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第六章 颯との抱擁
「凛、俺と一緒に暮らさないか」
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「凛、俺と一緒に暮らさないか」
「えっ?」
私はびっくりし過ぎて、次の言葉が出てこなかった。
「そんなに驚く事じゃないだろう」
「でも、いろいろな事が一片に起こったので頭が回りません」
彼は私を引き寄せて抱きしめた。
「じゃあ、まず引越しだな」
「でも、祐くんはどうするんですか」
彼はしばらく考えて、言葉を発した。
「凛と二人がいいな」
彼の言葉にドキンと鼓動が跳ね上がった。
次の瞬間彼は苦しそうに顔を歪めた。
「大和さん、大丈夫ですか」
「大丈夫、心配いらない」
私はドキドキと心臓の鼓動が早くなり、死への恐怖が強くなった。
手が小刻みに震え、涙が溢れて来た。
「凛?」
「ごめんなさい、大和さんの方が大変なのに・・・」
私は彼の苦しそうな顔を見ただけで、完全に取り乱してしまった。
「あの、私、帰ります」
そう言って、ドアの方へ歩き出した。
彼は慌てて後を追って私を背中から抱きしめた。
「凛、行かないで、俺の側にいてくれ」
そして私を自分の方へ向かせて唇を重ねた。
彼の舌が私の唇の隙間から入り込み、あっという間に私の舌を絡みとった。
壁に押し付けられて、彼の手が私の太腿を捉え、股の間に彼の足が入り込み、あっという間に一番感じる部分に触れた。
頭で駄目と思いながら、身体は感じていた。
「えっ?」
私はびっくりし過ぎて、次の言葉が出てこなかった。
「そんなに驚く事じゃないだろう」
「でも、いろいろな事が一片に起こったので頭が回りません」
彼は私を引き寄せて抱きしめた。
「じゃあ、まず引越しだな」
「でも、祐くんはどうするんですか」
彼はしばらく考えて、言葉を発した。
「凛と二人がいいな」
彼の言葉にドキンと鼓動が跳ね上がった。
次の瞬間彼は苦しそうに顔を歪めた。
「大和さん、大丈夫ですか」
「大丈夫、心配いらない」
私はドキドキと心臓の鼓動が早くなり、死への恐怖が強くなった。
手が小刻みに震え、涙が溢れて来た。
「凛?」
「ごめんなさい、大和さんの方が大変なのに・・・」
私は彼の苦しそうな顔を見ただけで、完全に取り乱してしまった。
「あの、私、帰ります」
そう言って、ドアの方へ歩き出した。
彼は慌てて後を追って私を背中から抱きしめた。
「凛、行かないで、俺の側にいてくれ」
そして私を自分の方へ向かせて唇を重ねた。
彼の舌が私の唇の隙間から入り込み、あっという間に私の舌を絡みとった。
壁に押し付けられて、彼の手が私の太腿を捉え、股の間に彼の足が入り込み、あっという間に一番感じる部分に触れた。
頭で駄目と思いながら、身体は感じていた。
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