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第1章 完全自殺マニュアル
第2話:完全自殺マニュアル・2
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ヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを外し、不毛の荒野からプレイボックスへと戻ってくる。知覚が一気に変わることで生じる軽い眩暈を小さく二回跳んでキャリブレーションする。
三辺およそ五メートルのプレイボックスは狭くはないが広くもない。全身をフルトラッキングする大量のキャプチャカメラと移動を検知する足元の三百六十度コンベアで満員状態だ。決勝ともなると不正対策とかで設備が色々大変らしい。
ただ強敵と戦うことさえできればそれでいいのに、世の中には不純物が色々溢れすぎている。例えば地位とか賞金とか。
「面倒だな……」
ぼやきながら扉を開ける。
広いステージに並ぶ十個以上ものプレイボックスから最後に出てきた彼方をスピーカーから響く轟音が出迎えた。数千人は下らない人々が歓声を上げる声で大きなスタジアムが揺れる。絶え間ない拍手は砂塵が叩き付ける音に似ていなくもない。
舞台袖から現れた美人のMCがツカツカと近寄ってくる。近未来的なイメージのスーツ風の衣装に身を包み、頭には透明なバイザーを被っている。立ち止まったMCは下から顔を見上げて小さくウィンクする。「始めちゃって大丈夫ですか?」という声が聞こえてくるようだ。軽く頷くと、MCはにっこり笑って舞台袖のスタッフに向けて小さく手を振った。
四方八方からの眩いスポットライトが身体を照らす。MCはマイクを口に当てると、一気に息を吸い込んで大きく叫んだ。
「第五十六回、日本高校生ゲーム選手権! ファンタジスタ部門優勝は……彼方と立夏チーム!」
観客の興奮が最高潮に達し、嵐のような称賛を一身に受ける。
しかし彼方の興奮はもう少し前に過ぎ去ってしまった。クライマックスは試合中で、このオンステージは比較にもならない。
彼方は軽く息を吐いて観客席から目を逸らす。代わりに右隣に立つ相棒、立夏に目をやった。
立夏は彼方よりも頭二つほど小柄な少女で、小学生のような体躯に大きなパーカーを羽織っている。手まで覆った袖はキョンシーのように長い。
立夏も顔をこちらに動かすが、左側からは表情が読みにくい。それはステージ上の角度やライトが問題なのではなかった。立夏の左目には直径五センチほどの大きな花が咲いているのだ。色鮮やかな花弁が目と目を結ぶ視線をいつものように半分だけ遮っていた。
「お二人とも、おめでとうございまーす!」
「ありがとう」
「あは、ありがとうございます~」
MCが差し出した巨大なトロフィーを二人で受け取る。
縦長で金色のそれはズシリと重く、真鍮の台座を含めてやたらと金がかかっているのがわかる。大会規模を考えればメッキではなく鋳造でもおかしくはない。
左右の持ち手を二人で掴んで宙に掲げた。一斉にシャッターが瞬いて身体が閃光に包まれる。ほんの数分後には、このショットが掲載されたネットニュースが世界を駆け巡ることだろう。
優勝直後の熱気がカメラに収まったことを確認し、MCが改めて場を仕切り直す。
「本選手権でも最注目であるファンタジスタ部門の覇者が長い戦いを経て遂に決定しました! 新たなスターの誕生にもう一度大きな拍手をお願いします!」
尽きない歓声に辟易してきた彼方は目線を観客席からステージ上の巨大モニターに移す。そこには先ほどの試合のハイライトが流れていた。
すなわち、長髪長身の少女が不毛の荒野で戦う姿が。ノースリーブのセーラー服とホットパンツの上にローラーブレードを履いてトレンチコートを纏う、その姿はゲーム内のアバターではあるが、今ステージ上にいる彼方自身と寸分違わず同じ外見だ。
モニター内でアバターの彼方がローラーブレードで疾走し、不意打ちの後ろ回し蹴りで他の選手を沈めた。自分で自分の姿を見てもなかなか綺麗に決まっている。モニターに映っているのはあくまでも彼方が操作していたアバターであって彼方自身ではないと言うべきか、それとも姿と動きをトレースしていて見分けが付かないのだから同じだと言うべきか?
「ファンタジスタはHMDとモーションキャプチャを用いてプレイするVRタッグバトルロイヤルゲームです。元はローチカ博士が開発したグローバルVRネットワークの一エリアとしてスタートしたゲームではありますが、物理演算と動作補正を組み合わせた爽快な操作感が人気を呼び、いまやVR対戦ゲームの中では最もメジャーなゲームとなりました……」
華々しい戦闘シーンをバックにMCが今更ゲーム内容の解説をするのは、このゲームをよく知らない観客も多いからだ。最近のVRゲームはルールや戦略など知らなくてもリアルタイム生成される映像作品のように楽しめる。ゲームのリプレイを3D空間内で見て回ることで、アクション映画のように臨場感あるバトルを体感することもできる。
つまりe-sportsの半分は競技スポーツだが、もう半分はショービジネスだ。そのせいで、こうしてMCがマイクを差し出してくるインタビューに需要が生じたりするわけだ。
「さて、史上最強のアタッカーとして名高い彼方選手ですが、決勝でも相変わらず終始見事な動きぶりでした。皆さんが気になっていることをズバリ聞きますが……今回の勝因は何でしょうか?」
「私の方が必死で真剣だっただけだよ。相手が不真面目と言うつもりはないが、命を懸けてない。私は自分の命を賭けても同じプレイをする自信がある。というより、そうでなければ私はゲームができない」
「と言いますと、それはやはりいつもの奇行と関係があるのでしょうか? 何故か試合が決着したあとに必ず自キャラを自殺させることでもよく知られていますが……」
「もちろん。真剣に生きたあとは真剣に死ななければならない。百パーセント本気で戦ったあとは残機もヒットポイントも余らせるべきじゃない。一度しかない命を燃やし尽くして、世界の目標を達成したら何も残らない。だから私は勝ったあとには自機を殺す」
ファンタジスタでは、戦闘が決着した後にリザルト画面が表示されるまでに数分間のクールタイムがある。
没入感が極めて高いVRゲームの特性上プレイヤーへの配慮で設定されたものだが、彼方はその時間で自殺するのが常だった。今回は中継を通じて数万人が見守る中、無事崖からの飛び降り自殺に成功したというわけだ。別に見世物ではないが見られる分には構わない。
この「自殺癖」は勝敗には全く関係のない奇行であり、それ故にいまや彼方という選手の代名詞となっていた。配信サイトなどではステージが決定した瞬間から彼方がどんな自殺をするかで賭けを行うファンがいるくらいだ。
「ありがとうございます。それではサポートの立夏選手にもお話しをお伺いできるでしょうか」
MCがマイクを隣の立夏に向けて少し屈む。戦闘はもっぱら彼方の担当、立夏はそれをサポートする司令役だ。
芸能的には、背が高く目つきの鋭い彼方はクールで格好いいキャラ、小さくて愛らしい立夏はキュートで可愛い系のキャラで売り出しているらしい。その勝手なキャラ付けはともかくとして、二人でワンセットのようなイメージは彼方にとっては全く悪い気はしない。
「あは、私は彼方ちゃんが動けるようにサポートするだけですよ~。付いて回る影みたいなもので」
「彼方・立夏ペアに憧れて分担スタイルを取るプレイヤーも多くなっていますが、決勝に残ったのは本家だけでしたね」
「ま、ちょっと難しいですからね~」
立夏が曖昧な笑顔で過小評価を口にする。
本来はペア二人の同時戦闘が想定されている中で、実質一人しか肉弾戦ができないことは世間で思われているよりも壮絶なビハインドだ。高い戦略性が要求されるバトルロイヤルにおいて、挟撃や囮といった連携が使えなくなることは飛車角落ちどころのハンデでは済まない。そのマイナスを補ってプラスに転じるには彼方の人間離れした戦闘能力と立夏の卓越した司令能力があってようやくだ。
「ありがとうございました、改めて優勝おめでとうございます! それでは、続いて大人気のお二人にお話を伺いたいと思います……」
舞台袖のスタッフが腕をグルグル回し、そのジェスチャーを見たMCがインタビューを次のペアへと移す。
三辺およそ五メートルのプレイボックスは狭くはないが広くもない。全身をフルトラッキングする大量のキャプチャカメラと移動を検知する足元の三百六十度コンベアで満員状態だ。決勝ともなると不正対策とかで設備が色々大変らしい。
ただ強敵と戦うことさえできればそれでいいのに、世の中には不純物が色々溢れすぎている。例えば地位とか賞金とか。
「面倒だな……」
ぼやきながら扉を開ける。
広いステージに並ぶ十個以上ものプレイボックスから最後に出てきた彼方をスピーカーから響く轟音が出迎えた。数千人は下らない人々が歓声を上げる声で大きなスタジアムが揺れる。絶え間ない拍手は砂塵が叩き付ける音に似ていなくもない。
舞台袖から現れた美人のMCがツカツカと近寄ってくる。近未来的なイメージのスーツ風の衣装に身を包み、頭には透明なバイザーを被っている。立ち止まったMCは下から顔を見上げて小さくウィンクする。「始めちゃって大丈夫ですか?」という声が聞こえてくるようだ。軽く頷くと、MCはにっこり笑って舞台袖のスタッフに向けて小さく手を振った。
四方八方からの眩いスポットライトが身体を照らす。MCはマイクを口に当てると、一気に息を吸い込んで大きく叫んだ。
「第五十六回、日本高校生ゲーム選手権! ファンタジスタ部門優勝は……彼方と立夏チーム!」
観客の興奮が最高潮に達し、嵐のような称賛を一身に受ける。
しかし彼方の興奮はもう少し前に過ぎ去ってしまった。クライマックスは試合中で、このオンステージは比較にもならない。
彼方は軽く息を吐いて観客席から目を逸らす。代わりに右隣に立つ相棒、立夏に目をやった。
立夏は彼方よりも頭二つほど小柄な少女で、小学生のような体躯に大きなパーカーを羽織っている。手まで覆った袖はキョンシーのように長い。
立夏も顔をこちらに動かすが、左側からは表情が読みにくい。それはステージ上の角度やライトが問題なのではなかった。立夏の左目には直径五センチほどの大きな花が咲いているのだ。色鮮やかな花弁が目と目を結ぶ視線をいつものように半分だけ遮っていた。
「お二人とも、おめでとうございまーす!」
「ありがとう」
「あは、ありがとうございます~」
MCが差し出した巨大なトロフィーを二人で受け取る。
縦長で金色のそれはズシリと重く、真鍮の台座を含めてやたらと金がかかっているのがわかる。大会規模を考えればメッキではなく鋳造でもおかしくはない。
左右の持ち手を二人で掴んで宙に掲げた。一斉にシャッターが瞬いて身体が閃光に包まれる。ほんの数分後には、このショットが掲載されたネットニュースが世界を駆け巡ることだろう。
優勝直後の熱気がカメラに収まったことを確認し、MCが改めて場を仕切り直す。
「本選手権でも最注目であるファンタジスタ部門の覇者が長い戦いを経て遂に決定しました! 新たなスターの誕生にもう一度大きな拍手をお願いします!」
尽きない歓声に辟易してきた彼方は目線を観客席からステージ上の巨大モニターに移す。そこには先ほどの試合のハイライトが流れていた。
すなわち、長髪長身の少女が不毛の荒野で戦う姿が。ノースリーブのセーラー服とホットパンツの上にローラーブレードを履いてトレンチコートを纏う、その姿はゲーム内のアバターではあるが、今ステージ上にいる彼方自身と寸分違わず同じ外見だ。
モニター内でアバターの彼方がローラーブレードで疾走し、不意打ちの後ろ回し蹴りで他の選手を沈めた。自分で自分の姿を見てもなかなか綺麗に決まっている。モニターに映っているのはあくまでも彼方が操作していたアバターであって彼方自身ではないと言うべきか、それとも姿と動きをトレースしていて見分けが付かないのだから同じだと言うべきか?
