも、私が必要になったら、すぐに呼んでね』
(ああ、その時は頼むよ。あ、そうだ、ワイバーンの肉を皆に持って行ってくれないか)
俺はスノウの顎の下を優しく撫でた後、収納からワイバーンの尻尾の肉の塊を取り出した。スノウはそれを口に咥えると、ゆっくりと空中に浮かび上がっていった。
『じゃあね~、ご主人様。気を付けて。帰るときはまた呼んでね~』
スノウは俺の上で何回か輪を描いた後、優雅に空の彼方へ消えて行った。
「さて、いろんな魔物がやって来るらしいから、ちょっと丈夫な寝床でも作りますか」
スノウを見送った後、俺は急に緊張感に包まれて、周囲を警戒しながら行動を開始した。
まずは安全な夜を過ごすためにどうするか考えて、地面の中に寝床を作ることにした。
円形の庭のすぐ近くに、ちょうど周囲に石材が壁のように積み重なった小さなスペースを見つけたので、そのスペースに土魔法で縦穴を掘り、そこから横に穴を広げて居住スペースを作った。壁を固めてからいったん外へ出た。
屋根の材料と薪を集めようと周囲を見回したが、ぽつんぽつんと木はあるものの、近くでは必要な量は集められないようだ。
『マスター、遺跡の周囲には森があります。どんな魔物がいるか、確認するためにも簡単に散策しませんか?』
(ああ、そうだな。どうせ木を集める必要があるから、行くしかないか)
俺はメイスを肩に、身体強化を発動して走り出した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読んでくださって、ありがとうございます。
皆様の応援が書き続ける力となります。
少しでも面白いと思われたら、📢を押していただくとありがたいです。
『マスター、地上に落ちたワイバーンはまだ生きています。とどめを刺しましょう』
(ああ、そうだな。スノウ、頼む)
『わかった~』
俺たちは地上に降り立った。幸い周囲は岩や砂に覆われた荒れ地で、ワイバーンが落ちたことによる被害はなかった。
すでに事切れたワイバーンも一匹いたが、残りの三匹はまだ生きており、起き上がってこちらに攻撃をしようとする奴もいた。
俺たちは、それぞれが魔法で一匹ずつ首を落としてとどめを刺した。ちなみに俺とナビが使ったのは、ウィンドカッターの上位版、中級魔法のウィンドスラッシュだ。魔力量も多く必要だが、対象を狙って放つときの、イメージの固定、角度、強度などにかなりの〝意志の強さ・明確さ〟が必要になる。初級と中級の違いなのだろう。
『ワイバーンの爪や皮は貴重な素材です。肉も淡白で美味です。さあ、マスター、解体しましょう』
(待て待て、待て~いっ! 言っておくが、俺は魔石を取り出すくらいしかやったことがないぞ。しかも、こんなドでかいのを四匹も解体なんて、できるかっ!)
『甘いですね、マスター。解体くらいできないと、この先冒険者として生きていけませんよ』
(うっ、で、でもよ、こんなの無理だって……)
『……では、全部解体しなくていいですから、爪と尻尾だけ持っていくことにしましょう』
(ま、まあ、そのくらいなら……でも、ナイフは普通のハンティングナイフだぞ? これで切れるのか?)
『そうですね。では、〈魔力付与〉の練習をしましょうか。これは、武器にも人間にも応用できます』
(おお、付与魔法か、お願いします、ナビさん)
『はい。では、ナイフを見ながら、ナイフ全体を包み込むイメージで、先ほどのウィンドスラッシュの魔法を掛けてください』
(はあ? ちょ、ちょっと待ってくれ。ナイフにウィンドスラッシュの魔法? そんなことしたら俺の手が斬れちゃうぞ?)
『魔法を放つのではなく、属性を付与した魔法で包み込むのです。纏わせると言い換えてもいいでしょう。そうすることで、武器なら、その武器と対象物との間に属性魔法の効果が発動します。切れ味なら風属性、硬さなら土属性というふうに、対象物に与えたい効果によって属性を変えるのです』
(な、なるほど……理屈は分かったけど、魔法って武器に固定できるのか?)
『固定というより、纏わせるのです。当然、魔力との親和性が高い金属の方が、長時間纏わせることができます。例えば、ミスリルや黒鉄がそうですね。逆に鋼鉄は親和性が低いですから、短時間しか纏わせることができません。これは、人間の場合も同じことです』
(なるほどな……じゃ、じゃあさ、もしかして、拳に火属性や水属性の魔法を纏わせて攻撃したりもできるのか?)
『当然できます』
ヒャッハ~~! おい、聞いたか、俺? 『ストフ〇イ』の技が現実に使えるんだぞ。リュ〇や〇鬼みたいに、敵を殴って火だるまにしたり、凍らせたりできるんだ。すげええ!
『浮かれていないで、練習してください』
(は、はい。ええっと、ナイフに風魔法のウィンドスラッシュを纏わせる……んん……なかなか魔力が広がって行かないな……)
『まだ、魔法を放つ癖が出ています。放つのではなく、流し込むようなイメージです』
(分かった。流し込む……流し込む……お、おお、出来たんじゃね?)
