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2章 モンスターテイムと奴隷たち
30 いざ、入学試験
しおりを挟むこの世界の1年は13ヶ月だ。
1月は28日で、4週間。
月はそれぞれ名前がついていて、月の色がそれに合わせて変わる。
赤の月、青の月、緑の月、黄の月、白の月、黒の月、紫の月、桃の月、金の月、水の月、透の月、紺の月、銀の月。
俺が通おうとしているアカデメイアという魔法学園の入学試験は、銀の月の下旬。
学園の入学は赤の月である。
そして今日は銀の月24日。
そう、入学試験の当日である。
「いよいよ試験か。緊張してきた」
平民枠の試験会場に訪れた俺はドキドキしながら椅子に座っていた。
魔法学園の入学試験は三つの試験がある。
一、筆記試験。
100点満点で50点以上で合格。
80点以上を取ると優秀な成績。
二、武術試験。
300点満点で120点以上で合格。
210点以上を取ると優秀な成績。
三、魔術試験。
300点満点で120点以上で合格。
210点以上を取ると優秀な成績。
この試験の中から2つ以上の合格か、あるいは1つ以上が優秀な成績の場合に学園に入学することができる。
この数ヶ月間、やれることはしっかりやってきた。
まあでも、まずは奴隷たちの近況報告からしていこう。
最初にグランたち男性陣。
彼らは冒険者ギルドで依頼をこなしがら、一週間に一度のペースで伯爵令嬢ルミリーの護衛たち四名に稽古をつけて貰っていた。
今ではその甲斐もあり、本人たちの努力もあり、一年弱でパーティーランク7の上級冒険者にまでのし上がった。
強いモンスターの素材の横流しがしやすくて、とても助かっている。
ちなみに稽古に行く度に、ルミリーが俺の近況について聞いてくると、グランが苦笑いしながら語ってくれた。
そして毎回マシュとエクルとルミリーで、俺の話をして盛り上がるらしい。
陰口とか言われていないか不安だ。
ちなみに護衛隊長のケイラとイケメン執事のエクルは、主人に忠誠を捧げる者同士かなり意気投合して個人的に仲良くなっているらしい。
同じようにバルティンと斧槍使いのメイビスが、手合わせする中で仲良くなっているみたいだ。
是非とも恋仲になったら恋バナを聞きたいところである。
やっぱり人の恋バナは茶化しながら聞くのに限るよな。
あとマシュと魔法使いのパティナも仲良くなっているが、友達みたいな感じだそうだ。
側から見たら女友達か百合にしか見えない。いいぞ、もっと仲良くなってしまえ。
グランは意外にも、担当受付嬢のオルナと仲良くなっているようだ。ただグランは自分には息子がいるからと遠慮して、進展があまり無さそうだな。
さて、誰が一番最初にくっつくだろうか。
冗談で結婚式には呼んでくれよと言ったら、マシュ以外は顔を赤くしていたので、本人たちは結構気があるのだろう。
好きならさっさと告白して付き合ってしまえ。ほれほれ、俺の奴隷なら恋愛は自由にしていいぞー。
個人的にはエクルとケイラの美男美女カップルも捨てがたいが、マシュの百合にも期待だ。
次にアリアたち女性陣。
アリアが正式に商会長に就任。
前のドワーフっぽい副商会長はそのままだそうだ。
アリアは店を完全に立て直すどころか、以前よりも売り上げを伸ばしていて絶好調。
最近では一ヶ月毎に白金貨を10枚くらい俺に渡してくる。
誰よりも稼ぐようになってしまったな。
ちなみに俺の作ったポーションがアリアの商会の目玉商品になってしまった。
アリアが渡してくるお金とは別に、買い取りだけで白金貨を数枚稼げるようになった。
今では色んな種類のポーションを自作して品揃えを充実させている。
売り上げだけでなく企業としての成長も留まることを知らず、支店を王都にまで展開し始めた。
ゆくゆくは緑の大陸全土、いや、アリアなら他の大陸に進出することまで考えていそうだ。
余談だが、俺は理事長という肩書きを貰った。ポーションを卸すだけで特に何かをしたわけではないが、一応アリアよりも偉いポストを用意されたみたいだ。
出資したのが良かったのかな?
まあ全部アリアが仕切っているから、俺はお飾りの理事長である。重要な商談は相談してくれるけどな。
ミュマはしっかりとモンスター育成をしてくれている。
屋敷に引っ越してからまた新しくモンスターもテイムしたが、ちゃんと育ててくれている。
モンスターたちもミュマが獣人ということもあり親近感が湧くのか、かなり仲良くやってくれている。
ミラシャたち四名も新しいモンスターのお世話を率先して手伝ってくれている。マゴタンの本体はサボりがちだが。
メイドたちは、希望した子は基本的には商会の手伝いをすることになった。
ローテーションを組むようになって、例えば一週間のうち二日商会で働き、後の三日はお屋敷で働く。あとの二日は休みだが、みんな休みに慣れていなさ過ぎて大体仕事をしている。
流石に一ヶ月に二回くらいは絶対に休ませている。それでも足りないんだけど、みんな奴隷メイドなので働いていないと落ち着かないようだ。
メイド長のラナッカは俺の専属メイドになった。
他のメイドからも多数の希望があったらしいが、メイド長権限でゴリ押されたと、他のメイドの子が言っていた。
希望があった子は月に一度くらいのペースで、一日警察署長ならぬ一日専属メイドにしていたら、最終的に全員から希望が出て困ってしまった。
なので三人ずつ組んでローテーションにしている。
毎日三人+ラナッカが専属メイドとしてお茶を用意してくれたり、頼んだ物を取ってくれたりしてくれている。中々贅沢な生活だよな。
ああ、メイドたちの人数は増えて今は75人だ。
最年長は20歳、最年少は6歳。
奴隷メイドたちの所有権は、街を出ようとしていたハゲヌを捕まえて、ちゃんと俺に登録させた。
なのでメイドたちの主人は俺になっている。
ハゲヌは結局仕事を辞めて別の大陸に旅立った。理由までは教えてくれなかったな。
また別の大陸で会えるときを楽しみにしておこう。
ミラシャたちは先程ちょっと話題にしたが、相変わらず屋敷にいるか俺にべったりかだ。
でもミュマと一緒に後輩の育成をする過程で、ミラシャたちも少しずつレベルが上がっていっている。
このまま頑張れば俺が学園に入っている間に、進化できるかもしれないな。
料理長になった元宿屋の店員ノコラちゃんもしっかり働いてくれている。
ノコラちゃんの宣言通り、宿屋とほとんど変わらないレベルの料理を毎日作ってくれて、すっかり胃袋を掴まれてしまった。
ただノコラちゃんは少しずつ様子がおかしくなってきている気がする。
最近では「私が作った料理以外はあんまり食べないで下さいね。栄養が偏りますから」とか、「シンヤさんのお食事は一生私が作りますから、安心して下さい」とか、安心できない発言が飛び出すようになってきていた。
まあ彼女の料理は美味しいし、レパートリーもかなり多くて飽きが来ない。
ノコラちゃんは献身的で良い子に育ちそうだ。
ちょっとヤンデレになりそうな雰囲気もあるけどな。
あとは冒険者ギルドの受付嬢ローアさんから休みの日に食事に誘われたり、ルミリーの護衛の一人、盾使いドロワーとも一緒に買い物に出かけたりしている。
どちらも2ヶ月に1回くらいの頻度だけどな。
ドロワーとの話を聞いたルミリーが家に押し寄せて「私ともお出かけして下さいませ!」とすごい剣幕で言い寄って来たので、ルミリーとも何回かお出かけしている。
その際に何かサプライズを計画している風なことを言っていたが、検討がつかない。
一体何を考えているのやら。
学園卒業までは告白の返事は保留にしているし、大きいアクションは起こしてこないとは思うが、ルミリーは行動力がありそうだからなぁ。
ちなみにお出かけの為だけに、目立たないよう空間隠蔽というスキルを取得した。
スキルポイントの無駄遣いも順調だ。
他にはギルドで試験官だったスキンヘッドのガルバンとかなり仲良くなった。
ギルドで会う度に俺のことを気にかけてくれる、優しいオッサンだ。顔は厳つくて怖いけどな。
毎回飲み物とか奢ってくれるし、武器の手入れはどうだとか、怪我とかはないかとか、本当に親身になって聞いてくれている。
さて、仲間や周りの近況報告はこのくらいだろうか。
俺についてはやることリストを潰していく日々だった。
変わったことはしていないが、唯一あるとしたら一回だけ主神ルフエルと念話で話したことだろうか。
どうやら俺は他の神から命を狙われているらしく、近々危ない目に遭うかもしれないと教えてくれた。
そんなことにならなければ良いんだが、どうなることやら。
まあ、今は試験に集中しよう。
この試験に合格しないことには、学園に入学できないからな。
筆記試験は簡単だったが、とりあえず70点くらいの点数で抑えておいた。
俺も馬鹿ではない。
問題は寝てても100点を取れるくらいではあったが、高い点数を取って目立つわけにはいかないのだ。
ましてや貴族のお坊ちゃま、お嬢様方よりも高い点数を取ったら目をつけられかねない。生徒からも先生からも。
全ての試験は、名前と一緒に成績を張り出されてしまう。
これが合格発表の方式だ。
だから武術試験も魔法試験も他の受験生たちの実力をよく観察した上で、それらの平均を割り出し、同等のレベルに合わせた。
名付けて「学園卒業するまで平凡作戦」だ。
目立たず騒がず、交流関係も挨拶はするけど深い話は全くしないレベルの立ち回りをしようと考えている。
つまり学園ではボッチの予定だ。
ちょっと心に突き刺さるが、友人を作ると実力がバレてしまう可能性が高まるから、致し方無しだよな。
ちなみに武術試験と魔術試験は項目が3つに分かれていて、それぞれ100点満点の計300点満点。
武術試験は、持久走で体力測定、計測機で単純な力の測定、試験官と戦う模擬戦の三つ。
持久走はシャトルラン的なやつをやらされ、次にパンチングマシーンみたいなのを殴り、最後に試験官と戦った。
魔術試験は、魔素の測定、魔術の展開速度の計測、魔術の正確性の判断の三つ。
魔素は水晶型の魔石に魔素を注いで測り、展開速度は試験官に魔術を見られ、正確性は魔術で的当てをやった。
全て平均くらいにするのはかなり難しかったが、調整した甲斐もあり、俺は全ての試験で合格できた上に、優秀な成績を取らないという最高に目立たなさそうな結果に終わった。
クラス分けも落ちこぼれクラスでもなければ、優秀なクラスでもない、中間の平均的なクラスに入ることに成功。
実に目立たない良い結果であった。
「「「 ご主人様、合格おめでとうございます 」」」
満足げに屋敷に帰ったら、サプライズでみんながお祝いを用意してくれていた。
奴隷たちから入学祝いに筆記用具をプレゼントされたり、メイドたちからは頬にキスをプレゼントされた。
75回連続でキス。すさまじかった。
「みんなありがとう。合格できたのはみんなのお陰だ。学園は寮生活になるけど、まとまった休みにはちゃんと帰ってきたいと思う。俺が居ない間、仲良く元気に過ごして欲しい! では、乾杯!」
グラスを渡されてみんなに注目されたので、乾杯の音頭を取ることにした。
寂しくなると言って泣き出してしまったメイドの子を慰めるのがちょっと大変だった。
マシュまで泣きそうになっていたことは、本人の名誉の為に深くは語らないでおこう。
しっかり録画はさせて貰ったがな。泣きそうな顔は国宝級に可愛かった。
この世界に来て、魔法の師匠に出会い、モンスターたちを従え、奴隷たちの主人になり、立派な屋敷を持ち、可愛いメイドたちにも囲まれ、不労所得もしっかり確保できた。
資金良し。心の余裕良し。総じて準備良し。
これからの学園生活、しっかり魔法の知識を吸収して、ジジイの元に最新の研究を届けてやろう。
ちょっとルフエルの言っていたことは気になるが、楽しめるときに楽しまないとな。
俺は新たな生活に8割の期待と2割の不安を抱えながら、渡されたグラスに口をつけゴクリと喉を潤すのだった。
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