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HO2.女教皇の弟(5話)
3.畏怖の天啓
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江藤和也が通う大学は都内の方にあった。こぢんまりとしたキャンパスだが、由緒のある学校である。この学校を選んだ江藤家の気風はなんとなくわかるような気はした。基本的にのんびりしているのだろうが、長女耀子のことで皆胃を痛めているに違いない。もちろん和也も。
「そんな真面目な人に『天啓』なんて与えられたら大変ですよ」
テータが言った。
「真面目な人が暴走するときほど厄介な事ってありませんから」
「それはどこの星も一緒なんですね……」
杏はしみじみとしてしまう。真面目な人が思い詰めて、行動力を発揮してしまうと、なまじ本人が真面目でしっかり実行してしまう分、とんでもない事態に結びつくものなのだ。同期が当時の上司からパワハラを受けた時とか……。
と、過去のことに思いを馳せていたところで、哲夫が学生課のカウンターに駆け寄った。
「文部科学省の国成と申します。すみませんが、経済学部の長島教授と面会のお約束を頂いておりまして……」
どうやら、文科省経由でアポイントを取っていたらしい。少しすると、学生課の職員が、教授の研究室まで連れて行ってくれた。長島教授は年嵩の男性で、哲夫とテータが名刺を渡し、杏の自己紹介を受けると柔和な笑顔で挨拶を返してくれた。杏の名刺はまだ間に合っていないのだ。
「神林と申します。あいにく名刺は切らしておりまして」
「よろしくどうぞ。江藤くんのことを聞きたいと言うお話ですが」
「はい。実は、彼がご家庭の事情で悩んでいる、と言う情報が寄せられまして……」
哲夫は「天啓」の話を知らない地球人が受け入れられる程度に薄めた、和也の異変の話を長島に聞かせた。早い話、「姉・耀子のことで義憤に駆られ、元義兄とトラブルを起こしそうになっている」と言う内容だ。
「江藤くんは明るくて真面目だと私も思っています。お姉さんが大学で優秀な成績を修めた、と言うことで、自分も大学できっちり勉強したい、と言う事は話してくれましたね。お姉さんのことをとても尊敬しているようでした」
教授はしみじみと言う。和也が「天啓」を受けて救済しようとするならば、それは姉絡みで間違いない。
「最近、彼の様子でおかしなところは?」
「うーん、私も学科の必修や選択の講義をいくつか受け持っているだけですからね。二年生だとゼミも始まっていませんし。ああ、でもそうだ。学科に沢辺さんと言う女子学生がいるのですが、最近彼女の相談に乗っていると言う噂を聞きましたよ。よく、学食で食事しているようですね。交際しているかどうかはわかりませんが……」
まだ、姉のことが解決していないのに、他の学生から相談を受ける? 三人は目を見交わした。時計を見る。時刻は正午を回ろうとしていた。
「沢辺さんにご姉妹は?」
「学生課じゃないとわからないんじゃないかな。いや学生課でもわかるのかな……? 緊急連絡先にごきょうだいを指名しているとかでなければ」
その時、チャイムが鳴った。
「江藤くんは沢辺さんと学食にいると仰いましたよね」
テータが言う。
「学食の場所を教えていただけませんか?」
和也は沢辺由奈の話を聞きながら、山中の次の標的について考えていた。まだ、あの男の始末すら付いていないのに、もう次かと自分でも思うが、自分で救える人がいるなら早めに知っておきたい。山中のことが済んだら、次は沢辺の姉の配偶者だ。
「お姉さん大丈夫なの?」
エビドリアをスプーンで切り取りながら、沢辺は気遣わしげに尋ねる。対する和也は担々麺を啜っていた。
「うん。今は小康状態って感じ。それにしても、沢辺さんのお姉さん、大変だね。旦那さん、その知らないハンカチについてはなんて言ってるの?」
「会社の同僚から借りただけだって。お姉ちゃんが納得できなくて問い詰めると怒るらしいんだよね……」
ああ、そうか。女性関係を捏造するのもアリだな。家事の負担で追い詰めた妻と離婚して復縁を迫りながらも他の女の影が。これをあいつの会社に送ってやる。会社も会社だ。姉ちゃんの様な人が病んで退職したのに、あの男を置いておくなんて。間違っている。許せない。
間違っている。その確信が、和也のモチベーションを高めていた。
その時、学食に、明らかに場違いな二人組が入ってきて、和也はそちらを見た。由奈も振り返る。誰かを探しているようだった。一人は、シスター服をシンプルに、普段着らしくしたワンピースと、布を頭に被った女性。もう一人はスーツの男。どこか公務員然とした雰囲気だ。神父か牧師だろうか? スーツのイメージはないが。
シスターの方が自分に気付いた。男の肩を軽く叩く。男も気がつき、二人はこちらに歩いてきた。何だ? 知り合いでも何でもないが。シスターと連れの男が自分に何の用だろう。
「お食事中すみません。文部科学省の国成と申します。江藤和也くん?」
スーツの男が名乗った。どうやら、公務員の様だと言う和也の印象は当たっていたらしい。
「は、はい……そうですけど」
「私、お邪魔ですか?」
沢辺が居心地悪そうに言う。
「いえ、いてくださって結構ですよ。私は浪越と申します。あなたのお姉さんのことでお伺いしたいことが」
まずい。和也は焦った。姉の話が出れば、必然的に山中の話になる。沢辺に聞かせる訳にはいかない。
え? どうして? 自分は彼女たちを救うためにやっているのに? どうしてこそこそする必要があるんだ?
