俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う

ラヴ KAZU

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第二十八章 夫婦の絆

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美希は蓮の肩に手をおいて頬を寄せた。

「蓮さんの気持ちも考えずに、ごめんなさい」

美希は蓮のたくましい上半身に自分の気持ちが高揚していくのを感じていた。

「パパとママはこれで仲直りだね」

「そうだな、みんなでママを手伝おう」

蓮の美希に対する嫉妬は生涯続きそうだ。

そんな矢先、蓮也の小学校で父親参観が行われた。

「パパ、来てくれる」

「ああ、もちろん行くぞ」

蓮は注目の的だった。

「蓮也くんのパパ、かっこいいね」

クラスの友達は口々に褒めてくれた。

蓮也は鼻高々だった。
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