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2章 モンスターテイムと奴隷たち

13 冒険者ギルドと受付嬢

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 俺は今、冒険者ギルドの前にいる。

 中からは昼間から酔っ払い楽しそうに騒ぐ声が聞こえてくる。

 入るか、入るまいか。

 俺は扉の前で中々決心がつかずにいた。





 ジジイの元で魔法の修行をして二つの月が経過した。

 その間に俺が学園に行けるだけの知識、魔法を可能な限りジジイは教えてくれた。

 ただただ便利だったのは『メニュー』というチートスキル。
 その中でも『オートメモ』はぶっ壊れだった。

 覚えておこうとしたことを全部メモしてくれる上に、いつでもその知識を取り出すことができるのだ。

 もはや擬似完全記憶と言うべき代物だな。
 恐ろしいほど大助かりだった。

 オートメモのおかげでジジイが教えてくれた知識関連は完璧。
 加えて『全魔法適性』もバカバカしく有り難い能力だったので、魔法に関してはジジイレベルになってしまった。

 正直に言おう。
 全魔法適性は知った魔法を行使できる適性だった。

 つまりどんな魔法だろうと見るだけで、知るだけで扱うことができたのだ。

 これには俺もジジイもおっかなびっくり。
 理論上は可能だが、ジジイでさえも扱えなかった魔法をスルッと行使できたのだ。ただし必要な魔素は俺だけじゃ足りなかったので、ジジイになんとかしてもらった。

 あのときのジジイは、目ん玉が飛び出そうなくらい驚いていて見ものだったな。ジジイに目ん玉無いけど。

 あの一件以来消えていたジジイの探究心にもう一度火がつき、「あらゆる魔法を扱えるシンヤならば理論さえ完成させればいける」と張り切って再び強力な解呪の魔法の研究に取り掛かかった。

 俺は俺でジジイとの約束を果たすためにも、女神に言われたことを守るためにも学園に入る準備を行うことにした。

 ジジイの知識や魔法はかなり昔のものが多いからな。
 最先端の魔法知識を持ち帰って手助けしてあげようという腹づもりだ。

 そして学園の準備を果たすために必要なことがあった。

 そう、入学費である!

