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第7章 放課後のアクエリアス
第36話:放課後のアクエリアス・3
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麗華はリビングの椅子に一人座った。右手に紅茶のカップ、左手に金色のマスカレードマスクを持つ。
マスクで口と鼻を覆った。そして深く息を吸う。マスクを通った空気を肺に吸い込む。早い話、匂いを嗅いでいる。
七年も経って元の匂いはすっかり飛んでしまったが、当初はミントのような柔軟剤の香りがしていたものだ。今でもその安っぽい芳しさは遠い過去から流れ込んでくる。シルクのきめ細やかな肌触りと共に。
「……」
義両親と同居していた頃は自室での密かな楽しみだったが、一人暮らしを始めてからは広いリビングでリラックスしながら行うようになった。こうしてティータイムのセッティングにしたり、四季の折々と合わせて堪能するのも風流なものだ。例えば春を告げる鳥の声を聴きながら、夏の優雅な雨音を聞きながら、秋に赤く染まる山を見ながら、冬に積もる雪を眺めながらマスクの残り香を探す。
これは他の誰も知らない麗華だけの楽しみだ。正直、自分でも若干変なことをしている自覚はある。
というか、自分がそこそこ変人だという自覚はないわけではない。普通はやらないことをやるのに躊躇いがないというか、こうと決めたら迷わないというか。
そういう性格に至るルーツの一つは間違いなく義両親ではあるだろう。彼らも周囲には合わせようとせず、自分の哲学に従って会話や行動を行うタイプの変人だった。その影響を受けているのは間違いないとして、しかしもう一つのルーツはドールマスターだ。
自分が同じ年齢になって実感したが、女子高生が悪の組織で幹部をやるというのはなかなか尋常ではない。何せ魔法少女と違って町を守るという大義名分がないのだ。どういう経緯があって彼女が幹部になっていたのかまでは知らないが、普通はそのだいぶ手前で思い留まるだろう。
しかしドールマスターが幹部をやっていたおかげで麗華は彼女と出会えた。その思い出は人生に刻まれ、こうして七年後の再会にまで繋がっている。それは誰にも否定できない確固たる事実。
結局、何かすることは何もしないことよりも常に尊いのだと思う。善悪なんて問題ではない。何もしないことだけが悪であり、何かをする限りはどんな形であれ人生は開ける。正しいことをすべきだと思えば正しいことをすべきだし、正しくないことをすべきだと思えば正しくないことをすればいい。引っ込み思案だった小学生の麗華は、そういう意志をドールマスターとの出会いから学んでマイペースな変人になった。
七年前、麗華は失恋から立ち直るまでに一年近くかかった。しかしそれは決して諦めたわけではない。
逆だ。絶対に諦めないことを決めたのだ。本当に自分がやるべきことがあって、それをやるべきだと思ったときにはやらなければならない。一度失敗したらもう一度やる。僅かな糸を手繰って、何としても自分のゴールにたどり着く。
信条が食い違えば衝突の一つ二つくらいは起こるかもしれない。しかしそれは一つの成長だと思う、自分がやるべきことをやるという意志を強く持っている証拠だから。
芽愛と敵対したときも本当は少し嬉しかった。敵か味方かなど、愛の前では大した問題ではない。愛があれば何でもできる。
同じ場所で同じ空気を吸いながら衝突するのは七年前と同じだ。そこには意志に裏打ちされた情熱があって、燃え滾る愛への伏線がある。
思い出と共に紅茶を口に含み、マスク越しにスモーキーなフレーバーを吸い込んだときだった。
「!」
ドガンという前兆のない爆発音。振り向いてすぐにドアが吹っ飛んだことを知る。
一軒家を守るはずのスチール板が枠ごと引き剥がされた。それは紙切れのように宙を高く舞い、数秒後には道路のアスファルトを砕いて角からめり込んでいた。
「やあ、どちら様? ……とは言わないけれども。一応自己紹介くらいはあってもいいんじゃないかね、改めて」
「この姿では初めまして。廻覇芽愛と申します。年齢は二十四歳、趣味は海岸のドライブです」
大人の女性だった。
襟が立った真っ白いシャツに黒いジャケット、そして薄いストライプが入ったスマートなパンツ。細身の身体をぴったりサイズ通りのスーツが覆っていた。
しかし隙のない衣服とはアンバランスに装飾過多なアクセサリが妙だ。
まず耳たぶを覆うタイプの大きなピアス。襟にバッジが一つ、バックルが光るベルト、両腕にもシンプルなブレスレットがいくつも重なっている。黒い土台に金属が輝く様で宝石店のショーケースを思い浮かべた。
制服のときも似たようなアクセサリを多く身に着けていたが、今はもう不良の背伸びという印象ではない。昂然と胸を張った立ち姿は仕事人そのものだ。咥えた煙草や両手の白手袋からも相手を捩じ伏せるような独特の威圧感が漂っている。
「ずいぶんアクロバティックに訪問してくるものだね。大人になるとチャイムを忘れるものかな」
「前回お伺いしたとき、連絡なしでいつでも来ていいと仰っていたはずですが?」
「確かに。歓迎せざるを得ないね、紅茶でも飲む?」
「けっこう。すぐに出ますので」
「そうか。残念だ」
玄関だったスペースから見通せるようになった道路の向こうでズシンズシンという地響きが繰り返されていた。御息のデモンアウェークと綺羅の魔導ゴーレムが戦う音だ。
さっき山中で芽愛がメックホークに救出されたあと、麗華はペガサスの背に乗って自宅まで戻ってきた。どうせデモンアウェークやメックホークのように空に飛ばれてしまえば麗華の王笏は届かないし、綺羅と御息の戦いは二人だけで決着を付けた方がいいと思ったからだ。
どこにいようがレーダーで居場所は割れている。どんな襲撃を受けてもおかしくないと身構えてはいたが、ここまで豪快な正面突破とは思わなかった。
改めて芽愛の姿を正面から見る。確かに鋭い目つきや結んだ口元には七年前の、いや、数十分前の面影があるが、どこか強がっているような脇の甘さはすっかり鳴りを潜めていて、今は直立する足の先まで気力が漲っているように見えた。
「凛々しくて素敵だね、その姿。まるで魔法少女の変身だ。私たち魔法少女が変身することはもうないけれども、どうやら幹部の方はそうでもないらしい」
「逆ですよ。さっきまでが魔法で変身していた姿、今が本来の姿です。とはいえこれは治安を守るための姿ではあって、そういう意味では魔法少女チックと言えないこともありませんが」
「そうなんだ? 見た感じ、どうにもアウトローな印象は拭えないけれど。警察や自衛官って感じじゃない、もっと裏社会っぽいっていうか。お仕事は何をしていらっしゃるので?」
「警備会社に勤めております。別に秘密結社とかではなく、法人登記を済ませている民間企業ですよ。ただし特に治安の悪い方面に特化した荒事専門ではありますが。警察がちんたら来るまで待つ間、警察をいちいち呼んでいられない現場、警察をどうしても呼べない状況。そういうケースで雑多なトラブルを処理するのが我々の仕事です」
「例えば?」
「海水浴場で暴れる迷惑系YouTuberをしばく。ナイトクラブで揉めているお客様を摘まみ出す。私有地に溜まる半グレを一掃する。公的でない要人の身柄をやくざ者から守る。舐められたら困りますので、多少は着飾っているくらいがちょうどいいのです」
「なるほど、だいぶ現実的な魔法少女だ」
「魔法少女のような仕事を目指しましたが、残念なことに公務員試験を受けるほどは頭もお金も時間も足りなかったもので。幹部の経験を活かして民間で出来る仕事となるとこのあたりが妥協点でしょう。十分に満足して働いていますよ、フルコミッションなので長い夏休みを取っても怒られませんしね」
「ずいぶんこだわるんだね、魔法少女と同じ業種に、幹部だった割には」
「私の人生はマジカルレッドに救われましたから。この七年間、彼女に誇れる人間になることを目指してきました」
「そう言われると頭の奥がムズ痒い感じだな。正直なところ、私自身は別にそれほどこだわってないんだ、なんだその、魔法少女らしい生き方ってやつにさ」
「しかし私は魔法少女マジカルレッドのフォロワーです、今のあなたではなく。七年前に町を守った魔法少女はいまや町を危険に晒す黒幕に成り果てました。マジカルレッドでもきっとあなたを止めるはずです」
「確かに七年前の私ならば今の私を止めたような気もするね、言われてみれば、考えたこともなかったけれども。とはいえ私の根っこは何も変わっていないつもりだ。大抵の人がそうであるように、私はいつでも自分の人生を前に進めるために頑張っているに過ぎない。それは七年前には魔法少女として戦うことで、今年は魔法の国を開くことだった。君がいつの誰にどんな憧れを抱いていようと、私は私がやるべきことをやるだけだぜ」
「それなら無駄なやり取りのような気はしますが、一応こちら側の要求をはっきり言っておきましょうか。妖精の死体を渡してください。『破産魔法』を発動し、この夏を巻き戻すために」
「死んでも断る。『破産魔法』は絶対に発動させない」
「交渉決裂ですね。ではここから先は夢のない大人の流儀で実力行使することになりますが」
「大人の流儀ね。それは社内マニュアルか何かで決まっているのかな?」
「明文になっているわけではないですが、部署で経験的に共有されている手順はありますね。そうそう、喧嘩を始めるときの台詞とかも決まっておりまして。例えば、こんな風に始めるんですけども」
芽愛は顎を突き出して舌打ちを一つ。そして立てた親指を玄関の外に向けた。
「表、出ろや」
マスクで口と鼻を覆った。そして深く息を吸う。マスクを通った空気を肺に吸い込む。早い話、匂いを嗅いでいる。
七年も経って元の匂いはすっかり飛んでしまったが、当初はミントのような柔軟剤の香りがしていたものだ。今でもその安っぽい芳しさは遠い過去から流れ込んでくる。シルクのきめ細やかな肌触りと共に。
「……」
義両親と同居していた頃は自室での密かな楽しみだったが、一人暮らしを始めてからは広いリビングでリラックスしながら行うようになった。こうしてティータイムのセッティングにしたり、四季の折々と合わせて堪能するのも風流なものだ。例えば春を告げる鳥の声を聴きながら、夏の優雅な雨音を聞きながら、秋に赤く染まる山を見ながら、冬に積もる雪を眺めながらマスクの残り香を探す。
これは他の誰も知らない麗華だけの楽しみだ。正直、自分でも若干変なことをしている自覚はある。
というか、自分がそこそこ変人だという自覚はないわけではない。普通はやらないことをやるのに躊躇いがないというか、こうと決めたら迷わないというか。
そういう性格に至るルーツの一つは間違いなく義両親ではあるだろう。彼らも周囲には合わせようとせず、自分の哲学に従って会話や行動を行うタイプの変人だった。その影響を受けているのは間違いないとして、しかしもう一つのルーツはドールマスターだ。
自分が同じ年齢になって実感したが、女子高生が悪の組織で幹部をやるというのはなかなか尋常ではない。何せ魔法少女と違って町を守るという大義名分がないのだ。どういう経緯があって彼女が幹部になっていたのかまでは知らないが、普通はそのだいぶ手前で思い留まるだろう。
しかしドールマスターが幹部をやっていたおかげで麗華は彼女と出会えた。その思い出は人生に刻まれ、こうして七年後の再会にまで繋がっている。それは誰にも否定できない確固たる事実。
結局、何かすることは何もしないことよりも常に尊いのだと思う。善悪なんて問題ではない。何もしないことだけが悪であり、何かをする限りはどんな形であれ人生は開ける。正しいことをすべきだと思えば正しいことをすべきだし、正しくないことをすべきだと思えば正しくないことをすればいい。引っ込み思案だった小学生の麗華は、そういう意志をドールマスターとの出会いから学んでマイペースな変人になった。
七年前、麗華は失恋から立ち直るまでに一年近くかかった。しかしそれは決して諦めたわけではない。
逆だ。絶対に諦めないことを決めたのだ。本当に自分がやるべきことがあって、それをやるべきだと思ったときにはやらなければならない。一度失敗したらもう一度やる。僅かな糸を手繰って、何としても自分のゴールにたどり着く。
信条が食い違えば衝突の一つ二つくらいは起こるかもしれない。しかしそれは一つの成長だと思う、自分がやるべきことをやるという意志を強く持っている証拠だから。
芽愛と敵対したときも本当は少し嬉しかった。敵か味方かなど、愛の前では大した問題ではない。愛があれば何でもできる。
同じ場所で同じ空気を吸いながら衝突するのは七年前と同じだ。そこには意志に裏打ちされた情熱があって、燃え滾る愛への伏線がある。
思い出と共に紅茶を口に含み、マスク越しにスモーキーなフレーバーを吸い込んだときだった。
「!」
ドガンという前兆のない爆発音。振り向いてすぐにドアが吹っ飛んだことを知る。
一軒家を守るはずのスチール板が枠ごと引き剥がされた。それは紙切れのように宙を高く舞い、数秒後には道路のアスファルトを砕いて角からめり込んでいた。
「やあ、どちら様? ……とは言わないけれども。一応自己紹介くらいはあってもいいんじゃないかね、改めて」
「この姿では初めまして。廻覇芽愛と申します。年齢は二十四歳、趣味は海岸のドライブです」
大人の女性だった。
襟が立った真っ白いシャツに黒いジャケット、そして薄いストライプが入ったスマートなパンツ。細身の身体をぴったりサイズ通りのスーツが覆っていた。
しかし隙のない衣服とはアンバランスに装飾過多なアクセサリが妙だ。
まず耳たぶを覆うタイプの大きなピアス。襟にバッジが一つ、バックルが光るベルト、両腕にもシンプルなブレスレットがいくつも重なっている。黒い土台に金属が輝く様で宝石店のショーケースを思い浮かべた。
制服のときも似たようなアクセサリを多く身に着けていたが、今はもう不良の背伸びという印象ではない。昂然と胸を張った立ち姿は仕事人そのものだ。咥えた煙草や両手の白手袋からも相手を捩じ伏せるような独特の威圧感が漂っている。
「ずいぶんアクロバティックに訪問してくるものだね。大人になるとチャイムを忘れるものかな」
「前回お伺いしたとき、連絡なしでいつでも来ていいと仰っていたはずですが?」
「確かに。歓迎せざるを得ないね、紅茶でも飲む?」
「けっこう。すぐに出ますので」
「そうか。残念だ」
玄関だったスペースから見通せるようになった道路の向こうでズシンズシンという地響きが繰り返されていた。御息のデモンアウェークと綺羅の魔導ゴーレムが戦う音だ。
さっき山中で芽愛がメックホークに救出されたあと、麗華はペガサスの背に乗って自宅まで戻ってきた。どうせデモンアウェークやメックホークのように空に飛ばれてしまえば麗華の王笏は届かないし、綺羅と御息の戦いは二人だけで決着を付けた方がいいと思ったからだ。
どこにいようがレーダーで居場所は割れている。どんな襲撃を受けてもおかしくないと身構えてはいたが、ここまで豪快な正面突破とは思わなかった。
改めて芽愛の姿を正面から見る。確かに鋭い目つきや結んだ口元には七年前の、いや、数十分前の面影があるが、どこか強がっているような脇の甘さはすっかり鳴りを潜めていて、今は直立する足の先まで気力が漲っているように見えた。
「凛々しくて素敵だね、その姿。まるで魔法少女の変身だ。私たち魔法少女が変身することはもうないけれども、どうやら幹部の方はそうでもないらしい」
「逆ですよ。さっきまでが魔法で変身していた姿、今が本来の姿です。とはいえこれは治安を守るための姿ではあって、そういう意味では魔法少女チックと言えないこともありませんが」
「そうなんだ? 見た感じ、どうにもアウトローな印象は拭えないけれど。警察や自衛官って感じじゃない、もっと裏社会っぽいっていうか。お仕事は何をしていらっしゃるので?」
「警備会社に勤めております。別に秘密結社とかではなく、法人登記を済ませている民間企業ですよ。ただし特に治安の悪い方面に特化した荒事専門ではありますが。警察がちんたら来るまで待つ間、警察をいちいち呼んでいられない現場、警察をどうしても呼べない状況。そういうケースで雑多なトラブルを処理するのが我々の仕事です」
「例えば?」
「海水浴場で暴れる迷惑系YouTuberをしばく。ナイトクラブで揉めているお客様を摘まみ出す。私有地に溜まる半グレを一掃する。公的でない要人の身柄をやくざ者から守る。舐められたら困りますので、多少は着飾っているくらいがちょうどいいのです」
「なるほど、だいぶ現実的な魔法少女だ」
「魔法少女のような仕事を目指しましたが、残念なことに公務員試験を受けるほどは頭もお金も時間も足りなかったもので。幹部の経験を活かして民間で出来る仕事となるとこのあたりが妥協点でしょう。十分に満足して働いていますよ、フルコミッションなので長い夏休みを取っても怒られませんしね」
「ずいぶんこだわるんだね、魔法少女と同じ業種に、幹部だった割には」
「私の人生はマジカルレッドに救われましたから。この七年間、彼女に誇れる人間になることを目指してきました」
「そう言われると頭の奥がムズ痒い感じだな。正直なところ、私自身は別にそれほどこだわってないんだ、なんだその、魔法少女らしい生き方ってやつにさ」
「しかし私は魔法少女マジカルレッドのフォロワーです、今のあなたではなく。七年前に町を守った魔法少女はいまや町を危険に晒す黒幕に成り果てました。マジカルレッドでもきっとあなたを止めるはずです」
「確かに七年前の私ならば今の私を止めたような気もするね、言われてみれば、考えたこともなかったけれども。とはいえ私の根っこは何も変わっていないつもりだ。大抵の人がそうであるように、私はいつでも自分の人生を前に進めるために頑張っているに過ぎない。それは七年前には魔法少女として戦うことで、今年は魔法の国を開くことだった。君がいつの誰にどんな憧れを抱いていようと、私は私がやるべきことをやるだけだぜ」
「それなら無駄なやり取りのような気はしますが、一応こちら側の要求をはっきり言っておきましょうか。妖精の死体を渡してください。『破産魔法』を発動し、この夏を巻き戻すために」
「死んでも断る。『破産魔法』は絶対に発動させない」
「交渉決裂ですね。ではここから先は夢のない大人の流儀で実力行使することになりますが」
「大人の流儀ね。それは社内マニュアルか何かで決まっているのかな?」
「明文になっているわけではないですが、部署で経験的に共有されている手順はありますね。そうそう、喧嘩を始めるときの台詞とかも決まっておりまして。例えば、こんな風に始めるんですけども」
芽愛は顎を突き出して舌打ちを一つ。そして立てた親指を玄関の外に向けた。
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