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35 ついに収納魔法を覚えたよ
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「ポピィ、そっちに行ったぞ」
「はいっ、お任せくださいです!」
パルトスの街を出て早三日、俺とポピィは自由の天地を思い切り駆け回って、魔物たちと遊んでいた。いや、魔物たちからすればいい迷惑なんだけれどね……。
「よし、今日は山菜とボア肉のスープにボア肉サンドイッチだ」
「おお、毎日がご馳走ですね、トーマ様?」
「ああ、食べるのも修行のうちってな。だが、そろそろパンが無くなってきた。どこかの村か街に買いに行かないとな」
「ちょっと地図を見てみるです。ええっと……ここから西南の方向にエプラって所があるです。村か街かは分かりませんが、そこが一番近いです」
「そうか、よし、明日はそのエプラに行ってみよう。さあ、野営の準備をするぞ」
♢♢♢
野営と言っても、石と薪を集めてきて、たき火と調理兼用のかまどを作るだけである。寝るときは、たき火のそばで毛布をかぶって交代で寝る。
薪が必要なため、俺たちは森からあまり遠くには離れられない。森の近くは、獣や魔物に襲われる危険はあるが、それはもとよりリスク計算の中に入っている。見張りさえしっかりしていれば、よほどの魔物でない限り、俺たちがやられることはない。
本当はキャンプ道具がほしいんだよ。特に冬場はテントや寝袋が欲しい。でも、この世界のキャンプ道具は重いんだよ。重いし、かさばるし、子どもにはとうてい背負って旅をするのは無理だ。
ああ、早く収納魔法を覚えたい。まずは、無属性魔法初級のストレージでいい。荷物を背負わなくていいようにしたい。
『属性魔法はあれだけ早く習得したのに、無属性空間魔法が習得できないのは不思議ですね。結界魔法はすぐにできたのに』
(いや、理由は分かっているんだ。あのな、〈空間〉は分かるぞ。だが、〈亜空間〉が分からないんだ。イメージできないんだよ。空間をただ囲うだけだったらできる。ほら、こうして結界で囲めばいいだけだ。だけど、この空間の外にある空間って何だよ……)
『我々がいるこの空間が、二次元平面上にあるとすれば、その外側にあるのが亜空間です』
(いや、だから、それって四次元じゃん。次元が一つ上ってことじゃん。そんなの、どうやってイメージしろって言うんだ?)
『……座標を一つ増やす、これはイメージできますか?』
(座標を増やす? つまり、空間を指定する三つの座標に、もう一つ座標を加えるということか?)
『そうです。この座標は、時間と空間を内包する変動パラメーターとして扱われますが、この世界と亜空間の境界に固定することで、二つの空間をつなぐことができます』
(言っていることは何となく分かるが、どんな風にイメージすればいいのか、分からない)
『この座標点はこちらの世界では、三次元の球体になりますから、適当な大きさの黒い球をイメージすれば良いでしょう。そして、その球につながるある大きさの空間を指定してください』
(分かった。ちょっとやってみる)
俺はナビの言ったことを反芻しながら、まず、十メートルの三乗の大きさの立方体の空間をイメージし、次にそれに半分埋もれた黒い球体をイメージに付け加えた。そして、魔力を放出した。
うおおおっ、体から一気に力が抜けていったぞ。大丈夫か、俺の魂?
『大量の魔力を放出した際、一時的に魂は弱体化しますが、すぐに周囲からニュートリノを補充しますから心配はありません。
それより、見てください、成功しましたよ。これは、初級のストレージではなく、明らかに無属性中級空間魔法〈ルーム〉ですね。おめでとうございます、マスター。この〈ルーム〉は、ストレージのように一時的な収納空間ではなく、ステータスに座標数値を適当に登録すれば、永続的に利用できますよ』
俺は、右前の空間に浮かぶ直径二十センチほどの「黒い球体」を見つめながら、何か現実とは思えないような感覚になっていた。
(ステータスに登録って、どうすればできるんだ?)
『ステータス画面を出してください』
俺は「自分のステータス」と心の中で唱えた。目の前に薄い水色の半透明の画面が浮かび上がる。
『今、スキルの所に、新しく〈無属性中級魔法ルーム〉という表記があるはずです』
(おお、あるな)
『その表記に視点を集中して、開けとかオープンとか、心の中で命じてください。そうすれば、詳細画面が現れると思いますので、あとは、その座標に適当な数字を入れるだけです』
(分かった。……〝オープン〟)
言われたとおりにやってみる。おお、こんな機能があったのか。スキルの詳細画面が重なるようにして現れた。この空欄に数値を入れるんだな。
ええっと、容量は、千立方メートル……座標は、0から始めればいいかな……立方体だから、八つの座標点に一辺が十メートルになるように数値を入れてやる。
(なあ、ナビ、√とか使っていいのか?)
『はい、まったく問題ありません』
よし、できた。これで、〈ルーム〉と唱えれば、いつでも、この黒い球が現れるんだな。
「トーマ様、薪を集めてきました」
「ああ、そうだった。すまん、ポピィ、ちょっと魔法の練習をしていたら、かまどを作るのをすっかり忘れていた。すぐ、作るからな」
「あ、お手伝いし…ま…な、何ですか、それっ? ト、トーマ様」
まあ、驚くよな。
「これ、何だと思う?」
「や、闇の精霊? 新種の空飛ぶスライム?」
「なるほど、確かに真っ黒だから、闇の精霊はありそうだよな。
ふふん、実はな、これはこういうものなんだ」
俺は自分のメイスを、その黒い球体の中に突っ込んだ。メイスは何の抵抗も無く、球体に飲み込まれ、ポピィは目を丸くして言葉を失った。
そこで、今度は球体に手を突っ込み、ポピィに分かるように「メイス」と声に出した。手を引き抜くと、俺の手にはメイスが握られていた。
「分かったか? 俺はついに〈収納魔法〉を習得したんだ」
「す、すごいですっ! トーマ様は天才です、神様です!」
「ふっふっふっ、もっと褒めたまえ。これで、俺たちは、重い荷物を背負わなくてもいいんだ。どうだ? 嬉しいか?」
「はいっ、夢みたいです! わ、わたしも入れてみていいですか?」
(ああ、どうなんだろう。ナビ、俺以外の者が物を入れても使えるのか?)
『はい、入れることはできますが、取り出せるのはマスターだけです』
「ああ、やっぱりそうか。ポピィ、入れることはできるが、取り出せるのは俺だけなんだ」
「あ、そうなんですね。分かりました。じゃあ、何かをしまいたいときには、トーマ様にお願いしますね。ところで、それ、どれくらい入るんですか?」
「そうだな、小さい家なら一軒丸ごと入るくらいだな。もっと鍛錬して魔力を強くできれば、もっと大きく広げることができるぞ」
「びっくりです……トーマ様って、ほんとにすごい人ですね」
まあ、俺がすごいんじゃなく、ナビがすごいんだけどね。
翌朝、目を覚ました俺たちは、最後のパンでサンドイッチを作って食べ、すぐに出発の準備を始めた。
「なんだか雨が降りそうな空ですね?」
たき火の火を消しながら、ポピィが空を見上げて言った。
「そうだな。早いとこエプラだったか、そこへ行くことにしよう」
俺は、荷物をすべて〈ルーム〉にしまい込みながら答えた。
空が晴れていようが曇っていようが、街道から外れた草原の中を行く俺たちは元気いっぱいだった。何しろ、昨日までの重い荷物を、もう背負わなくていいのである。
歩こう、歩こう、俺たち元気~~♪ 俺がついつい口ずさんでいたら、ポピィが面白がって、自分にも教えてくれという。そこで、「どんどん行こう」の所まで教えて、それを二人で繰り返し歌いながら、能天気に歩いて行った。
「おお、見えて来たぞ、あれだな」
二つの分かれた道を左の方へしばらく行くと、遠くに石の城壁が見えてきた。