『はい、できましたね。では、それでワイバーンの尻尾を切ってみてください』
俺はワクワクしながら、薄緑色の魔力に包まれたナイフを持って、首なしワイバーンの死体に近づいた。そして、尻尾の付け根にナイフをぐっと差し込んだ。
ザクッ!
ひゃああっ! おいおいおいっ、なんだこの切れ味はっ! ほとんど力を入れていないのに半分近くまで切れちゃったぞ。
(す、すげえな……よし、この調子で残りも……って、あ、あれ? 切れない)
『鉄のナイフだと、一回の効果で終わりのようですね。もう一回付与しないといけません』
なるほど。これが付与魔法、いわゆる〈エンチャント〉というやつか。これは相当すごい魔法だぞ。使い方次第で、かなりの強敵でも倒せるな。練習しがいがある。
こうして、俺は付与魔法の練習をしながら、四匹のワイバーンの爪を切り取り、尻尾を切り落として皮を剥いだ。肉も塊に切り分けた。すべての素材を〈ルーム〉に収納した後、残った死体は土魔法で穴を掘って埋めた。
(お待たせ、スノウ。じゃあ、遺跡に行こうか)
『は~い。見てて面白かったよ~、ご主人様。頑張ったね~』
(そうか? ありがとうな。よし、出発していいぞ)
俺は、スノウの背中に上って首元を優しくポンポンと叩いた。
スノウはゆっくりと空に向かって高度を上げていく。地上が見る見るうちに遠くになっていった。
♢♢♢
『さあ、着いたよ、ご主人様~』
(おお、ここがジャミール遺跡か……って、デカっ! いったい何の遺跡なんだ?)
そこに広がっていたのは、例えるなら〝石材の廃棄場〟だろうか。大小無数の石の直方体が一つの村ほどの広さの中に積み重なり、墓標のように突き立っているものも点々と残っている。そして、長い年月の間に、苔むし、蔦やつる草が絡みつき、全体を覆っている。
『かなり古い遺跡ですね。恐らく何かの施設だったのではないかと推測します』
『ここにはね、大昔、ジャミールっていう大きな国があったんだって。エルフの長老が教えてくれたんだ~。でも、世界樹を支配しようとして、神様の怒りに触れ、滅ぼされたって聞いたよ~』
(なるほど……その国が滅んで、その跡地に現在のローダス王国が作られたのか。ここは、いかにも神話の舞台にふさわしい遺跡だな。降りてみるか。スノウ、あそこの少し開けた場所に下ろしてくれ)
『は~い』
俺たちは、何か円形状の庭のような場所に降り立った、石のブロックが敷き詰められているが、所々は剥がれて、そこから雑草や蔦などが生えていた。
(よし、今日はここで野営をするか。スノウ、ここまでありがとうな。木漏れ日亭の皆が心配しているだろうから、帰って安心させてやってくれ)
俺の言葉に、スノウは少し悲し気に顔をすり寄せてきた。
『うん……もっとご主人様と一緒に居たいけど、しかたないね。でも、私が必要になったら、すぐに呼んでね』
(ああ、その時は頼むよ。あ、そうだ、ワイバーンの肉を皆に持って行ってくれないか)
俺はスノウの顎の下を優しく撫でた後、収納からワイバーンの尻尾の肉の塊を取り出した。スノウはそれを口に咥えると、ゆっくりと空中に浮かび上がっていった。
『じゃあね~、ご主人様。気を付けて。帰るときはまた呼んでね~』
スノウは俺の上で何回か輪を描いた後、優雅に空の彼方へ消えて行った。
「さて、いろんな魔物がやって来るらしいから、ちょっと丈夫な寝床でも作りますか」
スノウを見送った後、俺は急に緊張感に包まれて、周囲を警戒しながら行動を開始した。
まずは安全な夜を過ごすためにどうするか考えて、地面の中に寝床を作ることにした。
円形の庭のすぐ近くに、ちょうど周囲に石材が壁のように積み重なった小さなスペースを見つけたので、そのスペースに土魔法で縦穴を掘り、そこから横に穴を広げて居住スペースを作った。壁を固めてからいったん外へ出た。
屋根の材料と薪を集めようと周囲を見回したが、ぽつんぽつんと木はあるものの、近くでは必要な量は集められないようだ。
『マスター、遺跡の周囲には森があります。どんな魔物がいるか、確認するためにも簡単に散策しませんか?』
(ああ、そうだな。どうせ木を集める必要があるから、行くしかないか)
俺はメイスを肩に、身体強化を発動して走り出した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読んでくださって、ありがとうございます。
皆様の応援が書き続ける力となります。
少しでも面白いと思われたら、📢を押していただくとありがたいです。
125
お気に入りに追加
2,261
あなたにおすすめの小説
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~
川原源明
ファンタジー
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。

10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる