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第三章
閑話3 暗2
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「ちょ、竜胆っ!?な、何!?」
「生翠蓮だ!!」
「生ビールみたいに言うな!!つか、何でベッド??」
「心配した」
「ん、ごめん」
「だから、ヤラせろ」
「は?ちょっ!!」
翠蓮が履いているパンツのジッパーを降ろすと、一気に下着ごと足から抜き去る。
「ひっ!ちょ、竜胆落ち着け!」
「落ち着いているから、抱かれとけ」
「え、あ、いやいやいやいやいや!親友に抱かれるなんて!」
「俺はずっとお前を抱いてみたかったんだよ!この激情が詰まった綺麗な瞳を快楽に染めてみたかったんだよ!!」
「・・・・・・・・・・・お前、でも葵がいるだろう?それに俺は・・・・・・」
「俺は?」
「もう戻らないけども、向こうの世界に2人も旦那がいるんだよな~」
「ヤッたのか!?」
「え?あ、もちろんだろう?デロデロに甘く愛してくれた。けど・・・・・・んむぅ」
男がいると紡ぐ唇を奪い、深く合わせ舌で口内を隈無く弄り、飲み込めなくなった唾液を顎から滴らせるよう仕向ける。
「り、竜胆っ!やめっ!俺はお前とは!!」
「黙れ!!!黙って俺に抱かれろ!!」
「っ!!!」
俺の怒声に驚愕の表情を向けた後、力なく手を降ろし、抵抗しなくなった。
それをいいことに翠蓮の上も脱がしていくと、先ほどの口づけで胸に咲く2点の蕾もそして股間に鎮座するそれも立ち上がって俺を誘惑してくる。
ベロリと乳首を舐め強く吸い付くと「いっ!」と苦痛の声を漏らすので、優しく噛んで、舐めて吸い上げて。そして、下はトロトロと甘そうな蜜を垂れ流し始めたので、今度はそちらに吸い付くと小さく抵抗をするので、術で封じ込んだ。
「ぃ・・・・・・ん・・・・・・・・」
「敏感だな翠蓮?随分可愛がられていたようだな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうした?反論しないのか?抵抗しないのか?ま、できないよな?俺に封じられてるもんな?」
そこまで言われても翠蓮は身を捩ろうともせず、俺の愛撫に身を任せている。ただし、固く目を瞑ってはいるが。
後肛に垂れる蜜を掬い、擦りつけ、中に指をツプリと入れると、さすがに少し抵抗を見せた。
「声、出せよ」
翠蓮は唇を噛んで声を漏らさないようにしている。だから、唇が切れて、血が流れている。
その血を舐めると甘くて、蕩けそうだ。
だが、「つーー」と頬を流れる涙を見てしまい、俺は冷静になれた。
「っ!あ、ごめん!翠蓮!俺っ!!」
漸く気付いたのだ。俺が酷いことをしていることに。
翠蓮が抵抗らしいことをしてこなかったことを良いことに好き勝手した。
急いで術を解いて、翠蓮の身体に服を着せようとするが、
「するなら最後までしろっ!したかったんだろう、俺と?いいぜ?どうせ、もう愛してくれる人はいないからな」
「っ!!!何があった?」
絶望の色で染まった瞳に、後悔とそして疑念が生まれた。
そこからポツリポツリと翠蓮の身に起きたことを話してくれた。
「な、なんだよ、それ!!!翠蓮の努力を知ろうとしないで!!!翠蓮は!!」
「竜胆、ありがとう。わかってくれてさ。だから、最後までしていい」
「っ!駄目だ!お前はまだその二人がす「竜胆!言わせるな!それに俺はお前の気持ちに気付いていたんだよ?だから、ま、憤ってくれたお礼と思って俺を抱け」
「っ!!!後悔しないんだな?」
「ん?後悔なんてこの人生自体が後悔だらけだろう?」
「違いない」
そして、許しを得た俺は、翠蓮の中を散々かき回し、そそり立つ俺を強引にねじ込んで中で爆発した。
ビクンビクンと身体を震わせる翠蓮は、まだ意識がしっかりとありどれだけあちらの世界で愛されたのか想像に容易い。
「くそっ!」
「???満足か、竜胆?」
「・・・・・・・後悔だらけだよ」
「そっか・・・・・・」
翠蓮は徐に立ち上がると、衣類を着てしっかりとした足取りで部屋から出て行った。
