お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない

ラヴ KAZU

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第二十七章 それぞれの生活、そして冨樫と葉月の再会

富樫と葉月18

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そして、ソファに押し倒し、葉月の下着に指を入れた。

「いや、やめて」

葉月の大きな声で、理玖は目覚めた。

理玖は部屋からでてきて、思いっきり安藤をおもちゃで殴った。

「理玖ぼっちゃん」

「安藤、何してるんだ、ママをいじめるな」

そして、もう一度安藤を殴った。

「理玖、もういいから、やめて、ママは大丈夫よ」

安藤は我に返り、その場から立ち去った。

理玖は急いでドアのロックをかけた。

葉月は理玖を抱きしめた。

まるで西沢が守ってくれたかと錯覚した。

理玖の安藤を睨んだ眼は極道の眼だった。

この子は西沢の血を濃く受け継いでる。

「ママ、安藤はやめさせよう、僕が西沢組を継ぐ」

葉月は理玖の言葉に驚きと恐怖を覚えた。

(これから理玖は極道の道をまっしぐらなんて事はないよね)

葉月は背筋が凍る思いがした。

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