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三章
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声のした方をみると、素っ裸の男性が一人歓喜に震えていた。
「きゃああああああ!!!」
「わあああああああ!!!べ、ベアトリクスさんにも見せたことがないのにぃぃぃぃぃぃ!!!」
男の人の素っ裸をまたしても見てしまい、思わず悲鳴をあげてしまった。
見られたトンヌラさんも悲鳴をあげる。って、ベアトリクスさんにも見せたことがないのにってベアとリスクさんとそういう関係だったの・・・?
というか、その言葉私に失礼だよね。まったく。
『・・・誰だ?』
プーちゃんだけは、目の前の男性が誰だかわかっておらず首を傾げている。
以前、プーちゃんはトンヌラさんに会ったことがあったような気がするんだけど。プーちゃん、忘れちゃったのかなぁ?
「トンヌラさんよ。一緒にきた茶トラの鳴き声もあげられない猫がいたでしょ?彼よ。」
『おぉ!人間だったのだな。』
「ああ。そこのまな板女のせいで猫にはなっちゃうし、しゃべれなくなっちゃったけど、れっきとした人間だよ。」
トンヌラさんがやさぐれたように吐き捨てた。まな板って私のことかな・・・?
トンヌラさんってば胸でしか相手をみないのかしら。まったく失礼な。
と、思っているとトンヌラさんの姿が変化した。
「ああ!!」
『おお!!』
「なんてことだっ!!」
トンヌラさんは、魚の姿に変化してしまった。しかも、手と足だけは人間のものだ。
まだ、マーニャの呪いが効いていたようだ。
「なぜ!?なぜこの効果はなくならないんだっ!!」
猫の姿から人間の姿に戻ったのもつかの間。まさか魚の姿になってしまうとは。
トンヌラさんは頭を抱えて蹲ってしまった。
「プーちゃん。どうやらトンヌラさんはこのひまわりで元の姿に戻ったみたいだわ。プーちゃんもこのひまわりのそばにいればいいのかもしれないわ。」
『ふむ。そうか。マユ殿、ひまわりをこちらに・・・。』
プーちゃん歩くことも飛ぶこともできないからね。仕方なくひまわりの鉢植えをプーちゃんの元に運ぶ。
プーちゃんが巨体だからひまわりがとっても小さく見える。
徐々にプーちゃんの身体から滑りが消えていくのか、次第にプーちゃんの姿勢がしゃんとしてくる。
どうやら、自分の足で立てるようになったようだ。
『おお!滑りが消えていく。なんて素晴らしいんだ。』
しばらくすると、魔力も解放させることができたのか、プーちゃんが宙に浮いた。
『やったのだっ!魔力も元通りなのだっ!!』
「よかったね。プーちゃん。」
落ち込んでいるトンヌラさんを横目に私とプーちゃんは喜びを別けあった。
「きゃああああああ!!!」
「わあああああああ!!!べ、ベアトリクスさんにも見せたことがないのにぃぃぃぃぃぃ!!!」
男の人の素っ裸をまたしても見てしまい、思わず悲鳴をあげてしまった。
見られたトンヌラさんも悲鳴をあげる。って、ベアトリクスさんにも見せたことがないのにってベアとリスクさんとそういう関係だったの・・・?
というか、その言葉私に失礼だよね。まったく。
『・・・誰だ?』
プーちゃんだけは、目の前の男性が誰だかわかっておらず首を傾げている。
以前、プーちゃんはトンヌラさんに会ったことがあったような気がするんだけど。プーちゃん、忘れちゃったのかなぁ?
「トンヌラさんよ。一緒にきた茶トラの鳴き声もあげられない猫がいたでしょ?彼よ。」
『おぉ!人間だったのだな。』
「ああ。そこのまな板女のせいで猫にはなっちゃうし、しゃべれなくなっちゃったけど、れっきとした人間だよ。」
トンヌラさんがやさぐれたように吐き捨てた。まな板って私のことかな・・・?
トンヌラさんってば胸でしか相手をみないのかしら。まったく失礼な。
と、思っているとトンヌラさんの姿が変化した。
「ああ!!」
『おお!!』
「なんてことだっ!!」
トンヌラさんは、魚の姿に変化してしまった。しかも、手と足だけは人間のものだ。
まだ、マーニャの呪いが効いていたようだ。
「なぜ!?なぜこの効果はなくならないんだっ!!」
猫の姿から人間の姿に戻ったのもつかの間。まさか魚の姿になってしまうとは。
トンヌラさんは頭を抱えて蹲ってしまった。
「プーちゃん。どうやらトンヌラさんはこのひまわりで元の姿に戻ったみたいだわ。プーちゃんもこのひまわりのそばにいればいいのかもしれないわ。」
『ふむ。そうか。マユ殿、ひまわりをこちらに・・・。』
プーちゃん歩くことも飛ぶこともできないからね。仕方なくひまわりの鉢植えをプーちゃんの元に運ぶ。
プーちゃんが巨体だからひまわりがとっても小さく見える。
徐々にプーちゃんの身体から滑りが消えていくのか、次第にプーちゃんの姿勢がしゃんとしてくる。
どうやら、自分の足で立てるようになったようだ。
『おお!滑りが消えていく。なんて素晴らしいんだ。』
しばらくすると、魔力も解放させることができたのか、プーちゃんが宙に浮いた。
『やったのだっ!魔力も元通りなのだっ!!』
「よかったね。プーちゃん。」
落ち込んでいるトンヌラさんを横目に私とプーちゃんは喜びを別けあった。
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