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1章
3話──リュウ&サクラ冒険者になる
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パーティーを組んだ俺達はお昼ご飯を食べ終え、再び冒険者ギルドに向かった。
「すいません。冒険者登録をしたいのですが、」
「こんにちは。では、こちらに名前と年齢、種族をお下記ください」
笑顔で答えてくれたのは受付のアンさんだ。
「それが終わりましたらこの水晶に触っていただきますそれで登録は完了です。」
「「ありがとうございます!」」
2人の声が揃った。
「続いて、冒険者ギルドのルールについてお話させていただきます。
このギルドでは
SSランク──伝説級
Sランク──勇者級
Aランク──超人級
Bランク──ベテラン級
Cランク──上級者級
Dランク──中級者級
Eランク──初心者級
とこのようになっております。
ランクの昇格については、Cランクまではクエストをこなせばなることが出来ますが、Bランク以上になるとその人の性格や人との接し方によってこちらから昇格するか審議させていただきます。」
「はい! Bランク以上になるにはクエストをこなさなくていいんですか?」
「構いませんが、クエストをこなしていた方がランクは上がりやすいと思いますよ。
クエストは基本的に期限はありませんが民間人の方の依頼は期限があり、クエスト失敗すると、違約金として所持金の5分の1を支払っていただきます。
Cランクになるまではクエストをこなしていない場合は冒険者登録を取り止めさせていただきます。
ランクが上がるにつれて様々な特典があるのですがそれは貴方様方のランクが上がった時にお話いたします。ガチャは魔物からのドロップとクエストの報酬、レベルアップ時の報酬などから受け取れます。以上で説明は終わりですが何かご質問はありますか?」
「「大丈夫です。ありがとうございました!」」
俺はこの人がとても丁寧に接客をしてくれてとても心地よかった。因みに最初に接客をしてくれた人が専属の受付人になってくれるそうだ。
「そろそろリアル時間がお昼だから1回ログアウトする?」
「そうですね! 私もお昼ご飯食べてきますね。さっき食べたから変な感じですけど」
「じゃあまたリアル時間で1時間後にここで会おう」
「わかりました。またねー」
「おう! またな!」
そう言って俺は一旦ログアウトした。
「ふぅ。結構疲れたなぁー。今日は姉の春と妹の詩織が2人で買い物に行っているので1人で昼飯を食わなきゃいけないのか」
因みに両親は海外で仕事中だ。
春姉は大学生で詩織は中学生。
「今日はオムライスにしよう。」
実は俺、料理が出来なさそうだか家族で1番料理が上手いのだ。ただし、甘い物以外しか作れない。いつかはパフェなんかにも挑戦したいものだ。
「出来上がりっと」
そんなことを考えているとオムライスが出来上がった。
「いただきます!」
1人でお昼ご飯を食べ終わり、トイレも済ました。
「さ、そろそろ時間だな」
リュウがログインしました。
「おーいサクラー」
「あ、リュウさん。
クエストやりませんか?」
「そうだね! じゃあこれなんてどうかな?」
そう言って2枚の紙を手渡した。
「ゴブリン20体討伐と薬草30個採取でそれぞれ300ゴールドですか。いいですね!」
「じゃあ行こうか。」
俺達ははじめて始まりの平原にでた。
「プレイヤー多いですね!」
「そうだね! まずは薬草の採取からしようか」
「はい!」
サクラはとてもワクワクしてるようだ。
「結構いっぱいあるね。」
「そうですねこれならすぐに終わりそうですね!」
「ふぅ集まったな」
「はい!」
「次はゴブリンだ! 俺が前衛やるからサポート宜しくな!」
「はい! 任せてください!」
「ギャギャギャギャギャ」
レベルは1から3と低い。
「きたぞ! ゴブリン5体だ! スラッシュ!」
ゴブリン一体に斬りかかった。一撃で光の粒子になって消えた。
「リュウさん流石です! 私も負けてられませんね! アクアボム!」
「ギャギャーー」
ゴブリンが悲鳴をあげた。
ゴブリンは瀕死状態だ。
「ナイス! カバーする!」
MPを使いたくないので普通に妖刀──村正で斬りかかった。
「あと三体!」
「おう! どんどん行くぞ!」
「はい! 左から2体きます!」
「わかった! 援護よろしく!」
「了解です! アクアボム!」
一体に当たりゴブリンがひるんだ。
その隙にリュウがスラッシュでもう一体を倒した。
「ありがとう! 助かった。」
「どういたしまして! でもあと2体ですから気を抜かないでくださいね!」
「お、おう」
後ろを向いてたら怒られてしまった。
「ウィンドカッター!」
瀕死のゴブリンに魔法を使い残り一体だ。
「ラストです。」