いや、駄目だ。天啓を受けていない、使命を受けていない人間にはきっと理解されない。
そんな、自問自答が頭の中でぐるぐると回っている。
「お食事が終わるまで待たせて貰いますよ。三時限目の抗議は休講だそうですね」
「はい」
「やっぱり私、お邪魔みたいだから別の所移りますね。江藤くん、話聞いてくれてありがとう。またね」
「あ、うん……」
沢辺は料理が乗った盆を持ってそそくさと去り、他のテーブルへ移動した。空いた席にシスター浪越がさっさと座ってしまう。その隣に国成が腰を落ち着けた。
「お姉さんと言うか、別れた旦那さんである山中英俊さんの件なんですが」
あいつ、通報したのか。図々しい。こちらは通報しないでいてやったのに。なんて奴だ。
「そんなに怖い顔をしないで。彼はあなたを心配していましたよ。和也くんはあんな子じゃなかったのにって」
浪越が微笑みながら言う。さながら、救いの手を差し伸べる修道女様だ。まるで、お前よりも自分の方が上手くできると言わんばかりの態度。嫉妬と、焦燥と、怒りが湧いた。浪越が何者かなんて、一言も聞いていないのに。
「あの人に俺の何がわかるんですかね。それで、お二人のご用は何ですか。英俊さんの件って」
「彼に何をする気かお尋ねしても? お姉さんが離婚してご実家に帰ってから、あなたまるで人が変わったように彼の自宅周辺をうろついているようですね?」
「それは……あの人がうちにしつこく連絡してくるからやめてさせたくて」
しまった。姉がいる頃に尋ねた際の忘れ物がある、とでも言えば良かった。
「でも、英俊さんがまるでそんなこと全然気にしていない雰囲気だったから、それが逆に怖かったんです。自分の異常性をわかっていないって言うか……」
なんとかあちらを悪者にできないか。和也は困ったような表情を作る。
「そうですね。お話を聞いていると、山中英俊さんの行動にも大いに問題があると、我々も考えています」
国成が頷いた。
もしかして、この二人は自分の味方をしてくれる……? もしかして、この二人も何か「使命」を受けているのだろうか。浪越の格好は、「使命」を下した「神」に仕える者の服装なのだろうか。
「ところで、最近何かインスピレーションの様な物を受けませんでしたか?」
浪越からの問いに、和也の心臓は跳ねた。ひょっとしたら理解してもらえるかも知れないという高揚感と安心感。
「あるいは白昼夢のようなもの。いかがですか?」
国成もやや緊張の面持ちで問う。
「あー、はい、そうですね……変な夢は見ました」
「どんな夢でしょうか?」
「あなたたちも見たんですか? それで、仲間を探しているとかそういう? だったら、俺がどんな夢見たかわかると思うんですけど」
もし、和也よりも上手く人を救済できると言うならば。
同じ「天啓」を授かっていると言う証を見せろ。
和也が顎を引いてテータを見ると、彼女は首を傾げた。
「いいえ、私たちは『天啓』を受けていません」
「何ですって?」
「だから、実際に『天啓』を受けた人から話して貰いましょうか」
シスター浪越の視線が、和也の肩越しに移動する。椅子の脚が床をこする音がする。和也は振り返った。
二十代後半くらいの、人の良さそうな青年がこちらを見ている。
「神林杏と申します」
その顔を見た途端、和也の舌の根はこわばった様に動かなくなった。
見ただけでわかる。神林杏と言う目の前の人間は、同じく「使命」を授かった人間であるが、和也とは違う。
選ばれている。
そう感じた。
自分より高位の「使命」を受けている。
その事実は直感的に、和也の頭に流れ込んできた。
「あなたは」
和也はどうにか口を動かす。
顔に畏怖を湛えて。
「何の使命を受けているのですか?」
「そんな真面目な人に『天啓』なんて与えられたら大変ですよ」
テータが言った。
「真面目な人が暴走するときほど厄介な事ってありませんから」
「それはどこの星も一緒なんですね……」
杏はしみじみとしてしまう。真面目な人が思い詰めて、行動力を発揮してしまうと、なまじ本人が真面目でしっかり実行してしまう分、とんでもない事態に結びつくものなのだ。同期が当時の上司からパワハラを受けた時とか……。
と、過去のことに思いを馳せていたところで、哲夫が学生課のカウンターに駆け寄った。
「文部科学省の国成と申します。すみませんが、経済学部の長島教授と面会のお約束を頂いておりまして……」
