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番外編
アレキサンドライトの誕生日プレゼント2
しおりを挟むアレキサンドライトの3歳の誕生日当日。
本当はエドワード様は今日一日執務を休む予定になっていた。
だけれども、王都の外れに出没しているという強力な魔物を討伐してくれるという冒険者がよりにもよって今日到着することになった。
エドワード様は謁見は明日に延期すると言っていたが、一日も早い解決が望まれると重臣たちに説得されて仕方なく冒険者に会うことになったようだ。
朝から一日エドワード様が一緒にいてくれると思っていた私は正直少しだけショックを受けた。
「アレキサンドライト……アレク、お父様は急なお仕事になってしまったそうよ。でも、冒険者様との話し合いが済んだらすぐに来てくださるそうよ。お母様と一緒に待っていましょうね。」
アレキサンドライトに伝えながら、自分にも納得させる。仕方のないことだと。
エドワード様はこの国の国王で、この国を、この国の民を守る役割を担っている。故に常に忙しい身なのだと。
「おかあしゃま。アレクはおかあしゃまが一緒にいてくれて嬉しいでしゅ。おとうしゃまがいなくても寂しくありましぇん。」
「アレク……。」
アレクは3歳児にしては言葉が堪能だと侍女や乳母が言っていた。
きっと、私がしっかりしていないからアレクが私の分までしっかりしていようと頑張っているのだろうと思うと涙が出そうになる。
「寂しくない」なんて言葉言わせたくないのに。
「アレク……お父様のお仕事の様子見に行っちゃおうか。」
私は「寂しくない」と言っているけど、本心では寂しがっているのではないかと思われるアレクに提案した。
今日、エドワード様が会っているのは冒険者だ。
国を守る重要な話をしているものとは思われるが、こっそりエドワード様のお姿を見るくらいだったら許されるのではないかと思ったのだ。
「アレク行きましゅ!」
アレクは私の提案に目をキラキラと輝かせた。
「ええ。行きましょう。」
こうして私たちはアレクが冒険者と会っている応接室に向かったのだった。
応接室で懐かしい出会いが待っているとはこの時はまだ気づいてもいなかった。
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83話読んでますが、コピー等出来ず、どうすればエドワード視点読めるかと思っております。
久しぶりに読み進めて127話読んだら「勘の良いガキ」ってライラはキメラにでもなるんかなwww
初めは面白かったけど、読み進めるとしんどい、意見に1票。
国王陛下が自分息子を殿下呼びとか違和感があるし、母親になったヒロインが赤ちゃんほかりっぱなしの行動とか。
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