「おう! 任せろ! スラッシュ!」
「ギャギャギャーーーー」
最後のゴブリンが光の粒子になって消えた。
「すいません。冒険者登録をしたいのですが、」
「こんにちは。では、こちらに名前と年齢、種族をお下記ください」
笑顔で答えてくれたのは受付のアンさんだ。
「それが終わりましたらこの水晶に触っていただきますそれで登録は完了です。」
「「ありがとうございます!」」
2人の声が揃った。
「続いて、冒険者ギルドのルールについてお話させていただきます。
このギルドでは
SSランク──伝説級
Sランク──勇者級
Aランク──超人級
Bランク──ベテラン級
Cランク──上級者級
Dランク──中級者級
Eランク──初心者級
とこのようになっております。
ランクの昇格については、Cランクまではクエストをこなせばなることが出来ますが、Bランク以上になるとその人の性格や人との接し方によってこちらから昇格するか審議させていただきます。」
「はい! Bランク以上になるにはクエストをこなさなくていいんですか?」
「構いませんが、クエストをこなしていた方がランクは上がりやすいと思いますよ。
クエストは基本的に期限はありませんが民間人の方の依頼は期限があり、クエスト失敗すると、違約金として所持金の5分の1を支払っていただきます。
Cランクになるまではクエストをこなしていない場合は冒険者登録を取り止めさせていただきます。
ランクが上がるにつれて様々な特典があるのですがそれは貴方様方のランクが上がった時にお話いたします。ガチャは魔物からのドロップとクエストの報酬、レベルアップ時の報酬などから受け取れます。以上で説明は終わりですが何かご質問はありますか?」
「「大丈夫です。ありがとうございました!」」
俺はこの人がとても丁寧に接客をしてくれてとても心地よかった。因みに最初に接客をしてくれた人が専属の受付人になってくれるそうだ。
「そろそろリアル時間がお昼だから1回ログアウトする?」
「そうですね! 私もお昼ご飯食べてきますね。さっき食べたから変な感じですけど」
「じゃあまたリアル時間で1時間後にここで会おう」
「わかりました。またねー」
「おう! またな!」
そう言って俺は一旦ログアウトした。
「ふぅ。結構疲れたなぁー。今日は姉の春と妹の詩織が2人で買い物に行っているので1人で昼飯を食わなきゃいけないのか」
因みに両親は海外で仕事中だ。
春姉は大学生で詩織は中学生。
「今日はオムライスにしよう。」
実は俺、料理が出来なさそうだか家族で1番料理が上手いのだ。ただし、甘い物以外しか作れない。いつかはパフェなんかにも挑戦したいものだ。
「出来上がりっと」
そんなことを考えているとオムライスが出来上がった。
「いただきます!」
1人でお昼ご飯を食べ終わり、トイレも済ました。
「さ、そろそろ時間だな」
リュウがログインしました。
「おーいサクラー」
「あ、リュウさん。
クエストやりませんか?」
「そうだね! じゃあこれなんてどうかな?」
そう言って2枚の紙を手渡した。
「ゴブリン20体討伐と薬草30個採取でそれぞれ300ゴールドですか。いいですね!」
「じゃあ行こうか。」
俺達ははじめて始まりの平原にでた。
「プレイヤー多いですね!」
「そうだね! まずは薬草の採取からしようか」
「はい!」
サクラはとてもワクワクしてるようだ。
「結構いっぱいあるね。」
「そうですねこれならすぐに終わりそうですね!」
「ふぅ集まったな」
「はい!」
「次はゴブリンだ! 俺が前衛やるからサポート宜しくな!」
「はい! 任せてください!」
「ギャギャギャギャギャ」
レベルは1から3と低い。
「きたぞ! ゴブリン5体だ! スラッシュ!」
ゴブリン一体に斬りかかった。一撃で光の粒子になって消えた。
「リュウさん流石です! 私も負けてられませんね! アクアボム!」
「ギャギャーー」
ゴブリンが悲鳴をあげた。
ゴブリンは瀕死状態だ。
「ナイス! カバーする!」
MPを使いたくないので普通に妖刀──村正で斬りかかった。
「あと三体!」
「おう! どんどん行くぞ!」
「はい! 左から2体きます!」
「わかった! 援護よろしく!」
「了解です! アクアボム!」
一体に当たりゴブリンがひるんだ。
その隙にリュウがスラッシュでもう一体を倒した。
「ありがとう! 助かった。」
「どういたしまして! でもあと2体ですから気を抜かないでくださいね!」
「お、おう」
後ろを向いてたら怒られてしまった。
「ウィンドカッター!」
瀕死のゴブリンに魔法を使い残り一体だ。
「ラストです。」
「おう! 任せろ! スラッシュ!」
「ギャギャギャーーーー」
最後のゴブリンが光の粒子になって消えた。
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