「はいっ、お任せくださいです!」
パルトスの街を出て早三日、俺とポピィは自由の天地を思い切り駆け回って、魔物たちと遊んでいた。いや、魔物たちからすればいい迷惑なんだけれどね……。
「よし、今日は山菜とボア肉のスープにボア肉サンドイッチだ」
「おお、毎日がご馳走ですね、トーマ様?」
「ああ、食べるのも修行のうちってな。だが、そろそろパンが無くなってきた。どこかの村か街に買いに行かないとな」
「ちょっと地図を見てみるです。ええっと……ここから西南の方向にエプラって所があるです。村か街かは分かりませんが、そこが一番近いです」
「そうか、よし、明日はそのエプラに行ってみよう。さあ、野営の準備をするぞ」
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薪が必要なため、俺たちは森からあまり遠くには離れられない。森の近くは、獣や魔物に襲われる危険はあるが、それはもとよりリスク計算の中に入っている。見張りさえしっかりしていれば、よほどの魔物でない限り、俺たちがやられることはない。
本当はキャンプ道具がほしいんだよ。特に冬場はテントや寝袋が欲しい。でも、この世界のキャンプ道具は重いんだよ。重いし、かさばるし、子どもにはとうてい背負って旅をするのは無理だ。
ああ、早く収納魔法を覚えたい。まずは、無属性魔法初級のストレージでいい。荷物を背負わなくていいようにしたい。
『属性魔法はあれだけ早く習得したのに、無属性空間魔法が習得できないのは不思議ですね。結界魔法はすぐにできたのに』
(いや、理由は分かっているんだ。あのな、〈空間〉は分かるぞ。だが、〈亜空間〉が分からないんだ。イメージできないんだよ。空間をただ囲うだけだったらできる。ほら、こうして結界で囲めばいいだけだ。だけど、この空間の外にある空間って何だよ……)
『我々がいるこの空間が、二次元平面上にあるとすれば、その外側にあるのが亜空間です』
(いや、だから、それって四次元じゃん。次元が一つ上ってことじゃん。そんなの、どうやってイメージしろって言うんだ?)
『……座標を一つ増やす、これはイメージできますか?』
(座標を増やす? つまり、空間を指定する三つの座標に、もう一つ座標を加えるということか?)
『そうです。この座標は、時間と空間を内包する変動パラメーターとして扱われますが、この世界と亜空間の境界に固定することで、二つの空間をつなぐことができます』
(言っていることは何となく分かるが、どんな風にイメージすればいいのか、分からない)
『この座標点はこちらの世界では、三次元の球体になりますから、適当な大きさの黒い球をイメージすれば良いでしょう。そして、その球につながるある大きさの空間を指定してください』
(分かった。ちょっとやってみる)
俺はナビの言ったことを反芻しながら、まず、十メートルの三乗の大きさの立方体の空間をイメージし、次にそれに半分埋もれた黒い球体をイメージに付け加えた。そして、魔力を放出した。
うおおおっ、体から一気に力が抜けていったぞ。大丈夫か、俺の魂?
『大量の魔力を放出した際、一時的に魂は弱体化しますが、すぐに周囲からニュートリノを補充しますから心配はありません。
それより、見てください、成功しましたよ。これは、初級のストレージではなく、明らかに無属性中級空間魔法〈ルーム〉ですね。おめでとうございます、マスター。この〈ルーム〉は、ストレージのように一時的な収納空間ではなく、ステータスに座標数値を適当に登録すれば、永続的に利用できますよ』
俺は、右前の空間に浮かぶ直径二十センチほどの「黒い球体」を見つめながら、何か現実とは思えないような感覚になっていた。
(ステータスに登録って、どうすればできるんだ?)
