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第三章
閑話3 暗5
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「で、皆に協力してもらいたい」
菖蒲姐さんが用意した服は薄紫色で大ぶりな白の睡蓮が刺繍された甚兵衛だった。
か、可愛い翠蓮!!!
じゃなくてっ!!!
料理を持ってきた桃季もリビングに居座り、「漸く揃った」と翠蓮が声をあげる。
が、茶々を入れるのが桃季。
「翠蓮、えらく可愛いの着てるじゃね~~か」
「似合ってるだろう?菖蒲姐さんが態々作ってくれたんだよ。俺、これ気に入ったわ」
「ま~~~~!!!翠蓮たらっ!超可愛いっ!溜まんないわ~~~!!あっ!皆のも用意してるわよっ!それぞれの名前の花の刺繍入り!!」
「「「っ!!!!!!!!!!!!!!」」」
「後で渡すわね~~~~」
頬を可愛く染めて「きゃっ」と恥じらう菖蒲姐さんの本性は男なのを知っているので、俺はある言葉を飲み込んだのに、一人空気読めない奴がいる。
「きもっ!」
ゴギャッ!!!
顔面に拳をめり込まされ、吹き飛んだ桃季でした。
「ええええええええええっ!今の菖蒲姐さん可愛いと俺思ったのに!」
と、見当違いなことを言う翠蓮、お前も黙れ。
「桃季、翠蓮、菖蒲、良いから話を進めろ。俺は腹が減ってんだ」
少し不機嫌な葵兄さん。
後でちゃんと謝らないと。
チラリと彼を見ると、目が合って、そして優しく微笑んで、頭を撫でてくれて。
心がポカポカして、何か
「嬉しい」
「ん・・・・・その言葉だけで今回は赦してやるが、次はないぞ」
「葵兄さん・・・・・・うん」
「な~葵、お前たちもそろそろいいか?」
翠蓮がニヤニヤと口元を上に上げて、いやらしい顔で俺たちを見ている事に気付いた。
「っ!!!」
「おう、すまん」
「縒りを戻せて良かったじゃね~か」
「元はお前が原因だがな」
「はっ!それはすんませんね~~~。というわけで、桃季の美味い飯が不味くなる話していいか?」
「「「「は?????」」」」
そこからはとんでもない話になっていく。
菖蒲姐さんが用意した服は薄紫色で大ぶりな白の睡蓮が刺繍された甚兵衛だった。
か、可愛い翠蓮!!!
じゃなくてっ!!!
料理を持ってきた桃季もリビングに居座り、「漸く揃った」と翠蓮が声をあげる。
が、茶々を入れるのが桃季。
「翠蓮、えらく可愛いの着てるじゃね~~か」
「似合ってるだろう?菖蒲姐さんが態々作ってくれたんだよ。俺、これ気に入ったわ」
「ま~~~~!!!翠蓮たらっ!超可愛いっ!溜まんないわ~~~!!あっ!皆のも用意してるわよっ!それぞれの名前の花の刺繍入り!!」
「「「っ!!!!!!!!!!!!!!」」」
「後で渡すわね~~~~」
頬を可愛く染めて「きゃっ」と恥じらう菖蒲姐さんの本性は男なのを知っているので、俺はある言葉を飲み込んだのに、一人空気読めない奴がいる。
「きもっ!」
ゴギャッ!!!
顔面に拳をめり込まされ、吹き飛んだ桃季でした。
「ええええええええええっ!今の菖蒲姐さん可愛いと俺思ったのに!」
と、見当違いなことを言う翠蓮、お前も黙れ。
「桃季、翠蓮、菖蒲、良いから話を進めろ。俺は腹が減ってんだ」
少し不機嫌な葵兄さん。
後でちゃんと謝らないと。
チラリと彼を見ると、目が合って、そして優しく微笑んで、頭を撫でてくれて。
心がポカポカして、何か
「嬉しい」
「ん・・・・・その言葉だけで今回は赦してやるが、次はないぞ」
「葵兄さん・・・・・・うん」
「な~葵、お前たちもそろそろいいか?」
翠蓮がニヤニヤと口元を上に上げて、いやらしい顔で俺たちを見ている事に気付いた。
「っ!!!」
「おう、すまん」
「縒りを戻せて良かったじゃね~か」
「元はお前が原因だがな」
「はっ!それはすんませんね~~~。というわけで、桃季の美味い飯が不味くなる話していいか?」
「「「「は?????」」」」
そこからはとんでもない話になっていく。
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