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番外編
お花見しよう! 2
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私はおつまみになりそうなものを簡単に作り、(というかチーズを切って皿に盛っただけだったり、ジャガイモを薄くスライスして油で揚げたりしただけだけど……)みんなが来てすぐにつまめるように準備する。
飲み物は確か甘めのワインがどこかにしまってあったはずだからそれを出そう。
一人だとワインを飲む気がしなくて買ったもののずっと開けてなかったんだよね。
レジャーシート代わりの敷布を桜の木の下に敷き、四隅に石を置き、風で敷布が飛ばないように固定する。ワインやグラス、取り皿などを用意して敷布の上に座る。
もちろん、マーニャたちのための煮干しやミルクも用意してある。今日は奮発してマグロのお刺身も火を通して用意してみた。
「マユっ!さくら取ったっ!!」
マーニャが器用に二本足で立ち、前足でパシッと桜の花びらを捕まえて私の方を見て嬉しそうに叫んでいる。二本足で立つなんて慣れていないからちょっとヨタヨタしているところがとても可愛い。
私は立ち上がるとマーニャの側に駆け寄る。
「すごいねっ!マーニャよく捕れたねっ!」
私はマーニャの頭を撫でる。
マーニャは嬉しそうに喉をゴロゴロと鳴らす。
でも、そろそろ二本足で立つのも限界のようでフラフラし始める。
私は急いでマーニャの手から桜の花びらを受け取ると、マーニャは安心したように二本足で立つのを止めた。そして、私の足にタックルをしてくる。
「マユ嬉しい?とっても嬉しい?」
「うん。嬉しいよ。綺麗なプレゼントを有難う。捕まえるの大変だったでしょう?」
私の足に頭を擦り付けてくるマーニャが愛しい。
私を喜ばせたくて頑張ったと全身で訴えているマーニャがとても可愛くて愛しい。
マーニャの頭を良くやったねと優しく撫でていると、
「あーーーっ!マーニャばっかりずるぅいっ!クーニャもマユになでなでしてもらうのっ!」
「ボーニャもマユになでなでして欲しいのっ!」
なかなか桜の花びらが取れなくて苦戦していたクーニャとボーニャが抗議してきた。
クーニャとボーニャは二本足で立てないため、右前足だけで必死に桜の花びらを取ろうと手を伸ばしているのだ。とてもではないが舞い散る桜の花びらを捕れるとは思わない。
いいところ、桜の花びらを弾き飛ばすことが限界だろう。
でも、クーニャとボーニャの頭の上には桜の花びらが乗っていた。
「ふふっ。クーニャもボーニャももうとっくに桜の花びらを捕まえているわよ。ほら、こっちにおいで。」
「えっ!?どこ?どこにっ?」
「あっ!クーニャの頭の上に桜の花びらが乗ってるっ!?」
ボーニャがクーニャを見ると、クーニャの頭の上に桜の花びらがちょこんっと乗っていることに気づいた。
「うん。そうだね。ボーニャの頭の上にも乗っているよ。似合っているわよ。」
「やったなのっ!マユ、プレゼントなのっ!!」
「クーニャもマユにプレゼントなのっ!嬉しい?マユ、嬉しい??」
飲み物は確か甘めのワインがどこかにしまってあったはずだからそれを出そう。
一人だとワインを飲む気がしなくて買ったもののずっと開けてなかったんだよね。
レジャーシート代わりの敷布を桜の木の下に敷き、四隅に石を置き、風で敷布が飛ばないように固定する。ワインやグラス、取り皿などを用意して敷布の上に座る。
もちろん、マーニャたちのための煮干しやミルクも用意してある。今日は奮発してマグロのお刺身も火を通して用意してみた。
「マユっ!さくら取ったっ!!」
マーニャが器用に二本足で立ち、前足でパシッと桜の花びらを捕まえて私の方を見て嬉しそうに叫んでいる。二本足で立つなんて慣れていないからちょっとヨタヨタしているところがとても可愛い。
私は立ち上がるとマーニャの側に駆け寄る。
「すごいねっ!マーニャよく捕れたねっ!」
私はマーニャの頭を撫でる。
マーニャは嬉しそうに喉をゴロゴロと鳴らす。
でも、そろそろ二本足で立つのも限界のようでフラフラし始める。
私は急いでマーニャの手から桜の花びらを受け取ると、マーニャは安心したように二本足で立つのを止めた。そして、私の足にタックルをしてくる。
「マユ嬉しい?とっても嬉しい?」
「うん。嬉しいよ。綺麗なプレゼントを有難う。捕まえるの大変だったでしょう?」
私の足に頭を擦り付けてくるマーニャが愛しい。
私を喜ばせたくて頑張ったと全身で訴えているマーニャがとても可愛くて愛しい。
マーニャの頭を良くやったねと優しく撫でていると、
「あーーーっ!マーニャばっかりずるぅいっ!クーニャもマユになでなでしてもらうのっ!」
「ボーニャもマユになでなでして欲しいのっ!」
なかなか桜の花びらが取れなくて苦戦していたクーニャとボーニャが抗議してきた。
クーニャとボーニャは二本足で立てないため、右前足だけで必死に桜の花びらを取ろうと手を伸ばしているのだ。とてもではないが舞い散る桜の花びらを捕れるとは思わない。
いいところ、桜の花びらを弾き飛ばすことが限界だろう。
でも、クーニャとボーニャの頭の上には桜の花びらが乗っていた。
「ふふっ。クーニャもボーニャももうとっくに桜の花びらを捕まえているわよ。ほら、こっちにおいで。」
「えっ!?どこ?どこにっ?」
「あっ!クーニャの頭の上に桜の花びらが乗ってるっ!?」
ボーニャがクーニャを見ると、クーニャの頭の上に桜の花びらがちょこんっと乗っていることに気づいた。
「うん。そうだね。ボーニャの頭の上にも乗っているよ。似合っているわよ。」
「やったなのっ!マユ、プレゼントなのっ!!」
「クーニャもマユにプレゼントなのっ!嬉しい?マユ、嬉しい??」
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