13 / 77
13 ギルドの仕事を頑張ろう
しおりを挟む
翌日から、俺は冒険者ギルドに通い、依頼ボードから適当なものを選んで精力的に仕事をこなしていった。と言っても、まだ冒険者ランクが最低のFランクだったので、大した依頼はない。主に常設である薬草採取と素材集めが中心だ。
「おはようございます、バークさん」
朝早くは、ギルドが混雑する時間帯だ。三つある受付のうち、二つの若い受付嬢の所には長蛇の列ができていたが、残りの一つ、初老の男性の受付には四、五人しか並んでいなかった。どこの世界も若い女性に人気で対抗するのは厳しい。
俺は毎回、この真面目で大人しい初老の男性の所で受付をしてもらっていた。
「おお、トーマ君、おはよう」
「すみません、ちょっとお尋ねしますが、掲示板に〈ゴブリン退治〉の依頼が貼ってありますが、あれって、俺でも受けられますか?」
「ああ、受けられるよ。ランクの指定がないものは、どのランクでも大丈夫だ。〈ゴブリン退治〉はおそらく常設になるんじゃないかな。最近、数が増えたんだよ」
「なるほど。じゃあ、ちょっと薬草採取に行くついでに、ゴブリンがいたら退治してきます」
「ああ、気をつけてな」
「はい。行ってきます」
俺はバークさんに手を振ってギルドを後にした。そして、依頼書に書かれていた南の森に向かった。
この南の森は、危険度ランクで言えばCランクだ。つまり、生息する魔物はCランク以下のオーク、ランドウルフ、ゴブリン、スライム等だ。ただし。オークは単体ならCランクだが、三体以上になるとBランク以上になる。同様に、ゴブリンも単体ならDランクだが、集団になるとCランク以上になる。また、稀に変異種と呼ばれる個体が出現することがあり、これはどんな魔物であってもBランク以上の指定になる。
俺は南の森の手前で、薬草を取りながら、少しずつ森の近くへ移動していた。多くの冒険者たちが、パーティを組んで森の中へと消えていく。
『マスター、森の奥から何かが近づいてきます』
(ああ、俺も察知した。複数だな)
俺はメイスを構えて、戦闘態勢に入った。
「た、助けてくれええ~っ」
「いやあああっ」
森の中から走り出てきたのは、若い男女四人組のパーティだった。そのうちの一人の男は足を怪我しているのか、もう一人の男に支えられて足を引きずりながら逃げている。
彼らの後ろから、けたたましい声と木々をへし折る音が聞こえてきた。現れたのはゴブリンの群れだった。当然、四人組パーティを追いかけてきたのかと思ったが、ひどく慌てた様子で後ろを振り返りながら、四人組には目もくれず追い越していく。
それもそのはずだ。ゴブリンたちを追って出てきたのは五匹のオークの集団だった。
「おいっ、お前たち、こっちだ」
森の中からまた別の三人組パーティが飛び出してきて、リーダーらしき男が逃げている四人組に叫んだ。他にも近くにいた冒険者たちが集まって来た。
「すまん、ここにいる者たちでゴブリンの討伐をお願いする。俺たちはCランクパーティ《虹の翼》だ。俺たちでオークを止める」
「おう、分かった」
「任せろっ」
近くの冒険者たちが返事をして、さっそくゴブリンの群れの討伐を始めた。
『マスター、我々も』
(ああ、先ずはゴブリンを片付けよう)
俺はメイスを手に、乱闘が始まった場所へ走っていった。
ゴブリンの群れは十三匹で、大した武器も持っていなかった。それに対して、冒険者たちは六人、どうやら二組のパーティのようで、まだランクも高くないのだろう、ゴブリンの群れに囲まれてかなり苦戦していた。
「とおっ、そりゃっ、てええいっ……」
俺は、危険な状況だった男一人、女二人のパーティの方から加勢した。初めて実戦で使う黒鉄のメイスだったが、実に使い勝手が良かった。ゴブリンごときは一撃で倒すことができる。
「な……す、すげえな」
「すごい……あっという間に倒しちゃった」
六匹のゴブリンを瞬殺した後、そんな賞賛の声を背に、今度はもう一組のパーティの方へ駆けていく。
だが、こちらはかなり戦い慣れたパーティのようで、俺が手助けする必要もなさそうだ。
「ぐああっ、くそったれ……」
ゴブリンは片付きそうなので、もう一方のオークの集団とCランクパーティの戦いに目を向けた。
(ああ、やばいな。盾役の人がやられたみたいだ。よし、助けに行くか)
「助勢しますっ」
俺は、盾役の人に襲い掛かっている斧を持ったオークに突進しながら叫んだ。
「ああ、助かるっ……って、えっ? 子供?」
リーダーの盾役の若者は、凹んだ盾でオークの攻撃を防ぎながら驚きの声を上げた。
彼の目の前で、横合いから突っ込んできた小さな少年は、オークの腕を黒いメイスで殴りつけると、返しの動作でオークの喉にメイスを突き刺していた。
グギャアァッ……。
オークは大量の血を流しながらよろよろと後退し、そのままばたりと後ろに倒れ込んだ。
残りのオークは二匹だ。そのうちの一匹は魔法で顔を焼かれたのか、顔半分が焼けただれ、片目がつぶれ、後方で戦況を見守っていた。もう一匹は剣と盾を持った男と戦っており、男の後ろに弓を持った女性と魔法使いと思われるローブを着た女性がいた。
俺は、後方にいるオークに狙いをつけて近づいていった。
プギイイィッ!
顔を焼かれたオークがけたたましい声を上げて、全身を真っ赤に紅潮させた。
『マスター、あれは〈憤怒〉のスキルです。戦闘力が一時的に上がります。ご注意を』
(了解!)
「君、ありがとう、助かったよ。俺はルードだ」
盾役の人が俺を追いかけてきて礼を言った。
「トーマと言います。間に合ってよかったです」
「ああ、危ない所だった。ところで、トーマ、君ずいぶん若いが、すごい腕前だな」
「いいえ、まだまだです。それより、来ますよ、注意してください」
「ああ、俺が奴の攻撃を防ぐ。隙を狙って攻撃してくれ」
そう言うとルードさんは前に出てカイトシールドとロングソードを構えた。
スキルを発動し終えたオークは、まるで全身から湯気を出しそうなほど真っ赤になって、荒い息を吐きながら近づいて来た。
(あれって、まともに攻撃を受けたらやばいんじゃないか?)
『はい。ルードという人の防御力よりオークの攻撃力の方が上です。受け流す技術があれば何とかなりそうですが……』
「ルードさん、奴はスキルで力が上昇している。まともに受けずに、かわす感じで……」
「なるほど。分かった」
オークが太い棍棒を振り上げてルードさんに襲い掛かって来た。
「くっ……なんて力だ、くそっ」
ルードさんは盾を斜めにして、こん棒が当たった瞬間体を入れ替えながら、上手く受け流したように見えたが、圧力でそのまま後ろの方へ三メートルほど転がった。
オークはそのまま、ルードさんを追撃しようとした。
「ていっ!」
プギャアァッ!
俺は背後から、オークの右膝の裏を思い切りメイスで殴りつけた。
「とりゃっ!」
思わず片膝を地面についたオークの首の後ろに、槍の先を突き刺す。
ウギャアァッ!
急所を突かれたオークは、よろよろと立ち上がろうとしたが、そのままばたりと前に倒れた。
もう一匹のオークも、剣士さん、弓士さん、魔法使いさんが三人がかりの末、傷だらけのハリネズミのような姿で倒れていた。
「おはようございます、バークさん」
朝早くは、ギルドが混雑する時間帯だ。三つある受付のうち、二つの若い受付嬢の所には長蛇の列ができていたが、残りの一つ、初老の男性の受付には四、五人しか並んでいなかった。どこの世界も若い女性に人気で対抗するのは厳しい。
俺は毎回、この真面目で大人しい初老の男性の所で受付をしてもらっていた。
「おお、トーマ君、おはよう」
「すみません、ちょっとお尋ねしますが、掲示板に〈ゴブリン退治〉の依頼が貼ってありますが、あれって、俺でも受けられますか?」
「ああ、受けられるよ。ランクの指定がないものは、どのランクでも大丈夫だ。〈ゴブリン退治〉はおそらく常設になるんじゃないかな。最近、数が増えたんだよ」
「なるほど。じゃあ、ちょっと薬草採取に行くついでに、ゴブリンがいたら退治してきます」
「ああ、気をつけてな」
「はい。行ってきます」
俺はバークさんに手を振ってギルドを後にした。そして、依頼書に書かれていた南の森に向かった。
この南の森は、危険度ランクで言えばCランクだ。つまり、生息する魔物はCランク以下のオーク、ランドウルフ、ゴブリン、スライム等だ。ただし。オークは単体ならCランクだが、三体以上になるとBランク以上になる。同様に、ゴブリンも単体ならDランクだが、集団になるとCランク以上になる。また、稀に変異種と呼ばれる個体が出現することがあり、これはどんな魔物であってもBランク以上の指定になる。
俺は南の森の手前で、薬草を取りながら、少しずつ森の近くへ移動していた。多くの冒険者たちが、パーティを組んで森の中へと消えていく。
『マスター、森の奥から何かが近づいてきます』
(ああ、俺も察知した。複数だな)
俺はメイスを構えて、戦闘態勢に入った。
「た、助けてくれええ~っ」
「いやあああっ」
森の中から走り出てきたのは、若い男女四人組のパーティだった。そのうちの一人の男は足を怪我しているのか、もう一人の男に支えられて足を引きずりながら逃げている。
彼らの後ろから、けたたましい声と木々をへし折る音が聞こえてきた。現れたのはゴブリンの群れだった。当然、四人組パーティを追いかけてきたのかと思ったが、ひどく慌てた様子で後ろを振り返りながら、四人組には目もくれず追い越していく。
それもそのはずだ。ゴブリンたちを追って出てきたのは五匹のオークの集団だった。
「おいっ、お前たち、こっちだ」
森の中からまた別の三人組パーティが飛び出してきて、リーダーらしき男が逃げている四人組に叫んだ。他にも近くにいた冒険者たちが集まって来た。
「すまん、ここにいる者たちでゴブリンの討伐をお願いする。俺たちはCランクパーティ《虹の翼》だ。俺たちでオークを止める」
「おう、分かった」
「任せろっ」
近くの冒険者たちが返事をして、さっそくゴブリンの群れの討伐を始めた。
『マスター、我々も』
(ああ、先ずはゴブリンを片付けよう)
俺はメイスを手に、乱闘が始まった場所へ走っていった。
ゴブリンの群れは十三匹で、大した武器も持っていなかった。それに対して、冒険者たちは六人、どうやら二組のパーティのようで、まだランクも高くないのだろう、ゴブリンの群れに囲まれてかなり苦戦していた。
「とおっ、そりゃっ、てええいっ……」
俺は、危険な状況だった男一人、女二人のパーティの方から加勢した。初めて実戦で使う黒鉄のメイスだったが、実に使い勝手が良かった。ゴブリンごときは一撃で倒すことができる。
「な……す、すげえな」
「すごい……あっという間に倒しちゃった」
六匹のゴブリンを瞬殺した後、そんな賞賛の声を背に、今度はもう一組のパーティの方へ駆けていく。
だが、こちらはかなり戦い慣れたパーティのようで、俺が手助けする必要もなさそうだ。
「ぐああっ、くそったれ……」
ゴブリンは片付きそうなので、もう一方のオークの集団とCランクパーティの戦いに目を向けた。
(ああ、やばいな。盾役の人がやられたみたいだ。よし、助けに行くか)
「助勢しますっ」
俺は、盾役の人に襲い掛かっている斧を持ったオークに突進しながら叫んだ。
「ああ、助かるっ……って、えっ? 子供?」
リーダーの盾役の若者は、凹んだ盾でオークの攻撃を防ぎながら驚きの声を上げた。
彼の目の前で、横合いから突っ込んできた小さな少年は、オークの腕を黒いメイスで殴りつけると、返しの動作でオークの喉にメイスを突き刺していた。
グギャアァッ……。
オークは大量の血を流しながらよろよろと後退し、そのままばたりと後ろに倒れ込んだ。
残りのオークは二匹だ。そのうちの一匹は魔法で顔を焼かれたのか、顔半分が焼けただれ、片目がつぶれ、後方で戦況を見守っていた。もう一匹は剣と盾を持った男と戦っており、男の後ろに弓を持った女性と魔法使いと思われるローブを着た女性がいた。
俺は、後方にいるオークに狙いをつけて近づいていった。
プギイイィッ!
顔を焼かれたオークがけたたましい声を上げて、全身を真っ赤に紅潮させた。
『マスター、あれは〈憤怒〉のスキルです。戦闘力が一時的に上がります。ご注意を』
(了解!)
「君、ありがとう、助かったよ。俺はルードだ」
盾役の人が俺を追いかけてきて礼を言った。
「トーマと言います。間に合ってよかったです」
「ああ、危ない所だった。ところで、トーマ、君ずいぶん若いが、すごい腕前だな」
「いいえ、まだまだです。それより、来ますよ、注意してください」
「ああ、俺が奴の攻撃を防ぐ。隙を狙って攻撃してくれ」
そう言うとルードさんは前に出てカイトシールドとロングソードを構えた。
スキルを発動し終えたオークは、まるで全身から湯気を出しそうなほど真っ赤になって、荒い息を吐きながら近づいて来た。
(あれって、まともに攻撃を受けたらやばいんじゃないか?)
『はい。ルードという人の防御力よりオークの攻撃力の方が上です。受け流す技術があれば何とかなりそうですが……』
「ルードさん、奴はスキルで力が上昇している。まともに受けずに、かわす感じで……」
「なるほど。分かった」
オークが太い棍棒を振り上げてルードさんに襲い掛かって来た。
「くっ……なんて力だ、くそっ」
ルードさんは盾を斜めにして、こん棒が当たった瞬間体を入れ替えながら、上手く受け流したように見えたが、圧力でそのまま後ろの方へ三メートルほど転がった。
オークはそのまま、ルードさんを追撃しようとした。
「ていっ!」
プギャアァッ!
俺は背後から、オークの右膝の裏を思い切りメイスで殴りつけた。
「とりゃっ!」
思わず片膝を地面についたオークの首の後ろに、槍の先を突き刺す。
ウギャアァッ!
急所を突かれたオークは、よろよろと立ち上がろうとしたが、そのままばたりと前に倒れた。
もう一匹のオークも、剣士さん、弓士さん、魔法使いさんが三人がかりの末、傷だらけのハリネズミのような姿で倒れていた。
91
お気に入りに追加
2,216
あなたにおすすめの小説
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる