俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う

ラヴ KAZU

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第二十二章 再会

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ずっと母親を求めていたんだろう、美希はギュッと蓮也を抱きしめた。

「美希、マンションに一緒に帰ろう」

「大切な方がいるのではないですか」

「ベビーシッターならもう契約解除したよ、それに俺が大切なのは美希だ、他の誰でもない、お前を裏切るようなことはしていないと誓う」

「私は蓮也も美蓮も可愛いです、でも一人では大変なんです、でも蓮さんに手伝ってもらうわけにはいかないし……」

俺は美希が一生懸命訴えている言葉を遮った。

「俺が手伝うから、それに蓮也が幼稚園に行ってる間は美蓮を見ていられるだろう、俺もなるべく早く仕事を切り上げて帰ってくるから、そうしたら美希一人にはならないだろう」

「それじゃあ、駄目です、蓮さんに迷惑がかかります」

「迷惑って、俺たち夫婦だろ、協力し合うのは当たり前だ、俺もはじめはわからないことだらけで戸惑ったが、だいぶ慣れてきた、なあ、蓮也」



「うん、たまに僕がパパを起こすけどね」

「なんだよ、ママに言い付けるなよ」

美希はふふっと笑って笑顔を見せてくれた。

「今日は美蓮のものなにも待ってきてないので帰ります」

「それならこれから取りに行こう」

「でも……」

「車に乗って、蓮也も車に乗れ」

「あの、チャイルドシートがないと乗れません」

「ママ、ちゃんとあるよ」

「えっ」

俺はチャイルドシートを用意しておいた。

美希は驚いた表情で俺を見つめた。

「美蓮の特等席だ」

美希の頬に涙が伝わった。

そして俺たちは美希と美蓮が暮らしているアパートへ向かった。



「うん、たまに僕がパパを起こすけどね」

「なんだよ、ママに言い付けるなよ」

美希はふふっと笑って笑顔を見せてくれた。

「今日は美蓮のものなにも待ってきてないので帰ります」

「それならこれから取りに行こう」

「でも……」

「車に乗って、蓮也も車に乗れ」

「あの、チャイルドシートがないと乗れません」

「ママ、ちゃんとあるよ」

「えっ」

俺はチャイルドシートを用意しておいた。

美希は驚いた表情で俺を見つめた。

「美蓮の特等席だ」

美希の頬に涙が伝わった。

そして俺たちは美希と美蓮が暮らしているアパートへ向かった。
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