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タバコ
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今日は祖父の葬式がある。
自分が幼い頃から厳格な祖父だった。
祖母も「女は黙って3歩後ろを歩く」な性格で、今となっては全方向から叩かれるの待ったなしの昔ながらの夫婦関係だったんと思う。
自分が生まれる前から厳しい人だったと父も言っていたのを覚えている。
自分はそんな祖父の弱みを一つ握っていた。
祖父はよく縁側で七輪を使っていた。
焼く物は肉をはじめ、餅・魚等なんでも焼いており、家が近いこともあって幼い頃から一人で祖父母の家にふらっと訪れてはご相伴に預かっていた。
祖父は自分が顔を出すといつもより少しだけ柔らかい顔つきで、七輪と炭を縁側に持ち出し、家にあるものを焼いてくれた。
その際には祖父は必ずタバコを吸っていた。
祖母をはじめ、自分以外の家族には黙って吸っていたのか、一緒になって七輪を囲んでいる時には歯ぐきをみせた大胆な笑顔で、
「男同士の秘密だぞ」
と、普段の祖父とはかけ離れたいたずら小僧の様な顔をしていた。
そんな祖父と七輪が大好きだった。
しかし、自分が就職し、実家を離れ祖父母の家に中々寄り付かなくなったころ、珍しく父経由で祖父の方から七輪の誘いがあった。
父も自分が顔を出した時に何をしていたかは知らなかったようで、
「そんなことしに行っていたのか」
と驚いていた。
就職し、ある程度の小銭も持てるようになっており、その日はホタテとエビを買って祖父の家を訪れた。
すでに祖父はある程度の準備を済ませており、自分の顔を見ると少しだけ広角を上げながらキッチンで熱した炭を七輪に移動させ、縁側まで持ち出す。
七輪に網を置く前に、祖父はいつものようにポケットの中のタバコを取り出し、七輪の中の炭から火をつけ大きく息を吸い込み、煙を肺に溜め込んだ後大きく吐く。
そんな祖父の動作に少し憧れていた自分は初めて祖父に一本分けてほしいと願い出た。
祖父は一瞬驚いた様な顔をした後、ニヤニヤと笑いながら慣れた手付きで一本よこしてきた。
大学の頃から電子タバコを吸い始めていた自分も、祖父を真似て七輪から火をもらい、煙を肺に通す。
すると、普段吸っているものより数段キツい煙が肺に満たされ、激しくむせこんだ。
「普段アメちゃんみたいなタバコばっかり吸ってるんだろう、これが大人の味だ」
祖父はそういうと、涙ぐんでいる自分の隣でからからと笑っていた。
一口、二口と吸っているうちに徐々に自分の肺も順応していくが、今度は強烈なニコチンとタールが血液中を駆け巡り、脳がフラフラとしてくる。
そんな自分の様子を見た祖父が、また笑いながら
「焼けるまでそこでねてろ」
と、縁側を指差す。
タバコを吸い切るのを早々に諦め体を横にしていると、祖父が七輪の面倒を見ながら、
「残りはくれてやる」
と、タバコの箱を自分に向かって放ってきた。
営業職はこんな匂いの強いタバコは吸えないと返そうとしたが、
「じゃあ、休みの日に吸えばいいだろう」
と、返品を断られた。
「次の土産はその銘柄の新品を寄越しに来い。さあ、エビが焼けたぞ、醤油準備しろ。」
その日に焼いたエビとホタテは少し焼きすぎな気もしたが、不思議といつもの物より美味しい気がした。
その日から二日後、祖父は他界した。
祖母が目を覚ました頃には冷たくなっていたらしい。
仕事の休みをもらい、祖父に会いに行くと、厳しいながら安らかな顔をしていた。
自分も最初は悲しみにくれていたが、葬儀の段取りが非常に多く煩雑で、どこか他人事の様に着々と準備を進めていた。
そんなおり、父に
「最後に呼ばれた時、どんな話をしていた?」
と問われ、ふとタバコの事を思い出した。