 かなり良い成績なら特待生待遇とかもあるみたいだが、あまり目立つ行動は避けたい。

 何せ俺は小心者なのだ。
 貴族やら、権力やらの面倒な争いに巻き込まれるわけにはいかない。

 ならば普通の成績で、普通の学園生活を送り、普通に卒業して目立たずに消えていく。

 これが俺の理想である。

 そのためにはまとまった金が必要だ。

 実はジジイが金なら全部出すと財宝やら魔道具やらを引っ張り出して売っていいぞと言ってくれたが、何から何まで世話になるわけにはいけない。

 そもそもこの世界で生きていく為に、いつかは働いて稼がないといけないからな。
 手っ取り早くなれて、稼げると言えば冒険者ギルドだろう。


 ということで、冒頭に戻る。

 俺が恐れているのはもちろんテンプレだ。

 残念ながら俺の見た目は10歳のお子様ボディ。

 そしてギルドに働きに来たと言ったらどうなるかは明白だ。

 金は稼がないといけない。
 ただ、目立って貴族とかに目をつけられる訳にもいかない。

 2ヶ月間、ジジイの下で実力的には申し分ないくらい鍛えてきたのだが、こんな見た目じゃあなぁ。

 もしかしたら冒険者の質が上がりまくって、ちょっと鍛えた程度の俺なんて文字通りお子ちゃまだとかもあるだろうし。


「悩んでてもしょうがない。目立たないように入ろう」

 気配遮断のスキルを使うか迷ったが、それじゃあ受け付けに行っても気付かれないかもしれないし、普通に行くしかない。


 俺はそーっと音を立てないようにギルドの扉を開いた。

 テンプレは、大丈夫そうだ。
 おっさん冒険者たちは酒を飲んでこちらに気付いていない。

 よし、そっと受付まで行ければ……。

「ん? 坊主、お使いか?」

 しまった。後ろを気にしてなかった。

 ギギギ、と後ろをゆっくり振り向くと、スキンヘッドのコワモテなおっさんがギラギラした目でこちらを見下ろしていた。

 視線はしっかりと俺の目を捉えている。

 やばい、チビりそうなくらい怖い。

「あ、あの、その、えっと」

「だっはっはっ、ガルバンの野郎まーた子供に怯えられてんぞ」
「ひひひひぃ、腹がよじれるぜ。これで何回目だよ」

「うるせぇぞお前ら! ったく、昼間っから飲んだくれやがって。坊主、怖がらせて悪かったな。依頼があるなら受付の嬢ちゃんのとこまで案内してやっからよ」

 あれ?
 見かけによらず意外と良い人なのか?

「えっと、ありがとうございますガルバンさん。私は冒険者ギルドに入ってお仕事がしたいのですか可能でしょうか? 年齢は10歳です」

 反応からして悪い奴じゃなさそうだし、ガルバンに聞いてみることにした。

 一応ジジイからは10歳ならいけるじゃろと言われたが、制度が変わってるかもしれないからな。

 ダメだったときのことも考えてはいるのだが、そっちは面倒だからな。

「おいおい坊主、冒険者ギルドはモンスター討伐を生業にしている。どういう意味かは分かるよな? 働きたいなら便利屋ギルドとかに行ったらどうだ?」

 やんわりお断りされてしまった。

 便利屋ギルドとは孤児達が雑用などを請け負うギルドである。
 迷い猫の捜索や家事の代行、モンスターが出ない場所での素材採取など、危険が伴わない仕事ができる場所だ。

 だが報酬も総じて安いため、短期間では全然稼ぎにならない。
 ローリスクローリターンなギルドというわけだ。

「冒険者ギルドに年齢制限はありますか? 無ければ、冒険者ギルドを希望したいのですが」

 俺の第一志望は勿論冒険者ギルドである。

 たがいに余計な詮索せんさくはせず、ハイリスクハイリターン。

 どうせ学園に入学してしまうので、短期アルバイト感覚だ。
 実力さえあれば手っ取り早く稼げて条件が良い。

「いや、一応登録する限りは別に問題ないんだがなぁ。はぁ、とりあえず着いてこい」

 俺はガルバンの案内で受付までやってきた。

「あらガルバンさん、こんにちは。この子は隠し子ですか?」

「冗談はやめてくれ。こいつは冒険者ギルドに加入希望だそうだ」

「かしこまりました。私は受付嬢のローアと申します。本日はご登録でよろしいでしょうか?」

 テンプレ通り、受付嬢さんは美人だった。

 金髪の長髪を後ろでい、豊満な胸を少し揺らしながら、穏やかな笑みを浮かべるローアさん。

 スラリとしたモデル体型で、すれ違う人の五人に四人は振り返ってしまうであろう美貌。

 他のカウンターにも中々の美少女や美女がいるものの、ローアさんは他の美女たちが霞んでしまうほどの特別な雰囲気を身に纏っている。

 男性冒険者からの人気が凄まじそうだ。

 正直に言おう。目の保養にはなるが、出来れば関わりたくない。

 人気受付嬢と関わっていたら他の男性冒険者から嫉妬され、喧嘩をふっかけられるなんてありふれたストーリーだ。

 これだけ美人ならアイドル視するのは分からなくもないが、面倒ごとに首を突っ込むわけにはいかないからな。

 登録だけしてもらって、さっさと他の人の受付に行こう。

 できれば男性の受付の人が角が立たなそうで良いのだが、女性しか見当たらないから無理そうだ。

「はい。初めまして、冒険者希望のシンヤです。登録お願いして宜しいでしょうか」

 しまった。間違えた。

 考えてたことが思わず口から。

 いや、言ったのは「登録だけ」ってところだし、言い間違えと思ってくれるだろう。

「シンヤ様ですね。登録ご希望とのことですが、ある程度実力を見させていただく試験がございます。日程についてはご都合がつき次第でも構いませんが、本日でも可能です。いかがなさいますか?」

