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第五章 省吾の優しさに惹かれて
パンケーキ苦手な省吾
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「なんだ、そんなに海に行きたかったのか、それならそうと言ってくれ、
海くらいいつでも連れて行くよ」
省吾は満足げに微笑んだ。
元彼は行きたいって言っても、面倒だと連れて行ってくれなかった。
「ミク、なんでも望みがあれば言ってくれ、ミクの望みはなんでも叶えてやりたいから」
ミクはもう一つ、どうしても叶えたいことがあった。
「あのう、一緒に行って欲しいところがもう一つあるんですが……」
「いいよ、海行ったあと行こうか、どこ?」
「代官山にあるパンケーキが美味しいお店なんですけど」
ミクの言葉に省吾は固まった。
あれ、省吾さん、どうしたんだろう。
海に車を走らせて、砂浜で戯れていたが、省吾は段々と元気がなくなって行く感じだった。
やっぱり、海は嫌だったのかな。
「省吾さん、もう帰りましょうか」
「あ、うん」
「パンケーキ楽しみですね、すごく人気があるお店なんですよ」
ミクは楽しみで仕方がない。
省吾は車を走らせた後もやはり、様子がおかしいと感じた。
海くらいいつでも連れて行くよ」
省吾は満足げに微笑んだ。
元彼は行きたいって言っても、面倒だと連れて行ってくれなかった。
「ミク、なんでも望みがあれば言ってくれ、ミクの望みはなんでも叶えてやりたいから」
ミクはもう一つ、どうしても叶えたいことがあった。
「あのう、一緒に行って欲しいところがもう一つあるんですが……」
「いいよ、海行ったあと行こうか、どこ?」
「代官山にあるパンケーキが美味しいお店なんですけど」
ミクの言葉に省吾は固まった。
あれ、省吾さん、どうしたんだろう。
海に車を走らせて、砂浜で戯れていたが、省吾は段々と元気がなくなって行く感じだった。
やっぱり、海は嫌だったのかな。
「省吾さん、もう帰りましょうか」
「あ、うん」
「パンケーキ楽しみですね、すごく人気があるお店なんですよ」
ミクは楽しみで仕方がない。
省吾は車を走らせた後もやはり、様子がおかしいと感じた。
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