父がタバコについて知っているかもわからず、故人の秘密を勝手に話すことも憚られたので、
「いつも通りのとりとめもない話。ホタテが美味かった。」
とだけ答えた。
ただ、祖父がその時、
「新品を寄越せ」
と言っていたので、家族には伏せて葬儀屋に棺の中に副葬品としてタバコを一箱入れたいと相談した。
葬儀屋も快諾してくれた。
そして今日、葬式の当日。
各々が花や生前使っていた眼鏡等を入れ、バレてはいけないと順番を最後にしてもらった自分が花と一緒にタバコを右手の側に忍ばせた。
生前に渡せなかったのが残念だったが、タバコ一箱分の煙であれば、最後の一服としては豪盛な方だろう。
火葬中は親族で食事を取るとのことで、皆が準備を進めている中、自分は少し抜け出して喫煙所に向かった。
祖父からもらった紙タバコが少し残っており、一緒にタバコを吸っている感覚を少しでも味わっておきたかった。
今日は同じタイミングでの火葬もなさそうで、喫煙所には誰もいなかった。うちの親族でタバコを吸っているという話も聞いたことがないので、喫煙所に到着してからコンビニで買ったライターをポケットから取り出し、祖父からもらったタバコのソストパックから一本取り出し、火をつける。
普段は電子タバコを嗜んでいることもあり、少し挙動がおぼつかないと自分のことながら苦笑いが込み上げてくる。
火の付いたタバコを大きく吸い込むとやはりきつく、祖父の吸いっぷりには程遠い出来だ。
そうして祖父との最後の思い出に浸っていると、近づいてくる足音が聞こえた。
そちらに目線を送ってみると、まさかの祖母が近づいてきていた。
自分ももういい歳の大人だが、やはり喫煙をカミングアウトしていないこともあり急いで片付けていると祖母は
「いいのよ、私もこれから吸うから」
となれた手付きで喫煙の準備を始めた。
まさか祖母が吸っていたとは知らず、驚いて固まっている自分の隣で、何事もないかのようにタバコを吸い始めた。
なにを話すにも気まずく、黙ってタバコを吸っていると、
「それ、あの人のタバコでしょう。」
祖母がこちらを覗き込んできた。
祖父が祖母に隠しているはずだったこともあり、混乱して答えられずにいると、
「いいのよ、どうせあの人に口止めされてたんでしょう。」
と、いたずらっぽく笑った。
「あの人、私の前では隠していたつもりだったんでしょうけど、それだけ匂いが強いタバコだったらすぐバレちゃうわよ。七輪の煙と一緒だったらバレないかと思ったのかもしれないけれど、甘い甘い。まぁ、お互い吸っていたことは秘密にしていたから、私からは何も言わなかったけれど、副流煙とかもあるから、吸うのは一人のときぐらいにしておいてほしかったわね。」
タバコを片手に構えた祖母の顔はいつものやさしい、おしとやかな雰囲気とは異なり、ハツラツとした若々しい雰囲気だった。
「あの人、嘘が下手だったから。普段は眉間にシワなんか寄せてたけど、あれも一生懸命そういうおじいちゃんを演じてたんだと思うわよ。寝顔なんて無防備でそれは可愛いもの。」
祖母の意外な一面が垣間見れ、あっけにとられていると、一つ疑問が浮かんできた。
「何故、このタイミングで自分に秘密を打ち明けたのか?」と。
「あなたと最後にあった日、あるじゃない?もしかしたらあの時、自分が長くないことがわかってたのかもしれないわね。それで、最後まで隠し通したくて証拠隠滅の為にあなたに渡したのかもしれないなって思って。もうバレてる嘘を頑張って突き通そうとするなんて、可愛いじゃない。」
そういうと祖母はふふっと笑った。
「だから私の棺にもちゃんと吸ってる同じ銘柄のタバコ入れてもらうために、誰かに言っておかなきゃと思ってね。まぁ、まだあの人のところにいくのは先になる予定だからまだ渡さないでおくわ。お気に入りが変わるかもしれないし。」
まいった。
祖父の嘘だけでなく、自分の嘘までバレていたわけだ。
「甘い甘い。」
そういう祖母の笑顔は祖父によく似た、歯茎を見せた大胆な笑顔だった。
自分が幼い頃から厳格な祖父だった。
祖母も「女は黙って3歩後ろを歩く」な性格で、今となっては全方向から叩かれるの待ったなしの昔ながらの夫婦関係だったんと思う。
自分が生まれる前から厳しい人だったと父も言っていたのを覚えている。
自分はそんな祖父の弱みを一つ握っていた。
祖父はよく縁側で七輪を使っていた。
焼く物は肉をはじめ、餅・魚等なんでも焼いており、家が近いこともあって幼い頃から一人で祖父母の家にふらっと訪れてはご相伴に預かっていた。
祖父は自分が顔を出すといつもより少しだけ柔らかい顔つきで、七輪と炭を縁側に持ち出し、家にあるものを焼いてくれた。
その際には祖父は必ずタバコを吸っていた。
祖母をはじめ、自分以外の家族には黙って吸っていたのか、一緒になって七輪を囲んでいる時には歯ぐきをみせた大胆な笑顔で、
「男同士の秘密だぞ」
と、普段の祖父とはかけ離れたいたずら小僧の様な顔をしていた。
そんな祖父と七輪が大好きだった。
しかし、自分が就職し、実家を離れ祖父母の家に中々寄り付かなくなったころ、珍しく父経由で祖父の方から七輪の誘いがあった。
父も自分が顔を出した時に何をしていたかは知らなかったようで、
「そんなことしに行っていたのか」
と驚いていた。
就職し、ある程度の小銭も持てるようになっており、その日はホタテとエビを買って祖父の家を訪れた。
すでに祖父はある程度の準備を済ませており、自分の顔を見ると少しだけ広角を上げながらキッチンで熱した炭を七輪に移動させ、縁側まで持ち出す。
七輪に網を置く前に、祖父はいつものようにポケットの中のタバコを取り出し、七輪の中の炭から火をつけ大きく息を吸い込み、煙を肺に溜め込んだ後大きく吐く。
そんな祖父の動作に少し憧れていた自分は初めて祖父に一本分けてほしいと願い出た。
祖父は一瞬驚いた様な顔をした後、ニヤニヤと笑いながら慣れた手付きで一本よこしてきた。
大学の頃から電子タバコを吸い始めていた自分も、祖父を真似て七輪から火をもらい、煙を肺に通す。
すると、普段吸っているものより数段キツい煙が肺に満たされ、激しくむせこんだ。
「普段アメちゃんみたいなタバコばっかり吸ってるんだろう、これが大人の味だ」
祖父はそういうと、涙ぐんでいる自分の隣でからからと笑っていた。
一口、二口と吸っているうちに徐々に自分の肺も順応していくが、今度は強烈なニコチンとタールが血液中を駆け巡り、脳がフラフラとしてくる。
そんな自分の様子を見た祖父が、また笑いながら
「焼けるまでそこでねてろ」
と、縁側を指差す。
タバコを吸い切るのを早々に諦め体を横にしていると、祖父が七輪の面倒を見ながら、
「残りはくれてやる」
と、タバコの箱を自分に向かって放ってきた。
営業職はこんな匂いの強いタバコは吸えないと返そうとしたが、
「じゃあ、休みの日に吸えばいいだろう」
と、返品を断られた。
「次の土産はその銘柄の新品を寄越しに来い。さあ、エビが焼けたぞ、醤油準備しろ。」
その日に焼いたエビとホタテは少し焼きすぎな気もしたが、不思議といつもの物より美味しい気がした。
その日から二日後、祖父は他界した。
祖母が目を覚ました頃には冷たくなっていたらしい。
仕事の休みをもらい、祖父に会いに行くと、厳しいながら安らかな顔をしていた。
自分も最初は悲しみにくれていたが、葬儀の段取りが非常に多く煩雑で、どこか他人事の様に着々と準備を進めていた。
そんなおり、父に
「最後に呼ばれた時、どんな話をしていた?」
と問われ、ふとタバコの事を思い出した。
父がタバコについて知っているかもわからず、故人の秘密を勝手に話すことも憚られたので、
「いつも通りのとりとめもない話。ホタテが美味かった。」
とだけ答えた。
ただ、祖父がその時、
「新品を寄越せ」
