不運が招く人間兵器の異世界生活

紫苑

文字の大きさ
上 下
62 / 227
第二章

8.お仕置き※

しおりを挟む
「スイ、お仕置きの準備できたかい?」

俺は殿下たちが寝室に戻る数分前に、風呂から上がったのだ。
瘴気を洗い流すために食事の前にも入ったが、隅々まで綺麗にとはいかなかったからだ。
誰があんな短期間で後ろを綺麗に出来ようか。
それに殿下たちと一緒に入ってしまうと、恥ずかしいことばかりされて・・・。
それでも快感を拾ってしまう俺が嫌で。
だから、今日は俺自身で下準備をしようと思って、さっさと席を立ったのだったが、それをわかってくれたようで殿下たちは追いかけてこなかった。
「で、ちゃんと準備はできてるんだよね?」
「う、うん・・・・・・」
「はは、自分で解すスイを見てみたかったな」
「変態・・・・・」
「「スイにだけだよ」」



「ぁ・・・ん・・・・・・ふぅ・・・」
ぐちゅ、くちゅと卑猥な音がスイの身体から発せられる。
柔らかく解れたそこは、私たちを受け入れる準備が整っている証拠で、
「うん、ちゃんと解せたんだねスイ。私の指を美味しそうに飲み込んでいるよ?」
「い、言わないでぇっ!」
「胸もピンと張って。俺たちに吸われることを期待していたんだな」
「あぁっ!強いっ!もっとやさし、あっ!」
「お仕置きなんだから我慢だよ」
ジルはスイの胸に咲く小さな粒を執拗に転がし、舐めて、吸い上げている。赤く腫れ上がっている様だが、その様が熟れたイチゴの様で甘くて美味そうだ。
「私にももう一つの粒を頂戴」
カプリ
「あああっ!も、いやぁぁ!」
両胸を愛撫されながら、前後の下半身もグチョグチョにされていく。
ジルが可愛がっているスイのモノは、タラタラとだらしなく精を漏らし続け、私が愛している後肛は自らでは閉じれなくなるまで解されきっている。
「スイ、これなら大丈夫だね?今日はお仕置きだから自分で挿れてみて?」
「はっ!?えっ!?で、できなっ」
「大丈夫だって。二人を一気に食べて何て言わないから。それは危ないから私たちがするから今日は一人ずつ食べてよ?」
「はは、いいね、それ。挿れているところ見れるなんて、俺たちにはご褒美だな」
「やぁぁっ・・・・・」
イヤイヤと首を振るスイは幼子の様で、とても可愛い。
「ほら、お仕置きでしょ?頑張って」
私たちはスイから手を離して、自分で胎内に挿れるよう強いる。
「うぅ・・・・・は・・・・・・ぁ・・・・」
スイは私のをしっかり掴んで自分の腰をゆっくりと落とそうとするが、先が入っただけで根を上げてしまった。
「いやぁ・・・む・・りぃ・・・」
「可愛いスイもいいけど、お仕置きなんだから頑張ってくれないと?ほらっ」
私はスイの腰を掴んでドチュンと音がするくらい、勢いを付けて胎を犯した。
「かはっ!!ひぃっ!」
「おい、ジオルド、やりすぎじゃないのか?まだ最奥には?」
「そこまでは挿れてないよ?それは孕ますときまでとっておかないとね」
「わかってるならいい。で、スイは自分で動けそうにないけど?」
「じゃあ、ジルも挿れる?」
「う~ん、ジオルドそのままでいろよ?お前の今日デカすぎ。挿るかな?」
「褒め言葉だね。こんなスイを見せられて、大きくならないわけないだろう?」
「そうだけどさ、ちょっと凶悪すぎ。ほら、スイが白目剥いてるぞ?お~~い、スイ戻ってこい」
ジルがペチペチと頬を優しく叩くと、視線が戻ってきて安堵した。
「は、は、は、ぁ・・・・・ジルゥも?はい、る?」
「「ごくっ!!」」
自ら私が挿っている孔を広げて見せる。
「まだ、いける?俺、壊れる?」
「あ、いや、壊れはしないけど。いいんだな、スイ?」
「うん、きて?」
折角スイが誘っているのだ、断る事なんてできるはずがない。
ジルはスイが広げている隙間から自分のモノの先端を押しつけ、ゆっくりと私のに沿って挿れてくる。
途中、ギチ、ギチュと嫌な音が聞こえては来るが、ジルが慎重深く挿入しているところを見ると、切れてはいないのだろう。
ま、切れても私が治すのだけど。
「は、あ・・・・・・あ、きもち・・・ぃっぃ・・・」
「「っ!!」」
「ジオルド~、ジルぅ~、もっと、触って!」
私の手を取って自分の赤く腫れた胸に押しつける。
「ひうっ!!」
「これじゃお仕置きになんないね?」
「全くだな・・・・・。でも、自分から誘ってくれるスイも綺麗だ・・・」
「うん、凄く、綺麗だ・・・・・」
「ああんっ!」
快楽に涙を飛ばし、無我夢中で腰を振るスイは、妖艶すぎて私たちのモノは限界を超え大きく太くなっていく。
「ひぎぃぃ!!きついぃぃ」
「もうちょっと我慢な!」
私たちもスイの腰の振りと合わせて、自ら腰を打ち付けるものだから、スイの胎内は休む暇もなくゴンゴンと強い衝撃を加えられて、
「あがぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁっ!!」
「くっ!」
「ぐぅっ!」
食いちぎられるのかと思うくらいの締め付けが私たちの精を押し出し、スイの中に吐き出してしまった。
「あ、あ、あ、あ・・・・・・・」
「す、スイ!?」
目は薄らと開いているが焦点が合っておらず、小さな喘ぎを漏らすだけ。
ゆっくりと私たちを胎から抜くとドサリと倒れ込み、陸に水揚げされた魚のようにビクビクと痙攣をしている。
つい何時間前も出したはずなのに、それ以上の精がスイの尻を伝い落ち、シーツを水たまりの様に汚していく。
これは、
「やりすぎた・・・・・・・・」
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

泣き虫な俺と泣かせたいお前

ことわ子
BL
大学生の八次直生(やつぎすなお)と伊場凛乃介(いばりんのすけ)は幼馴染で腐れ縁。 アパートも隣同士で同じ大学に通っている。 直生にはある秘密があり、嫌々ながらも凛乃介を頼る日々を送っていた。 そんなある日、直生は凛乃介のある現場に遭遇する。

若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!

古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。 そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は? *カクヨム様で先行掲載しております

BlueRose

雨衣
BL
学園の人気者が集まる生徒会 しかし、その会計である直紘は前髪が長くメガネをかけており、あまり目立つとは言えない容姿をしていた。 その直紘には色々なウワサがあり…? アンチ王道気味です。 加筆&修正しました。 話思いついたら追加します。

【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件

白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。 最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。 いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。

スキルも魔力もないけど異世界転移しました

書鈴 夏(ショベルカー)
BL
なんとかなれ!!!!!!!!! 入社四日目の新卒である菅原悠斗は通勤途中、車に轢かれそうになる。 死を覚悟したその次の瞬間、目の前には草原が広がっていた。これが俗に言う異世界転移なのだ——そう悟った悠斗は絶望を感じながらも、これから待ち受けるチートやハーレムを期待に掲げ、近くの村へと辿り着く。 そこで知らされたのは、彼には魔力はおろかスキルも全く無い──物語の主人公には程遠い存在ということだった。 「異世界転生……いや、転移って言うんですっけ。よくあるチーレムってやつにはならなかったけど、良い友だちが沢山できたからほんっと恵まれてるんですよ、俺!」 「友人のわりに全員お前に向けてる目おかしくないか?」 チートは無いけどなんやかんや人柄とかで、知り合った異世界人からいい感じに重めの友情とか愛を向けられる主人公の話が書けたらと思っています。冒険よりは、心を繋いでいく話が書きたいです。 「何って……友だちになりたいだけだが?」な受けが好きです。 6/30 一度完結しました。続きが書け次第、番外編として更新していけたらと思います。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

【連載】異世界でのんびり食堂経営

茜カナコ
BL
異世界に飛ばされた健(たける)と大翔(ひろと)の、食堂経営スローライフ。

真面目系委員長の同室は王道転校生⁉~王道受けの横で適度に巻き込まれて行きます~

シキ
BL
全寮制学園モノBL。 倉科誠は真面目で平凡な目立たない学級委員長だった。そう、だった。季節外れの王道転入生が来るまでは……。 倉科の通う私立藤咲学園は山奥に位置する全寮制男子高校だ。外界と隔絶されたそこでは美形生徒が信奉され、親衛隊が作られ、生徒会には俺様会長やクール系副会長が在籍する王道学園と呼ぶに相応しいであろう場所。そんな学園に一人の転入生がやってくる。破天荒な美少年の彼を中心に巻き起こる騒動に同室・同クラスな委員長も巻き込まれていき……? 真面目で平凡()な学級委員長が王道転入生くんに巻き込まれ何だかんだ総受けする青春系ラブストーリー。 一部固定CP(副会長×王道転入生)もいつつ、基本は主人公総受けです。 こちらは個人サイトで数年前に連載していて、途中だったお話です。 今度こそ完走させてあげたいと思いたってこちらで加筆修正して再連載させていただいています。 当時の企画で書いた番外編なども掲載させていただきますが、生暖かく見守ってください。

処理中です...