『ステータス画面を出してください』
俺は「自分のステータス」と心の中で唱えた。目の前に薄い水色の半透明の画面が浮かび上がる。
『今、スキルの所に、新しく〈無属性中級魔法ルーム〉という表記があるはずです』
(おお、あるな)
『その表記に視点を集中して、開けとかオープンとか、心の中で命じてください。そうすれば、詳細画面が現れると思いますので、あとは、その座標に適当な数字を入れるだけです』
(分かった。……〝オープン〟)
言われたとおりにやってみる。おお、こんな機能があったのか。スキルの詳細画面が重なるようにして現れた。この空欄に数値を入れるんだな。
ええっと、容量は、千立方メートル……座標は、0から始めればいいかな……立方体だから、八つの座標点に一辺が十メートルになるように数値を入れてやる。
(なあ、ナビ、√とか使っていいのか?)
『はい、まったく問題ありません』
よし、できた。これで、〈ルーム〉と唱えれば、いつでも、この黒い球が現れるんだな。
「トーマ様、薪を集めてきました」
「ああ、そうだった。すまん、ポピィ、ちょっと魔法の練習をしていたら、かまどを作るのをすっかり忘れていた。すぐ、作るからな」
「あ、お手伝いし…ま…な、何ですか、それっ? ト、トーマ様」
まあ、驚くよな。
「これ、何だと思う?」
「や、闇の精霊? 新種の空飛ぶスライム?」
「なるほど、確かに真っ黒だから、闇の精霊はありそうだよな。
ふふん、実はな、これはこういうものなんだ」
俺は自分のメイスを、その黒い球体の中に突っ込んだ。メイスは何の抵抗も無く、球体に飲み込まれ、ポピィは目を丸くして言葉を失った。
そこで、今度は球体に手を突っ込み、ポピィに分かるように「メイス」と声に出した。手を引き抜くと、俺の手にはメイスが握られていた。
「分かったか? 俺はついに〈収納魔法〉を習得したんだ」
「す、すごいですっ! トーマ様は天才です、神様です!」
「ふっふっふっ、もっと褒めたまえ。これで、俺たちは、重い荷物を背負わなくてもいいんだ。どうだ? 嬉しいか?」
「はいっ、夢みたいです! わ、わたしも入れてみていいですか?」
(ああ、どうなんだろう。ナビ、俺以外の者が物を入れても使えるのか?)
『はい、入れることはできますが、取り出せるのはマスターだけです』
「ああ、やっぱりそうか。ポピィ、入れることはできるが、取り出せるのは俺だけなんだ」
「あ、そうなんですね。分かりました。じゃあ、何かをしまいたいときには、トーマ様にお願いしますね。ところで、それ、どれくらい入るんですか?」
「そうだな、小さい家なら一軒丸ごと入るくらいだな。もっと鍛錬して魔力を強くできれば、もっと大きく広げることができるぞ」
「びっくりです……トーマ様って、ほんとにすごい人ですね」
まあ、俺がすごいんじゃなく、ナビがすごいんだけどね。
翌朝、目を覚ました俺たちは、最後のパンでサンドイッチを作って食べ、すぐに出発の準備を始めた。
「なんだか雨が降りそうな空ですね?」
たき火の火を消しながら、ポピィが空を見上げて言った。
「そうだな。早いとこエプラだったか、そこへ行くことにしよう」
俺は、荷物をすべて〈ルーム〉にしまい込みながら答えた。
空が晴れていようが曇っていようが、街道から外れた草原の中を行く俺たちは元気いっぱいだった。何しろ、昨日までの重い荷物を、もう背負わなくていいのである。
歩こう、歩こう、俺たち元気~~♪ 俺がついつい口ずさんでいたら、ポピィが面白がって、自分にも教えてくれという。そこで、「どんどん行こう」の所まで教えて、それを二人で繰り返し歌いながら、能天気に歩いて行った。
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