と言っていたので、家族には伏せて葬儀屋に棺の中に副葬品としてタバコを一箱入れたいと相談した。
葬儀屋も快諾してくれた。
そして今日、葬式の当日。
各々が花や生前使っていた眼鏡等を入れ、バレてはいけないと順番を最後にしてもらった自分が花と一緒にタバコを右手の側に忍ばせた。
生前に渡せなかったのが残念だったが、タバコ一箱分の煙であれば、最後の一服としては豪盛な方だろう。
火葬中は親族で食事を取るとのことで、皆が準備を進めている中、自分は少し抜け出して喫煙所に向かった。
祖父からもらった紙タバコが少し残っており、一緒にタバコを吸っている感覚を少しでも味わっておきたかった。
今日は同じタイミングでの火葬もなさそうで、喫煙所には誰もいなかった。うちの親族でタバコを吸っているという話も聞いたことがないので、喫煙所に到着してからコンビニで買ったライターをポケットから取り出し、祖父からもらったタバコのソストパックから一本取り出し、火をつける。
普段は電子タバコを嗜んでいることもあり、少し挙動がおぼつかないと自分のことながら苦笑いが込み上げてくる。
火の付いたタバコを大きく吸い込むとやはりきつく、祖父の吸いっぷりには程遠い出来だ。
そうして祖父との最後の思い出に浸っていると、近づいてくる足音が聞こえた。
そちらに目線を送ってみると、まさかの祖母が近づいてきていた。
自分ももういい歳の大人だが、やはり喫煙をカミングアウトしていないこともあり急いで片付けていると祖母は
「いいのよ、私もこれから吸うから」
となれた手付きで喫煙の準備を始めた。
まさか祖母が吸っていたとは知らず、驚いて固まっている自分の隣で、何事もないかのようにタバコを吸い始めた。
なにを話すにも気まずく、黙ってタバコを吸っていると、
「それ、あの人のタバコでしょう。」
祖母がこちらを覗き込んできた。
祖父が祖母に隠しているはずだったこともあり、混乱して答えられずにいると、
「いいのよ、どうせあの人に口止めされてたんでしょう。」
と、いたずらっぽく笑った。
「あの人、私の前では隠していたつもりだったんでしょうけど、それだけ匂いが強いタバコだったらすぐバレちゃうわよ。七輪の煙と一緒だったらバレないかと思ったのかもしれないけれど、甘い甘い。まぁ、お互い吸っていたことは秘密にしていたから、私からは何も言わなかったけれど、副流煙とかもあるから、吸うのは一人のときぐらいにしておいてほしかったわね。」
タバコを片手に構えた祖母の顔はいつものやさしい、おしとやかな雰囲気とは異なり、ハツラツとした若々しい雰囲気だった。
「あの人、嘘が下手だったから。普段は眉間にシワなんか寄せてたけど、あれも一生懸命そういうおじいちゃんを演じてたんだと思うわよ。寝顔なんて無防備でそれは可愛いもの。」
祖母の意外な一面が垣間見れ、あっけにとられていると、一つ疑問が浮かんできた。
「何故、このタイミングで自分に秘密を打ち明けたのか?」と。
「あなたと最後にあった日、あるじゃない?もしかしたらあの時、自分が長くないことがわかってたのかもしれないわね。それで、最後まで隠し通したくて証拠隠滅の為にあなたに渡したのかもしれないなって思って。もうバレてる嘘を頑張って突き通そうとするなんて、可愛いじゃない。」
そういうと祖母はふふっと笑った。
「だから私の棺にもちゃんと吸ってる同じ銘柄のタバコ入れてもらうために、誰かに言っておかなきゃと思ってね。まぁ、まだあの人のところにいくのは先になる予定だからまだ渡さないでおくわ。お気に入りが変わるかもしれないし。」
まいった。
祖父の嘘だけでなく、自分の嘘までバレていたわけだ。
「甘い甘い。」
そういう祖母の笑顔は祖父によく似た、歯茎を見せた大胆な笑顔だった。
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