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第九章 山城の衝撃の告白

くるみ、お前を愛している

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「裕太郎さん、私を抱いてちょうだい」

圭子は山城が監禁されている牢獄に入って来た。

「ここでか」

「そうよ、隙を見て逃げようと考えたんじゃない、でもそうはいかないわ」

山城は覚悟を決めた。

圭子に激しくキスをした。

舌を絡ませて、ニットを脱がせ、ブラを外した。

圭子の乳頭を舐め回して、強く吸った。

「裕太郎、いいわ、気持ちいい、もっと強く吸って」

山城は圭子の下着を脱がせて、大きく足を開いた。

秘所から溢れ出す蜜を絡めて、指を入れた。

「ああ、もういっちゃうわ」

山城は急に指を引き抜いた。

「圭子、まだ、いかせない、もっと乱れろ、俺自身をしゃぶれ」

圭子は山城のズボンを脱がせて、下着の上から触れた。

下着を脱がすと、山城の半端ない熱量の彼自身が現れた。

「圭子、早く舐めろ」

圭子は尻を突き出し、山城自身を舐め上げた。

山城は圭子の秘所に指を入れて、激しく動かした。

(ああ、気持ちいい、くるみ、くるみ)

山城は圭子を抱きながら、心の中で、くるみの名前を叫んだ。

体制を変えて、圭子のバックから自分自身を入れた。

「ああ、裕太郎、大きいわ、もういっちゃう」

山城は腰を思いっきり振った。

「ああ、俺も出そうだ」

山城は出る直前に自分自身を引き抜いた。

圭子の背中に白いドロドロしたものを出すため、自分自身をしごいた。

「なんで私の中に出してくれないの」

「お前が妊娠したら、セックス出来なくなるだろう」

山城は圭子を抱きしめて、頭を撫でた。

「裕太郎」

この時も山城はくるみを思い描いていた。

(くるみ、くるみ)

こころの中で叫びながら、圭子を思いっきり抱きしめた。

でも、山城は牢獄から出してはもらえなかった。

「圭子、俺をここから出してくれ」

「ダメよ、私の身体がうずいたら、抱いてもらうためにここにくるわ、
山城組長の怒りは収まっていないのよ、私だって、やっとの思いで山城組長から、この場所を聞き出したのよ、裕太郎を出してはダメだって言われたわ」

「くそっ」

その頃、くるみはホテルを転々としていた。

実はホテルのテーブルにおいてあった山城からのメモのほかに封筒があった。

『くるみ、これはお前の命に関わる話だ、俺は山城組組長の実の息子ではない、
組長の命令は絶対だ、しかし、俺は本浜圭子とは結婚はしたくない、俺はお前を愛している、借金返済のために俺の女になれと言ったが、俺はお前以外とは結婚は考えていない、だから、圭子がお前の命を狙うだろう、もし、圭子が接近してきたら、ホテルを返ろ、そして、キャバクラも辞めるんだ、当面の資金はコインロッカーに隠しておく、コインロッカーも頻繁に返ろ、いいな、それと俺は捕まったら監禁されるだろう、困ったら我妻を頼るんだ、いいな』

このメモと一緒にコインロッカーの場所が書いてあるメモとキーが入っていた。

衝撃の愛の告白だった。

(山城さん、だから、我妻さんの名前を口にした時、首を絞めたの?嫉妬したってこと?)

くるみは山城の言いつけを守り、ホテルを移動したのだった。
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