「ファンタジスタはHMDとモーションキャプチャを用いてプレイするVRタッグバトルロイヤルゲームです。元はローチカ博士が開発したグローバルVRネットワークの一エリアとしてスタートしたゲームではありますが、物理演算と動作補正を組み合わせた爽快な操作感が人気を呼び、いまやVR対戦ゲームの中では最もメジャーなゲームとなりました……」
華々しい戦闘シーンをバックにMCが今更ゲーム内容の解説をするのは、このゲームをよく知らない観客も多いからだ。最近のVRゲームはルールや戦略など知らなくてもリアルタイム生成される映像作品のように楽しめる。ゲームのリプレイを3D空間内で見て回ることで、アクション映画のように臨場感あるバトルを体感することもできる。
つまりe-sportsの半分は競技スポーツだが、もう半分はショービジネスだ。そのせいで、こうしてMCがマイクを差し出してくるインタビューに需要が生じたりするわけだ。
「さて、史上最強のアタッカーとして名高い彼方選手ですが、決勝でも相変わらず終始見事な動きぶりでした。皆さんが気になっていることをズバリ聞きますが……今回の勝因は何でしょうか?」
「私の方が必死で真剣だっただけだよ。相手が不真面目と言うつもりはないが、命を懸けてない。私は自分の命を賭けても同じプレイをする自信がある。というより、そうでなければ私はゲームができない」
「と言いますと、それはやはりいつもの奇行と関係があるのでしょうか? 何故か試合が決着したあとに必ず自キャラを自殺させることでもよく知られていますが……」
「もちろん。真剣に生きたあとは真剣に死ななければならない。百パーセント本気で戦ったあとは残機もヒットポイントも余らせるべきじゃない。一度しかない命を燃やし尽くして、世界の目標を達成したら何も残らない。だから私は勝ったあとには自機を殺す」
ファンタジスタでは、戦闘が決着した後にリザルト画面が表示されるまでに数分間のクールタイムがある。
没入感が極めて高いVRゲームの特性上プレイヤーへの配慮で設定されたものだが、彼方はその時間で自殺するのが常だった。今回は中継を通じて数万人が見守る中、無事崖からの飛び降り自殺に成功したというわけだ。別に見世物ではないが見られる分には構わない。
この「自殺癖」は勝敗には全く関係のない奇行であり、それ故にいまや彼方という選手の代名詞となっていた。配信サイトなどではステージが決定した瞬間から彼方がどんな自殺をするかで賭けを行うファンがいるくらいだ。
「ありがとうございます。それではサポートの立夏選手にもお話しをお伺いできるでしょうか」
MCがマイクを隣の立夏に向けて少し屈む。戦闘はもっぱら彼方の担当、立夏はそれをサポートする司令役だ。
芸能的には、背が高く目つきの鋭い彼方はクールで格好いいキャラ、小さくて愛らしい立夏はキュートで可愛い系のキャラで売り出しているらしい。その勝手なキャラ付けはともかくとして、二人でワンセットのようなイメージは彼方にとっては全く悪い気はしない。
「あは、私は彼方ちゃんが動けるようにサポートするだけですよ~。付いて回る影みたいなもので」
「彼方・立夏ペアに憧れて分担スタイルを取るプレイヤーも多くなっていますが、決勝に残ったのは本家だけでしたね」
「ま、ちょっと難しいですからね~」
立夏が曖昧な笑顔で過小評価を口にする。
本来はペア二人の同時戦闘が想定されている中で、実質一人しか肉弾戦ができないことは世間で思われているよりも壮絶なビハインドだ。高い戦略性が要求されるバトルロイヤルにおいて、挟撃や囮といった連携が使えなくなることは飛車角落ちどころのハンデでは済まない。そのマイナスを補ってプラスに転じるには彼方の人間離れした戦闘能力と立夏の卓越した司令能力があってようやくだ。
「ありがとうございました、改めて優勝おめでとうございます! それでは、続いて大人気のお二人にお話を伺いたいと思います……」
舞台袖のスタッフが腕をグルグル回し、そのジェスチャーを見たMCがインタビューを次のペアへと移す。
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最強ゲーマー女子高生による終末系百合ライトノベル。#毎日19時更新 #完結保証 #全話AI挿絵付き #ゲーマゲ
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