101 / 101
第十章 離婚して気づく溢れる想い
「やっぱり、慎を愛している事に気づいた、遅いよね、離婚してから大切な人に気づくなんて……
しおりを挟む
私は充から呼び出されて、プロポーズの返事を聞かせて欲しいと言われた。
「ごめん、充、私、慎と再婚したの」
「えっ?マジかよ」
「やっぱり、慎を愛している事に気づいた、遅いよね、離婚してから大切な人に気づくなんて……」
「いや、俺もちづるを責められないな、お前が人妻でも俺はいつでもちづるを支えるからな」
「うん、ありがとう」
良かった、充がわかってくれて。
その後、慎と充は仕事上のパートナーの関係は変わらず、また、私を口説くことも変わらなかった。
私と慎は二人で生きて行くことを誓い合った。
二人の子供は望めない、養子も考えたが、慎が二人で生きていこうと言ってくれた。
「ちづる、頑張っていこうな、ずっと俺の面倒を見てくれ」
「はい、はい」
「はいは一回でいい」
「はい、はい」
慎は私を抱きしめた。
END
「ごめん、充、私、慎と再婚したの」
「えっ?マジかよ」
「やっぱり、慎を愛している事に気づいた、遅いよね、離婚してから大切な人に気づくなんて……」
「いや、俺もちづるを責められないな、お前が人妻でも俺はいつでもちづるを支えるからな」
「うん、ありがとう」
良かった、充がわかってくれて。
その後、慎と充は仕事上のパートナーの関係は変わらず、また、私を口説くことも変わらなかった。
私と慎は二人で生きて行くことを誓い合った。
二人の子供は望めない、養子も考えたが、慎が二人で生きていこうと言ってくれた。
「ちづる、頑張っていこうな、ずっと俺の面倒を見てくれ」
「はい、はい」
「はいは一回でいい」
「はい、はい」
慎は私を抱きしめた。
END
1
お気に入りに追加
79
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~【after story】
けいこ
恋愛
あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~
のafter storyです。
よろしくお願い致しますm(_ _)m
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
恋とキスは背伸びして
葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員
成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長
年齢差 9歳
身長差 22㎝
役職 雲泥の差
この違い、恋愛には大きな壁?
そして同期の卓の存在
異性の親友は成立する?
数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの
二人の恋の物語
誰にも言えないあなたへ
天海月
恋愛
子爵令嬢のクリスティーナは心に決めた思い人がいたが、彼が平民だという理由で結ばれることを諦め、彼女の事を見初めたという騎士で伯爵のマリオンと婚姻を結ぶ。
マリオンは家格も高いうえに、優しく美しい男であったが、常に他人と一線を引き、妻であるクリスティーナにさえ、どこか壁があるようだった。
年齢が離れている彼にとって自分は子供にしか見えないのかもしれない、と落ち込む彼女だったが・・・マリオンには誰にも言えない秘密があって・・・。

愛しき夫は、男装の姫君と恋仲らしい。
星空 金平糖
恋愛
シエラは、政略結婚で夫婦となった公爵──グレイのことを深く愛していた。
グレイは優しく、とても親しみやすい人柄でその甘いルックスから、結婚してからも数多の女性達と浮名を流していた。
それでもシエラは、グレイが囁いてくれる「私が愛しているのは、あなただけだよ」その言葉を信じ、彼と夫婦であれることに幸福を感じていた。
しかし。ある日。
シエラは、グレイが美貌の少年と親密な様子で、王宮の庭を散策している場面を目撃してしまう。当初はどこかの令息に王宮案内をしているだけだと考えていたシエラだったが、実はその少年が王女─ディアナであると判明する。
聞くところによるとディアナとグレイは昔から想い会っていた。
ディアナはグレイが結婚してからも、健気に男装までしてグレイに会いに来ては逢瀬を重ねているという。
──……私は、ただの邪魔者だったの?
衝撃を受けるシエラは「これ以上、グレイとはいられない」と絶望する……。

忘れられたら苦労しない
菅井群青
恋愛
結婚を考えていた彼氏に突然振られ、二年間引きずる女と同じく過去の恋に囚われている男が出会う。
似ている、私たち……
でもそれは全然違った……私なんかより彼の方が心を囚われたままだ。
別れた恋人を忘れられない女と、運命によって引き裂かれ突然亡くなった彼女の思い出の中で生きる男の物語
「……まだいいよ──会えたら……」
「え?」
あなたには忘れらない人が、いますか?──

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる