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第十章 新たな道
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極道の生活は一般人の生活と変わりない。
違うといえば、工藤さんが仕事に行くと、必ず、誰かが怪我をして帰ってくる。
私ははじめはマンションで待っていたが、工藤さんと一緒に工藤組に向かうことにした。
誰かが怪我をしたり、怪我をさせたりと、理解出来ないことばかりだった。
そんな矢先、工藤さんを滅多刺しにし、私を犯そうとした高山組組長が出所したと情報が入った。
高山組長の今後の動向も気になるが、あちこちで工藤組を狙っている組がまだまだあった。そんなある日、私は功太さんと共に買い物に出かけた。
ずっと私達の後をつけてきた何人か男がいた。
全く気づかずに買い物を終えて、車に乗り込む時、功太さんがナイフで刺された。
「きゃあ、功太さん」
功太さんを刺した男は何回か功太さんを滅多刺しにした。
私は功太さんを抱えて、血がドクドク流れている脇を押さえた。
みるみる私の手が血に染まり、私は功太さんから引き離され、男達が乗ってきた車に
押し込まれた。
「いや、離して」
私は口を押さえられ、脇にパンチをくらい気絶した。
しばらくして、私は気がついた。
真っ暗な部屋に閉じ込められて、恐怖に身体が震えた。
しばらくして、ドアが開いた。
入ってきたのは、出所してきた高山組長だった。
工藤さんが入院中、お父様である工藤組長によって高山組は壊滅させられた。
しかし、出所した高山組長を慕っていた何人かの男たちが工藤組を狙っていた。
高山組長の指示の元、私は完全に狙われたのである。
「お嬢さん、お久しぶりだな」
高山組長は口角を上げてニヤッと笑った。
あの悍ましい光景が脳裏を掠めた。
私はこの男に犯されそうになったのだった。
「お嬢さん、俺はどうしても工藤を許せない、奴の大事なものを壊したいんだ、
お嬢さん、あんただよ」
背筋がゾッとした。
私はこの男に壊される。
私は高山組長に手を引っ張られ、押し倒された。
「いや、助けて」
「叫べ、叫べ、誰も助けになんか来ない」
高山組長は私の身体に跨った。
思いっきり平手で叩かれた。
そして、服を引きちぎり、男の唇が首筋に押し当てられた。
涙が溢れて、恐怖から抵抗をやめた。
ブラを持ち上げ、乳房が露わになると、思いっきり舐められた。
「お願い、やめて」
「やめてだと、思いっきり感じてるぞ、もっと気持ちよくしてやる」
乳房を大きく揉みしだいた。
男は下着の中に手を入れて、私の秘所に触れた。
「いや~ん、ああ、やめて、助けて」
男の指がグイグイ入ってきた。
「何が嫌だ、すっげえ、濡れてるぞ、相当工藤に抱かれたんだな、直ぐに反応して、
これじゃ、すぐに入っちゃうな、ほしいだろ、お望み通り、突き刺してやろう」
男は指を二本に増やし、中を掻き回した。
「おい、ぐちゃぐちゃだぞ、すっげえな、もっとよくしてやる」
男は私の股を大きく広げて、秘所を舐め上げた。
「ああ、いや、ああ~ん、うっ」
「もっと喘げ、もっと感じろ」
男が自分自身を私の秘所に入れようとしたその時、ドアが開いた。
「てめえ、殺されないとわからねえようだな」
そう罵声を浴びせたのは工藤さんだった。
「おお、工藤、お前の女は俺が抱いたら思いっきり喘ぎ声をあげていたぞ、お前よりも気持ちいいらしい、すげえ、ぐちゃぐちゃだ」
男は思いっきり大声で笑った。
工藤さんは高山組長を思いっきり殴った。
そして、次の瞬間、ナイフで滅多刺しにした。
「やめて、工藤さん、やめて」
私の声は工藤さんに届くことはなかった。
違うといえば、工藤さんが仕事に行くと、必ず、誰かが怪我をして帰ってくる。
私ははじめはマンションで待っていたが、工藤さんと一緒に工藤組に向かうことにした。
誰かが怪我をしたり、怪我をさせたりと、理解出来ないことばかりだった。
そんな矢先、工藤さんを滅多刺しにし、私を犯そうとした高山組組長が出所したと情報が入った。
高山組長の今後の動向も気になるが、あちこちで工藤組を狙っている組がまだまだあった。そんなある日、私は功太さんと共に買い物に出かけた。
ずっと私達の後をつけてきた何人か男がいた。
全く気づかずに買い物を終えて、車に乗り込む時、功太さんがナイフで刺された。
「きゃあ、功太さん」
功太さんを刺した男は何回か功太さんを滅多刺しにした。
私は功太さんを抱えて、血がドクドク流れている脇を押さえた。
みるみる私の手が血に染まり、私は功太さんから引き離され、男達が乗ってきた車に
押し込まれた。
「いや、離して」
私は口を押さえられ、脇にパンチをくらい気絶した。
しばらくして、私は気がついた。
真っ暗な部屋に閉じ込められて、恐怖に身体が震えた。
しばらくして、ドアが開いた。
入ってきたのは、出所してきた高山組長だった。
工藤さんが入院中、お父様である工藤組長によって高山組は壊滅させられた。
しかし、出所した高山組長を慕っていた何人かの男たちが工藤組を狙っていた。
高山組長の指示の元、私は完全に狙われたのである。
「お嬢さん、お久しぶりだな」
高山組長は口角を上げてニヤッと笑った。
あの悍ましい光景が脳裏を掠めた。
私はこの男に犯されそうになったのだった。
「お嬢さん、俺はどうしても工藤を許せない、奴の大事なものを壊したいんだ、
お嬢さん、あんただよ」
背筋がゾッとした。
私はこの男に壊される。
私は高山組長に手を引っ張られ、押し倒された。
「いや、助けて」
「叫べ、叫べ、誰も助けになんか来ない」
高山組長は私の身体に跨った。
思いっきり平手で叩かれた。
そして、服を引きちぎり、男の唇が首筋に押し当てられた。
涙が溢れて、恐怖から抵抗をやめた。
ブラを持ち上げ、乳房が露わになると、思いっきり舐められた。
「お願い、やめて」
「やめてだと、思いっきり感じてるぞ、もっと気持ちよくしてやる」
乳房を大きく揉みしだいた。
男は下着の中に手を入れて、私の秘所に触れた。
「いや~ん、ああ、やめて、助けて」
男の指がグイグイ入ってきた。
「何が嫌だ、すっげえ、濡れてるぞ、相当工藤に抱かれたんだな、直ぐに反応して、
これじゃ、すぐに入っちゃうな、ほしいだろ、お望み通り、突き刺してやろう」
男は指を二本に増やし、中を掻き回した。
「おい、ぐちゃぐちゃだぞ、すっげえな、もっとよくしてやる」
男は私の股を大きく広げて、秘所を舐め上げた。
「ああ、いや、ああ~ん、うっ」
「もっと喘げ、もっと感じろ」
男が自分自身を私の秘所に入れようとしたその時、ドアが開いた。
「てめえ、殺されないとわからねえようだな」
そう罵声を浴びせたのは工藤さんだった。
「おお、工藤、お前の女は俺が抱いたら思いっきり喘ぎ声をあげていたぞ、お前よりも気持ちいいらしい、すげえ、ぐちゃぐちゃだ」
男は思いっきり大声で笑った。
工藤さんは高山組長を思いっきり殴った。
そして、次の瞬間、ナイフで滅多刺しにした。
「やめて、工藤さん、やめて」
私の声は工藤さんに届くことはなかった。
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