不運が招く人間兵器の異世界生活

紫苑

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第四章

14※(R-18)

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「あ、あ、あ、・・・・・・・」
「スイ?まだ胸だけだよ???」
「ジオルド、駄目だ。スイ、もう意識が快楽に捕らわれきっている」
「だよな・・・・・快楽に従順になったな、スイ」
私、いや俺はスイの身体を俯せにすると縁に上半身を預けさせ、尻を高く上げ、パカリと両尻を開くと、パクパクと小さく息をするアナルが少し中を見せながら誘ってくるではないか。
「ここも快楽に抗わなくなったな」
ツプリと中指を入れると、すんなりと受け入れられたが、まだ足りないようで隙間から「もう一本」と誘い込んでくる。
ここまでくると「名器」だな。
俺はそっともう一本指を増やすと同時にジルフォードが二本も追加してきたのだ。
「ひぎっ!」
「おい、いきなりはないだろう!」
「でも、見てみなよスイの顔。すごく気持ちよさそうだよ」
確かにトロットロに表情は蕩けて、唾液が喉を伝ってポタリと落ちていく。
まだ俺たちの『モノ』を挿入していないのに、ここまでの表情を晒すって・・・・・・・
「もしかして、この湯かっ!?」
「ご名答!この花は筋肉を解す効果があるらしくて、中まで湯を入れられたスイの胎はもう解されまくって物足りないのだろうね~」
「ジルっ!判っていたのか???」
「いや、スイが堕ちるのが早すぎたから何でだろうと考えたんだよね。で、以前この花の効能をスイから聞いてたからさ。本来の使い方は疲れた身体を癒したり、筋肉の疲れを解したりするんだってさ」
「筋肉を解す・・・・・・つまり、スイは自ら良かれと思ってジルに提案したこの花の効能によって、こうなっているってことか??」
「だね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ま、この表情のスイなんて見ること出来ないだろうし、今のうちに楽しむか」
「それも良いけど、気付いてるか?」
「何をだ?」
「俺たちの周りから精霊が減っていることに」
「は?」
元々俺は見えないし、声も聞こえない。スイとジルのおかげで一時的に見ることも会話することもできるが、その効能は一時に過ぎず、普段は全くといって存在すら感じることができない。だが、ジルはスイとまぐわう事で精霊の存在を強く感じ取ることが出来るようになった。
元々、精霊と相性が良いので得をしているのだろう。
そのジルが言うのだ。
「風呂に入ったときは沢山の精霊が飛び回っていたけど、今は本当にいなくなっているようだ」
「?????それは私たちの性行為を見たくないからではないのか?」
「そんなのじゃないだろう。現に、ジオルドの部屋でするときは精霊の存在が多く確認できるからな」
「では、何故だ???」
それにスイが嫌がることをすると精霊たちが怒って、何かしら小さいながらも罰を与えるのだ。
例えば、下の毛を「セイノッ!」で数本引っこ抜いたり(これマジで痛いんだよな)、朝起きると風呂に入らない限り元に戻らないような髪型にされていたり、下着をエッロイのに変えられていたり。
スイ曰く「精霊は悪戯好き」らしいが、スイに関してのことになると「やり過ぎ」の部分が否めない。
あと、もう一度言うが下の毛を抜かれるのは、地味にマジで痛いのだ!!コレは大事なことだから、何回でも言うぞ!
「痛いのだ!」
「しつこい、ジオルド」
「あれ?スイ???もう正気に戻った??」
息が荒いが、それでも冷静に言葉を交わせるくらいにスイは回復しているようだ。
「お前らがごちゃごちゃと五月蠅くて、しかも手が止まったから気が戻っただけだ」
「あ??」
そういえばスイの中に埋めている指を動かし忘れていました。
「ま、いい。そのまま二人とも抜いてくれ」
「え、あ、ああ」
ぬるっとゆっくり引き抜くと、小さくブルリとスイが震える。
「は~~~。折角気持ちよかったのに・・・・・・・」
「すまん」
「ごめん」
「ま、あとでしっかり奥まで挿れて気持ちよくしてもらうから許す」
「「頑張ります!!!」」
スイはまだ私たちを受け入れてくれる気満々なので、猛った私たちのモノは大事に勃起させておこう!!
「で、殿下たちの疑問だけど、身体少しだるくないか?」
「「あ、そういえば??」」
スイに言われるまで、気付かなかったが、そういえば少し疲れのような怠さがある。
だが、先ほどまでジルと一緒に、不本意だが抱き合って寝ていたのだ。
疲れていようはずがない。
ならば何故だ??
「今、殿下たちと性交することで殿下たちが精霊たちから授かっている加護の一部を俺が貰ってるんだよ」
「は?」
「え??」
なんですとぉ??
「はっきり言わせて貰うけどな、お前ら今日も明日も全く『役立たず』じゃん?」
「「ぐおぉっ!」」
「王族の権威だけは超が付くほど輝いているけど、口も戦闘でも全く行動してないじゃん?」
「「っ!!!!」」
「なら、その力俺に寄越しても良くない??エッチをする元気はあるようだし~。どうせ明日も精霊の加護を使用しないなら、俺の体内にその精力じゃなかった、力をぶちまけて俺の糧にさせてくれてもいんじゃね?」
「「超ど正論!!おかしい理屈のようだけど、ど正論!!」」
「ということで、中でたんまり出して良いから、気持ちよくして??」
「「ごくっ!!」」
自らパカリと尻を開き、テラテラと光る赤い内部を俺たちの眼前に晒してくる。
「今日は中舐めても大丈夫。この湯で綺麗になったから。ジオルド好きだろ?俺の中舐めるの?」
「っ!へ~~~本当に舐めていいんだな?」
「!!な、何かちょっとこわっ!や、やっぱい、あああん!」
俺は焦って断ろうとするスイの上半身をねじ伏せて、遠慮無く中を舐り回し始めた。
やはりトロトロに解れていて、少しピリッと辛いがそれもスイの味。中がこの湯で洗われたためかほんのりと甘くて、良い香りがする。
それに勝手に尻が柔らかくなり、更に奥へと俺の舌を導くではないか。
「ああっ!い、あ、いうんじゃ、なかっ・・・・あああん」
「ジオルドだけ狡い!じゃ、俺はスイの可愛いおっぱいと大切な大切なこの子を可愛がりますか」
「ひぎぃ!!!いたぁい!!」
ジルは乳首を思いっきりいじめ抜くつもりらしく、片方はキツく噛み、片方は摘まみ上げて両乳首を限界まで伸ばしてを楽しんでいる。更には空いている手で、スイの可愛いペニスの先端の穴に小指の爪を立てて、抜き差しをしているようで、私の舌が入り込んでいるアナルがギュッギュと閉まり、その都度甘い蜜を中から溢れだしてくる。
風呂場はスイの嬌声とジュルと吸い上げる音、パチュパチュとスイのペニスから漏れる可愛い音と、互いの息遣い、そしてバシャバシャと激しいくらいに音がする湯が跳ねる音。
音で支配された空間の出来上がりとなったのだ。

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