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第ニ章 若頭我妻とキャバ嬢くるみ

力也のプロポーズ

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我妻さんは私の頬を両手で挟み、何度もキスを落とした。

「たった今から、お前は俺だけのものだ、いいか、お前の全てを俺が面倒を見る、
だから、俺に全てを委ねろ、ひとみ」

(えっ、なんでバレたの)

「あのう、なんでわかったんですか」

「タクシーの運転手は組のやつで、後をつけさせた」

「もう、ひどい、我妻さん」

「ひどいのはどっちだ、連絡先も告げず、俺の前から逃げるように去っていこうとしたのはどこの誰かな」

我妻さんは私を引き寄せ抱きしめた。

そして、キスをした。

「もう、俺のここ、我慢の限界だ」

我妻さんは私の手を自分自身に触れさせた。

そして、ズボンを下げると、熱量が満タンになった彼自身がそりたった。

「俺が自分でやるから見ててくれ」

私はてっきり、私の中にいれてくるのかと思った。

我妻さんは自分自身をしごき始めた。

もう片方の手で私の頬を撫でて、キスをした。

男性が自分でやっているのは初めて見た。

私は思わず、彼の手を止めて、彼自身をしゃぶった。

「おい、そんなことひとみにやらせられない、好きでもない男の、しかも俺は極道だ、無理するな」

私は舌を使って、彼自身を舐めた。

「やべえ、気持ちいい、ひとみ、俺はお前が好きだ」

「離せ、出ちまうよ」

俺はひとみの口の中に出してしまった。

「ひとみ、すまねえ」

俺は恥ずかしくて、堪らなかった。

すぐにティッシュをひとみに渡した。

「ごめんな」

「大丈夫です、私だって、気持ちよくしてもらったんですから」

我妻さんは車を停めるように指示をして、外に出た。

ペットボトルを差し出して口を濯ぐように言った。

その後、車は私のアパートへ向かった。

(てっきり、我妻さんのマンションに連れて行かれて、最後まで行っちゃうのかと思ったけど)

「ひとみ、キャバクラは辞めろ、それから、金は俺が出す、いくら必要なんだ」

「そう言うわけにはいきません」

「俺のプロポーズは受けられないってことか」
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