51 / 69
第八章 一夜の秘め事
真山さんに抱かれたい、そんなことを考えると、頬が高揚して鼓動がドクンと跳ねた。
しおりを挟む
そんなことを考えていた時、真山さんが戻ってきた。
「お父様の許しは貰えた?」
「はい、一晩だけと」
「そうなんだ」
「それでは自分のマンションに向かいます」
マンションに向かう車の中で沈黙が続いた。
マンションに到着して、部屋に入った。
「今日はお疲れでしょうから、シャワーを浴びておやすみください、明日ご実家までお送りします」
「はい」
シャワーの水が私の身体を流れていく。
真山さんに抱かれたい、そんなことを考えると、頬が高揚して鼓動がドクンと跳ねた。
シャワールームのドアガラスに真山さんがウロウロしている姿が目に止まった。
シャワーのコルクを絞めると静かになり、真山さんが声をかけてきた。
「まりえさん、大丈夫ですか」
「大丈夫よ」
「この間のことがあったので、心配で……」
「今、出るからリビングに行ってて」
「あ、すみません」
真山さんの姿はガラス越しに小さくなった。
リビングに向かうと、真山さんはスマホを見ていた。
「お父様の許しは貰えた?」
「はい、一晩だけと」
「そうなんだ」
「それでは自分のマンションに向かいます」
マンションに向かう車の中で沈黙が続いた。
マンションに到着して、部屋に入った。
「今日はお疲れでしょうから、シャワーを浴びておやすみください、明日ご実家までお送りします」
「はい」
シャワーの水が私の身体を流れていく。
真山さんに抱かれたい、そんなことを考えると、頬が高揚して鼓動がドクンと跳ねた。
シャワールームのドアガラスに真山さんがウロウロしている姿が目に止まった。
シャワーのコルクを絞めると静かになり、真山さんが声をかけてきた。
「まりえさん、大丈夫ですか」
「大丈夫よ」
「この間のことがあったので、心配で……」
「今、出るからリビングに行ってて」
「あ、すみません」
真山さんの姿はガラス越しに小さくなった。
リビングに向かうと、真山さんはスマホを見ていた。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
再会は甘い誘惑
真麻一花
恋愛
最低の恋をした。
不実で、自分勝手な彼に振りまわされるばかりの恋。忘れられない恋となった。
あれから五年がたつというのに、思い出せば未だに胸を突き刺す。それが、ただの不快感であれば良かったのに。
会社からの帰り道、すれ違いざまに振り返った先に、五年前別れた彼がいた。再会した彼は、別人のように穏やかで優しい、誠実そうな男へと変わっていた。
だまされない。もう、私に関わらないで――……。
小説家になろうにも投稿してあります。
お前に惚れた〜極道の一途すぎる愛
ラヴ KAZU
恋愛
我妻組若頭、我妻力也は、堅気の女性と結婚したいと常々思っていた。
そして婚活パーティーに参加した。
そこで巡り合ったのが、コンビニバイトの榊ひとみだった。
力也は極道の正体を隠して、表の顔である我妻コーポレーション社長として、
ひとみを食事に誘った。
車といい、運転手といい、なんかおかしい。
もしかして、極道の世界の人?
ひとみは早くこの場から離れなくてはと思い出した。
それに時間が経つにつれて、ひとみは時計を気にし始めた。
実は、ひとみはキャバクラで働くキャバ嬢だった。
しかも、我妻組管轄の店だ。
そうとは知らない力也はひとみにいきなりプロポーズをする。
過去の恋愛にトラウマがあるひとみは力也の言葉を信じられない。
(我妻さんが極道だったら、年齢詐称がバレる、堅気の人でも、私がキャバ嬢だなんて言えない)
ひとみはタクシーを呼んでもらった。
タクシーが発進する直前、力也はひとみにキスをした。
「俺は諦めない、ひとみと結婚する」
タクシーは暗闇の中、走り出した。
溺愛ダーリンと逆シークレットベビー
葉月とに
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。
立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。
優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる