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第一章
52.閑話「バーベキュー」
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「エリアスっ!!」
「レインっ!!!」
ヒシリと抱き合う、二人。
今は俺たちが生活拠点としている団長たち専用の館のリビングだ。
エリアスは正式に団長として戻ったため、こちらに居を移したのだったが、ああ、もうね、イチャイチャが凄いざます!
まじでレインとヴォルフを入れ替えようかと思うわ。
で、目の端にはアルバートがレイフォードの腰を抱いて、引き寄せているし。
ユーステスとヴォルフは端でいじけているし、レオは既に奥方も子供もいるらしく『わっはっは』と笑うだけ。
俺は?というと、殿下たちは、その後の事でかり出され、俺に構っている暇なんてないのだ。
悔しいので、
「バーベキューしようぜっ!」
と、いうことで、第一騎士団の畑から収穫出来る野菜を貰い、市場から魚と肉を購入し、そして、もちろん酒を忘れてはいけない!
「美味い!!あ~~~第一騎士団の作る野菜は本当に美味い!ああ、俺超幸せ!!」
モッモッと止まることなく野菜を食べていると、胡乱げな瞳が何対も俺に向けられている。
「ん?どした??」
「いや、野菜を美味しそうに食べる人間がいるとは、驚いただけだ」
アルが本当に奇妙な動物を見るような目で俺を見ている隣で、レイが大きく頷いている。
解せぬ!!
「私たちは肉を好みますから、野菜はあまり食べないので・・・・・・」
「あ~~~ジオルド殿下と同じか・・・・・ジル殿下は美味しそうに食べるのに」
野菜を食べないのはまずい。
身体を健康に保つには必ず野菜が必要だ。
俺は少し考えて、館のキッチンから丸いパンを何個か取り出して、半分に切っていく。
そして、バーベキューの火で俺が捏ねていたハンバーグを焼いて、パンに挟む。
もちろんレタスにトマト、キュウリ、タマネギ、チーズに、あとピクルス。
で、俺特性のソースをかける。
それをレインの口に突っ込むと、
「んぐっ!!・・・・・ん?んんんんっ!!!」
息苦しい声の後に、驚きの声。そして、一心不乱に食べる姿。
よしっ!!
「団長っ!これ、美味しいです!これなら野菜も食べられます!」
「だろ?こっちの世界ではハンバーガーつうもんがないのか?」
「「「ハンバーガー???」」」
「ああ、こういうのだ。ランチパックにしても丁度いい」
レインの反応を受けて、俺は皆の分を作ると、皆同じ反応で嬉しい。
そして、モクモク食べる姿が例え俺より身体が大きくても、まじで可愛い!!
せっせとハンバーグを焼きながら、酒を飲んでいると、
「スイ~~~~~」
「俺たちにもくれ~~~~~」
と、声に覇気が全くなく、疲れ切っただらしない姿で俺の前に現われた全ての殿下たち。
そして、ヘルミア王女殿下の隣にはバーミリア王太子殿下が寄り添っている。
王女殿下たちには食べにくいかなと思いつつも、ハンバーガーを紙に包んでお渡しすると、王女という姿からかけ離れた見事な食べっぷり!
でも、美味しく食べてくれる姿は、あああああ、嬉しい!!!
喜んでいると、
「スイが作ってくれると、野菜が格段に美味しく感じる」
「ジオルド、野菜嫌いをなんとかしろ。肉体が肝心なのはわかるが、野菜も大切なんだぞ!」
「おおおっ!ジル殿下!その通りです!だから、ジル殿下はつい最近まで身体を思う存分動かすことが出来なかったはずなのに、栄養バランスの良い食事をなさっていたから、今では短期間の訓練だけで、素晴らしい肉体ですからね。あ~~この瑞々しい身体が俺の好みです!」
態とらしくジルフォードに抱きつき、それを難なく受け止めてくれる。で、二人でジオルドを見て、クスリと小さく笑うと、
「ぐっ!羨ましい!!スイ自ら抱きついてくれるとわ!私も野菜を食べるぞ!」
「「ははっ」」
レオがジオルドの皿に程よく焼かれたピーマンを乗せる。
「んっ!・・・・・んん!!ピーマンってこんなに甘かったのか!?」
「・・・・・・お子様な舌だったんだな」
「失敬なっ!私は・・・・・・認めるよ、スイ・・・・・・だから、美味しい野菜を食べさせてください」
「はははははっ!よかろう!殿下のためにピーマンの肉詰めを焼いてやろう!」
威張った態度で、ジオルドの肩を抱いた姿を、他の殿下が酷評する。
「「「どっちが『王子』かわからない構図だな・・・・・・・」」」
「と、和みに来たわけではないのだ!」
突然、オーガスト第一殿下が思い出した用事を大声で言ったため、まだまだ酔っ払っていない、俺、レオンハルト、エリアス、アルバートの四人は最敬礼をするため、跪く。
呂律もままならない副団長‘sは、すでに館のソファーで寝かせてある。
「うむ、良いだろう。全ての騎士団団長・副団長は、明日正午、王の間にてヘルミア第二王女及びバーミリア王太子の婚約を発表する。また、エリアス・グラスゴーの叙勲も行うため、体調を整え、必ず参列するように!」
「「「「はっ!」」」」
これがここに来た用事だったようだ。・・・・・・・・が、・・・・・・・・
まともにオーガスト殿下の話を聞いているのは俺たちだけ。キュリアス第二殿下まで、「酒が足りないぞ!ヴォルフ持ってこい!」という始末。
ヘルミア様なんてバーミリア王太子、トリス・バーミリア様と仲睦まじく「あ~~ん♡」とか・・・・・・。
羨ましい!!!
『俺』の殿下なんて、既に酒に呑まれて出来上がっている。
可笑しすぎるだろう、この光景。
とりあえず、まともなのはオーガスト殿下及びナルミア王女殿下と、そして俺たち団長だけのようだ。
「これ、カオスになるだろう・・・・・・・・」
誰が呟いたかはわからないが、決して俺ではない。
「レインっ!!!」
ヒシリと抱き合う、二人。
今は俺たちが生活拠点としている団長たち専用の館のリビングだ。
エリアスは正式に団長として戻ったため、こちらに居を移したのだったが、ああ、もうね、イチャイチャが凄いざます!
まじでレインとヴォルフを入れ替えようかと思うわ。
で、目の端にはアルバートがレイフォードの腰を抱いて、引き寄せているし。
ユーステスとヴォルフは端でいじけているし、レオは既に奥方も子供もいるらしく『わっはっは』と笑うだけ。
俺は?というと、殿下たちは、その後の事でかり出され、俺に構っている暇なんてないのだ。
悔しいので、
「バーベキューしようぜっ!」
と、いうことで、第一騎士団の畑から収穫出来る野菜を貰い、市場から魚と肉を購入し、そして、もちろん酒を忘れてはいけない!
「美味い!!あ~~~第一騎士団の作る野菜は本当に美味い!ああ、俺超幸せ!!」
モッモッと止まることなく野菜を食べていると、胡乱げな瞳が何対も俺に向けられている。
「ん?どした??」
「いや、野菜を美味しそうに食べる人間がいるとは、驚いただけだ」
アルが本当に奇妙な動物を見るような目で俺を見ている隣で、レイが大きく頷いている。
解せぬ!!
「私たちは肉を好みますから、野菜はあまり食べないので・・・・・・」
「あ~~~ジオルド殿下と同じか・・・・・ジル殿下は美味しそうに食べるのに」
野菜を食べないのはまずい。
身体を健康に保つには必ず野菜が必要だ。
俺は少し考えて、館のキッチンから丸いパンを何個か取り出して、半分に切っていく。
そして、バーベキューの火で俺が捏ねていたハンバーグを焼いて、パンに挟む。
もちろんレタスにトマト、キュウリ、タマネギ、チーズに、あとピクルス。
で、俺特性のソースをかける。
それをレインの口に突っ込むと、
「んぐっ!!・・・・・ん?んんんんっ!!!」
息苦しい声の後に、驚きの声。そして、一心不乱に食べる姿。
よしっ!!
「団長っ!これ、美味しいです!これなら野菜も食べられます!」
「だろ?こっちの世界ではハンバーガーつうもんがないのか?」
「「「ハンバーガー???」」」
「ああ、こういうのだ。ランチパックにしても丁度いい」
レインの反応を受けて、俺は皆の分を作ると、皆同じ反応で嬉しい。
そして、モクモク食べる姿が例え俺より身体が大きくても、まじで可愛い!!
せっせとハンバーグを焼きながら、酒を飲んでいると、
「スイ~~~~~」
「俺たちにもくれ~~~~~」
と、声に覇気が全くなく、疲れ切っただらしない姿で俺の前に現われた全ての殿下たち。
そして、ヘルミア王女殿下の隣にはバーミリア王太子殿下が寄り添っている。
王女殿下たちには食べにくいかなと思いつつも、ハンバーガーを紙に包んでお渡しすると、王女という姿からかけ離れた見事な食べっぷり!
でも、美味しく食べてくれる姿は、あああああ、嬉しい!!!
喜んでいると、
「スイが作ってくれると、野菜が格段に美味しく感じる」
「ジオルド、野菜嫌いをなんとかしろ。肉体が肝心なのはわかるが、野菜も大切なんだぞ!」
「おおおっ!ジル殿下!その通りです!だから、ジル殿下はつい最近まで身体を思う存分動かすことが出来なかったはずなのに、栄養バランスの良い食事をなさっていたから、今では短期間の訓練だけで、素晴らしい肉体ですからね。あ~~この瑞々しい身体が俺の好みです!」
態とらしくジルフォードに抱きつき、それを難なく受け止めてくれる。で、二人でジオルドを見て、クスリと小さく笑うと、
「ぐっ!羨ましい!!スイ自ら抱きついてくれるとわ!私も野菜を食べるぞ!」
「「ははっ」」
レオがジオルドの皿に程よく焼かれたピーマンを乗せる。
「んっ!・・・・・んん!!ピーマンってこんなに甘かったのか!?」
「・・・・・・お子様な舌だったんだな」
「失敬なっ!私は・・・・・・認めるよ、スイ・・・・・・だから、美味しい野菜を食べさせてください」
「はははははっ!よかろう!殿下のためにピーマンの肉詰めを焼いてやろう!」
威張った態度で、ジオルドの肩を抱いた姿を、他の殿下が酷評する。
「「「どっちが『王子』かわからない構図だな・・・・・・・」」」
「と、和みに来たわけではないのだ!」
突然、オーガスト第一殿下が思い出した用事を大声で言ったため、まだまだ酔っ払っていない、俺、レオンハルト、エリアス、アルバートの四人は最敬礼をするため、跪く。
呂律もままならない副団長‘sは、すでに館のソファーで寝かせてある。
「うむ、良いだろう。全ての騎士団団長・副団長は、明日正午、王の間にてヘルミア第二王女及びバーミリア王太子の婚約を発表する。また、エリアス・グラスゴーの叙勲も行うため、体調を整え、必ず参列するように!」
「「「「はっ!」」」」
これがここに来た用事だったようだ。・・・・・・・・が、・・・・・・・・
まともにオーガスト殿下の話を聞いているのは俺たちだけ。キュリアス第二殿下まで、「酒が足りないぞ!ヴォルフ持ってこい!」という始末。
ヘルミア様なんてバーミリア王太子、トリス・バーミリア様と仲睦まじく「あ~~ん♡」とか・・・・・・。
羨ましい!!!
『俺』の殿下なんて、既に酒に呑まれて出来上がっている。
可笑しすぎるだろう、この光景。
とりあえず、まともなのはオーガスト殿下及びナルミア王女殿下と、そして俺たち団長だけのようだ。
「これ、カオスになるだろう・・・・・・・・」
誰が呟いたかはわからないが、決して俺ではない。
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