俺では充分にあの身体を愛しきれないと、知らない相手に敗北を味わった瞬間だった。
「生翠蓮だ!!」
「生ビールみたいに言うな!!つか、何でベッド??」
「心配した」
「ん、ごめん」
「だから、ヤラせろ」
「は?ちょっ!!」
翠蓮が履いているパンツのジッパーを降ろすと、一気に下着ごと足から抜き去る。
「ひっ!ちょ、竜胆落ち着け!」
「落ち着いているから、抱かれとけ」
「え、あ、いやいやいやいやいや!親友に抱かれるなんて!」
「俺はずっとお前を抱いてみたかったんだよ!この激情が詰まった綺麗な瞳を快楽に染めてみたかったんだよ!!」
「・・・・・・・・・・・お前、でも葵がいるだろう?それに俺は・・・・・・」
「俺は?」
「もう戻らないけども、向こうの世界に2人も旦那がいるんだよな~」
「ヤッたのか!?」
「え?あ、もちろんだろう?デロデロに甘く愛してくれた。けど・・・・・・んむぅ」
男がいると紡ぐ唇を奪い、深く合わせ舌で口内を隈無く弄り、飲み込めなくなった唾液を顎から滴らせるよう仕向ける。
「り、竜胆っ!やめっ!俺はお前とは!!」
「黙れ!!!黙って俺に抱かれろ!!」
「っ!!!」
俺の怒声に驚愕の表情を向けた後、力なく手を降ろし、抵抗しなくなった。
それをいいことに翠蓮の上も脱がしていくと、先ほどの口づけで胸に咲く2点の蕾もそして股間に鎮座するそれも立ち上がって俺を誘惑してくる。
ベロリと乳首を舐め強く吸い付くと「いっ!」と苦痛の声を漏らすので、優しく噛んで、舐めて吸い上げて。そして、下はトロトロと甘そうな蜜を垂れ流し始めたので、今度はそちらに吸い付くと小さく抵抗をするので、術で封じ込んだ。
「ぃ・・・・・・ん・・・・・・・・」
「敏感だな翠蓮?随分可愛がられていたようだな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうした?反論しないのか?抵抗しないのか?ま、できないよな?俺に封じられてるもんな?」
そこまで言われても翠蓮は身を捩ろうともせず、俺の愛撫に身を任せている。ただし、固く目を瞑ってはいるが。
後肛に垂れる蜜を掬い、擦りつけ、中に指をツプリと入れると、さすがに少し抵抗を見せた。
「声、出せよ」
翠蓮は唇を噛んで声を漏らさないようにしている。だから、唇が切れて、血が流れている。
その血を舐めると甘くて、蕩けそうだ。
だが、「つーー」と頬を流れる涙を見てしまい、俺は冷静になれた。
「っ!あ、ごめん!翠蓮!俺っ!!」
漸く気付いたのだ。俺が酷いことをしていることに。
翠蓮が抵抗らしいことをしてこなかったことを良いことに好き勝手した。
急いで術を解いて、翠蓮の身体に服を着せようとするが、
「するなら最後までしろっ!したかったんだろう、俺と?いいぜ?どうせ、もう愛してくれる人はいないからな」
「っ!!!何があった?」
絶望の色で染まった瞳に、後悔とそして疑念が生まれた。
そこからポツリポツリと翠蓮の身に起きたことを話してくれた。
「な、なんだよ、それ!!!翠蓮の努力を知ろうとしないで!!!翠蓮は!!」
「竜胆、ありがとう。わかってくれてさ。だから、最後までしていい」
「っ!駄目だ!お前はまだその二人がす「竜胆!言わせるな!それに俺はお前の気持ちに気付いていたんだよ?だから、ま、憤ってくれたお礼と思って俺を抱け」
「っ!!!後悔しないんだな?」
「ん?後悔なんてこの人生自体が後悔だらけだろう?」
「違いない」
そして、許しを得た俺は、翠蓮の中を散々かき回し、そそり立つ俺を強引にねじ込んで中で爆発した。
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「くそっ!」
「???満足か、竜胆?」
「・・・・・・・後悔だらけだよ」
「そっか・・・・・・」
翠蓮は徐に立ち上がると、衣類を着てしっかりとした足取りで部屋から出て行った。
俺では充分にあの身体を愛しきれないと、知らない相手に敗北を味わった瞬間だった。
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