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第二章
9.紅葉
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「お仕置きでもやり過ぎっ!!」
キーと怒るスイを宥めるのも一苦労で、お詫びに私たちからホルシオで手に入る最高級の酒でご機嫌を取ることにした。
「いいよ、もう・・・それだけ俺を欲してくれたんだから」
「え?」
「あ?」
「はぁ!?違うの!?」
「あ、いや、違わないっ!」
「スイがそんなこと言うとは思わなくて!!」
怒りと羞恥で顔を真っ赤にしたスイが、私たちに枕を投げて、
「出てけーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
最高級の酒の力でもどうにもならず、部屋を追い出されました。
「で、殿下たちは追い出されて、枕と共にリビングに逆戻りですか」
「というか、お前たちのその頬の紅葉は何だ?」
「そして、アシュレイ兄弟はどこだ?」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「沈黙はお前たちの非を認めることになるぞ?」
「その通りなので、異論はないですよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
「殿下たちが寝室に向かった後、『お前たちは兄弟なんだから4人でしても恥ずかしくないだろう?』と言ってここで組み敷こうとした俺たちが馬鹿だったんだよな」
「その通りだな・・・・・・情緒がなかったな」
「「・・・・・・・・・・・・情緒の問題じゃねーよ」」
と、王子らしからぬ発言が出てしまったが、ジルも本音が私と同じで被った。
「それは節度の問題だろうが」
「アシュレイ兄弟が怒るのわかるわ」
うんうんと、俺たち双子は頷くが、納得できない二人は、
「じゃあ、何で殿下たちは追い出されたんですか?」
「「ごふっ!!」」
カウンター見事に入りました!!
「聞かないでくれ・・・・・・」
「調子に乗った俺たちが悪いのだから」
「結局、俺たちと同じじゃないですか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「「「「はぁ~~~~~~」」」」
仕方ないので、私たちはリビングで一夜を越すこととなったのだった。
「では、行ってくるから、スイが起きたら頼むぞレイン」
「はい、わかっておりますよ、殿下」
「ところで殿下たちは紅葉がついてないんですね」
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
「お前たち一体どのくらいの威力で叩いたら、朝まで痕を残せるのだ?」
「「さぁ???」」
アシュレイ兄弟は笑顔だが、笑顔なんだが、米神に青筋がいくつか見えるのは私だけだろうか?
キーと怒るスイを宥めるのも一苦労で、お詫びに私たちからホルシオで手に入る最高級の酒でご機嫌を取ることにした。
「いいよ、もう・・・それだけ俺を欲してくれたんだから」
「え?」
「あ?」
「はぁ!?違うの!?」
「あ、いや、違わないっ!」
「スイがそんなこと言うとは思わなくて!!」
怒りと羞恥で顔を真っ赤にしたスイが、私たちに枕を投げて、
「出てけーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
最高級の酒の力でもどうにもならず、部屋を追い出されました。
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「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「沈黙はお前たちの非を認めることになるぞ?」
「その通りなので、異論はないですよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
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と、王子らしからぬ発言が出てしまったが、ジルも本音が私と同じで被った。
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「アシュレイ兄弟が怒るのわかるわ」
うんうんと、俺たち双子は頷くが、納得できない二人は、
「じゃあ、何で殿下たちは追い出されたんですか?」
「「ごふっ!!」」
カウンター見事に入りました!!
「聞かないでくれ・・・・・・」
「調子に乗った俺たちが悪いのだから」
「結局、俺たちと同じじゃないですか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「「「「はぁ~~~~~~」」」」
仕方ないので、私たちはリビングで一夜を越すこととなったのだった。
「では、行ってくるから、スイが起きたら頼むぞレイン」
「はい、わかっておりますよ、殿下」
「ところで殿下たちは紅葉がついてないんですね」
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
「お前たち一体どのくらいの威力で叩いたら、朝まで痕を残せるのだ?」
「「さぁ???」」
アシュレイ兄弟は笑顔だが、笑顔なんだが、米神に青筋がいくつか見えるのは私だけだろうか?
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