どうやら、文科省経由でアポイントを取っていたらしい。少しすると、学生課の職員が、教授の研究室まで連れて行ってくれた。長島教授は年嵩の男性で、哲夫とテータが名刺を渡し、杏の自己紹介を受けると柔和な笑顔で挨拶を返してくれた。杏の名刺はまだ間に合っていないのだ。
「神林と申します。あいにく名刺は切らしておりまして」
「よろしくどうぞ。江藤くんのことを聞きたいと言うお話ですが」
「はい。実は、彼がご家庭の事情で悩んでいる、と言う情報が寄せられまして……」
哲夫は「天啓」の話を知らない地球人が受け入れられる程度に薄めた、和也の異変の話を長島に聞かせた。早い話、「姉・耀子のことで義憤に駆られ、元義兄とトラブルを起こしそうになっている」と言う内容だ。
「江藤くんは明るくて真面目だと私も思っています。お姉さんが大学で優秀な成績を修めた、と言うことで、自分も大学できっちり勉強したい、と言う事は話してくれましたね。お姉さんのことをとても尊敬しているようでした」
教授はしみじみと言う。和也が「天啓」を受けて救済しようとするならば、それは姉絡みで間違いない。
「最近、彼の様子でおかしなところは?」
「うーん、私も学科の必修や選択の講義をいくつか受け持っているだけですからね。二年生だとゼミも始まっていませんし。ああ、でもそうだ。学科に沢辺さんと言う女子学生がいるのですが、最近彼女の相談に乗っていると言う噂を聞きましたよ。よく、学食で食事しているようですね。交際しているかどうかはわかりませんが……」
まだ、姉のことが解決していないのに、他の学生から相談を受ける? 三人は目を見交わした。時計を見る。時刻は正午を回ろうとしていた。
「沢辺さんにご姉妹は?」
「学生課じゃないとわからないんじゃないかな。いや学生課でもわかるのかな……? 緊急連絡先にごきょうだいを指名しているとかでなければ」
その時、チャイムが鳴った。
「江藤くんは沢辺さんと学食にいると仰いましたよね」
テータが言う。
「学食の場所を教えていただけませんか?」
和也は沢辺由奈の話を聞きながら、山中の次の標的について考えていた。まだ、あの男の始末すら付いていないのに、もう次かと自分でも思うが、自分で救える人がいるなら早めに知っておきたい。山中のことが済んだら、次は沢辺の姉の配偶者だ。
「お姉さん大丈夫なの?」
エビドリアをスプーンで切り取りながら、沢辺は気遣わしげに尋ねる。対する和也は担々麺を啜っていた。
「うん。今は小康状態って感じ。それにしても、沢辺さんのお姉さん、大変だね。旦那さん、その知らないハンカチについてはなんて言ってるの?」
「会社の同僚から借りただけだって。お姉ちゃんが納得できなくて問い詰めると怒るらしいんだよね……」
ああ、そうか。女性関係を捏造するのもアリだな。家事の負担で追い詰めた妻と離婚して復縁を迫りながらも他の女の影が。これをあいつの会社に送ってやる。会社も会社だ。姉ちゃんの様な人が病んで退職したのに、あの男を置いておくなんて。間違っている。許せない。
間違っている。その確信が、和也のモチベーションを高めていた。
その時、学食に、明らかに場違いな二人組が入ってきて、和也はそちらを見た。由奈も振り返る。誰かを探しているようだった。一人は、シスター服をシンプルに、普段着らしくしたワンピースと、布を頭に被った女性。もう一人はスーツの男。どこか公務員然とした雰囲気だ。神父か牧師だろうか? スーツのイメージはないが。
シスターの方が自分に気付いた。男の肩を軽く叩く。男も気がつき、二人はこちらに歩いてきた。何だ? 知り合いでも何でもないが。シスターと連れの男が自分に何の用だろう。
「お食事中すみません。文部科学省の国成と申します。江藤和也くん?」
スーツの男が名乗った。どうやら、公務員の様だと言う和也の印象は当たっていたらしい。
「は、はい……そうですけど」
「私、お邪魔ですか?」
沢辺が居心地悪そうに言う。
「いえ、いてくださって結構ですよ。私は浪越と申します。あなたのお姉さんのことでお伺いしたいことが」
まずい。和也は焦った。姉の話が出れば、必然的に山中の話になる。沢辺に聞かせる訳にはいかない。
え? どうして? 自分は彼女たちを救うためにやっているのに? どうしてこそこそする必要があるんだ?
いや、駄目だ。天啓を受けていない、使命を受けていない人間にはきっと理解されない。
そんな、自問自答が頭の中でぐるぐると回っている。
「お食事が終わるまで待たせて貰いますよ。三時限目の抗議は休講だそうですね」
「はい」
「やっぱり私、お邪魔みたいだから別の所移りますね。江藤くん、話聞いてくれてありがとう。またね」
「あ、うん……」
沢辺は料理が乗った盆を持ってそそくさと去り、他のテーブルへ移動した。空いた席にシスター浪越がさっさと座ってしまう。その隣に国成が腰を落ち着けた。
「お姉さんと言うか、別れた旦那さんである山中英俊さんの件なんですが」
あいつ、通報したのか。図々しい。こちらは通報しないでいてやったのに。なんて奴だ。
「そんなに怖い顔をしないで。彼はあなたを心配していましたよ。和也くんはあんな子じゃなかったのにって」
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「あの人に俺の何がわかるんですかね。それで、お二人のご用は何ですか。英俊さんの件って」
「彼に何をする気かお尋ねしても? お姉さんが離婚してご実家に帰ってから、あなたまるで人が変わったように彼の自宅周辺をうろついているようですね?」
「それは……あの人がうちにしつこく連絡してくるからやめてさせたくて」
しまった。姉がいる頃に尋ねた際の忘れ物がある、とでも言えば良かった。
「でも、英俊さんがまるでそんなこと全然気にしていない雰囲気だったから、それが逆に怖かったんです。自分の異常性をわかっていないって言うか……」
なんとかあちらを悪者にできないか。和也は困ったような表情を作る。
「そうですね。お話を聞いていると、山中英俊さんの行動にも大いに問題があると、我々も考えています」
国成が頷いた。
もしかして、この二人は自分の味方をしてくれる……? もしかして、この二人も何か「使命」を受けているのだろうか。浪越の格好は、「使命」を下した「神」に仕える者の服装なのだろうか。
「ところで、最近何かインスピレーションの様な物を受けませんでしたか?」
浪越からの問いに、和也の心臓は跳ねた。ひょっとしたら理解してもらえるかも知れないという高揚感と安心感。
「あるいは白昼夢のようなもの。いかがですか?」
国成もやや緊張の面持ちで問う。
「あー、はい、そうですね……変な夢は見ました」
「どんな夢でしょうか?」
「あなたたちも見たんですか? それで、仲間を探しているとかそういう? だったら、俺がどんな夢見たかわかると思うんですけど」
もし、和也よりも上手く人を救済できると言うならば。
同じ「天啓」を授かっていると言う証を見せろ。
和也が顎を引いてテータを見ると、彼女は首を傾げた。
「いいえ、私たちは『天啓』を受けていません」
「何ですって?」
「だから、実際に『天啓』を受けた人から話して貰いましょうか」
シスター浪越の視線が、和也の肩越しに移動する。椅子の脚が床をこする音がする。和也は振り返った。
二十代後半くらいの、人の良さそうな青年がこちらを見ている。
「神林杏と申します」
その顔を見た途端、和也の舌の根はこわばった様に動かなくなった。
見ただけでわかる。神林杏と言う目の前の人間は、同じく「使命」を授かった人間であるが、和也とは違う。
選ばれている。
そう感じた。
自分より高位の「使命」を受けている。
その事実は直感的に、和也の頭に流れ込んできた。
「あなたは」
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