俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜

第十六章 ニューヨークの熱い夜

私はニューヨークでこの男性に大丈夫？って声をかけられた？

俺が亜紀の病室に向かうと、亜紀はもう起きていた。

「亜紀、おはよう」

亜紀は戸惑った様子を見せた。

「おはようございます」

「今日はすごくいい天気だぞ」

「そうですね」

「先生の許可貰えたら散歩行くか」

「はい」

「本当に？」

いつも俺の誘いに顔を背けて答えてくれなかった亜紀が、今日ははいって言ってくれた。

少しは心を許してくれたのかなと安堵の気持ちが胸をいっぱいにした。

先生から車椅子で病院の敷地内ならと許可を貰った。

「亜紀、またニューヨークへ行きたいな」

「ニューヨーク？」

「うん、俺と亜紀が巡り会った場所だよ」

私はニューヨークでこの男性に大丈夫？って声をかけられた？

私は傷心旅行でニューヨークへ行ったの？