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第ニ章 彼の秘密
はじめて結ばれた
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しかし相変わらず、彼は私を求めた。
仕事から戻ると、シャワーを浴びて、私を抱き寄せ唇を重ねる。
日を追うごとに彼のキスは濃厚になって行った。
彼の手は私の腰から太腿へ滑って行く。
意識が遠退きそうになりながら、彼の唇は私の首筋から胸へ移って行く。
えっどうしよう。どうしよう、どうすればいいの?
「あの、麻生さん、ごめんなさい」
もう、私ムードぶち壊しだよ。
彼は私の言葉で我に返ったのか、私から離れて大きく深呼吸した。
「ご飯食べようかな」
「いや、もう一回シャワー浴びてくる、気持ちクールダウンさせてくる」
彼は、暫くの間シャワー室から出てこなかった。
ずっとこのままってわけにいかないし、やっぱりちゃんと初めてだから、不安って気持ち話さないとだめだよね。
彼がシャワー室から出てきた。
食事を済ませてから、覚悟を決めて私は話を切り出した。
「麻生さん、あの、お話あるのですけど」
「やっぱり、俺、嫌われた?」
彼は哀しそうな表情を浮かべた。
「違います」
私は慌てて否定した。
「あの、嫌なんじゃなくて初めてだから不安で、経験ないので、わたし・・・」
彼は不思議そうな表情で私を見つめた。
「だからどうしていいか分からなくて」
あ~言ってしまった、絶対この年齢で経験ないっておかしいと思っているよね。
彼が口を開いた。
「よかった、絶対俺嫌われたと思ったよ、ほかに好きな人出来て出ていくって言われたらどうしようって焦った」
彼はテーブルから立ち上がり、私の方へ歩み寄って私を抱き寄せた。
「分かった、ゆっくりとちょっとずつ進んで行けばいいかな」
私はなんて答えればいいか迷っていた。
「もしかして、キスも初めてだった?」
「はい」
「だからか、いや、もしかしてって思ったけど、すごく嬉しい」
「えっ?」
彼はぎゅっと私を抱きしめた。
「あゆみは俺だけの宝物」
彼の唇と私の唇が重なり、永い時間彼とキスをした。
それから彼は、ゆっくり時間をかけて私の不安を取り除いてくれた。
彼と結ばれたのはそれから程なくの事であった。
仕事から戻ると、シャワーを浴びて、私を抱き寄せ唇を重ねる。
日を追うごとに彼のキスは濃厚になって行った。
彼の手は私の腰から太腿へ滑って行く。
意識が遠退きそうになりながら、彼の唇は私の首筋から胸へ移って行く。
えっどうしよう。どうしよう、どうすればいいの?
「あの、麻生さん、ごめんなさい」
もう、私ムードぶち壊しだよ。
彼は私の言葉で我に返ったのか、私から離れて大きく深呼吸した。
「ご飯食べようかな」
「いや、もう一回シャワー浴びてくる、気持ちクールダウンさせてくる」
彼は、暫くの間シャワー室から出てこなかった。
ずっとこのままってわけにいかないし、やっぱりちゃんと初めてだから、不安って気持ち話さないとだめだよね。
彼がシャワー室から出てきた。
食事を済ませてから、覚悟を決めて私は話を切り出した。
「麻生さん、あの、お話あるのですけど」
「やっぱり、俺、嫌われた?」
彼は哀しそうな表情を浮かべた。
「違います」
私は慌てて否定した。
「あの、嫌なんじゃなくて初めてだから不安で、経験ないので、わたし・・・」
彼は不思議そうな表情で私を見つめた。
「だからどうしていいか分からなくて」
あ~言ってしまった、絶対この年齢で経験ないっておかしいと思っているよね。
彼が口を開いた。
「よかった、絶対俺嫌われたと思ったよ、ほかに好きな人出来て出ていくって言われたらどうしようって焦った」
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「分かった、ゆっくりとちょっとずつ進んで行けばいいかな」
私はなんて答えればいいか迷っていた。
「もしかして、キスも初めてだった?」
「はい」
「だからか、いや、もしかしてって思ったけど、すごく嬉しい」
「えっ?」
彼はぎゅっと私を抱きしめた。
「あゆみは俺だけの宝物」
彼の唇と私の唇が重なり、永い時間彼とキスをした。
それから彼は、ゆっくり時間をかけて私の不安を取り除いてくれた。
彼と結ばれたのはそれから程なくの事であった。
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