 しっかり聞き取られてしまっていた。

 ただ勘違いしてくれたようで、今日から仕事とかはしないという意味で受け取ってくれたみたいだ。助かった。

 それもそうか。
 いきなり、美人過ぎて他の男の目が怖いから受付嬢変えたいと思ってるなんて読めないよな。

「では早い方がいいので、試験は今日中にお願いしてよろしいでしょうか」

「かしこまりました。では試験について説明させていただきます。試験内容は当ギルド所属の試験官との模擬戦となります。勝敗は問わず、試験官から合否の判定がございます。その後、面接を行った上で最終的に登録を行います。面接は形式上のものですので、本番は模擬戦と考えていただいて問題ありません。何かご質問はございますか? ご質問がなければ、模擬戦の準備の方を進めさせていただきます」

 簡単にまとめると、試験官とバトル。
 あと一応面接か。

 あっ、俺武器持ってない。

「えっと、持ち合わせの武器が無いのですが、模擬戦は魔法で戦った方が良いですか?」

「魔法……武器は試験を行う修練場に殺傷能力がない木製の武器を用意しております。試験官もそちらも使いますのでご安心下さい。魔法に関しましては、殺傷能力が高すぎるものの使用はご遠慮下さい。低級の魔法でしたら、模擬戦中に使用しても構いません」

 魔法は弱いものなら使っても良いと。

「あともう一つだけ。今服の中にテイムしたスライムがいるんですが、模擬戦だと危ないと思うので、ここか修練場の端っことかにいさせてもらって良いですか? あっ、スライムは大人しくて良い子なんで危険とかないです!」

「シンヤ様はテイマーなんですね。かしこまりました。私が責任を持ってお預かり致します」

 服の中からミラシャを取り出してローアさんに手渡した。

 ミラシャはいつも通りプルプル震えているが、ちょっと寂しそうだ。

「よし、話は終わったな坊主。行くぞ、修練場はこっちだ」

 あー、だよな。

 ローアさんから話を聞いているとき、ずっとガルバンが待ってたからそんな気はしていたが、彼が試験官か。

「ガルバンさん、宜しくお願いします」

「悪いが試験に手抜きはしないぞ。魔法が使えるなら準備しとけ。テイマーならさっきのスライムと共闘してもいいぞ。冒険者になるなら使える戦闘手段全部使って生き延びろ。それが冒険者だ」

 おぉ、ガルバンがなんか先輩冒険者っぽい発言してる。

 いやまぎれもなく先輩だったわ。


 冒険者ギルド修練場。

 広さは学校の運動場には届かないが、体育館よりは大きいくらいだ。

 試験とはいえ他の冒険者が普通に修行していて、剣を振ったり走り回って体力作りをしたりと精を出している。

 ただ、ガルバンが修練場に入った瞬間他の冒険者が試験を行うと察したらしく、少し端っこに寄って邪魔にならないようにした後各々の修行に戻った。

「そこから武器を取れ。悪いが、子供用は無いぞ」

 木製の武器が入った箱を指差しながら、ガルバンは大きな木剣を取り出した。

 たしかに10歳の俺だと、どの武器も体格に合わず大きめだ。

 やはりガルバンは俺に冒険者ギルドに入って欲しくはないのだろう。中々けわしい顔をしている。

 いや、冒険者ギルドに入ったらモンスターと戦わなきゃいけないんだ。
 年端もいかない子供を好き好んでモンスターと戦わせる大人はまずいないか。


 さて、俺は今から実力を見せなければならない。
 だが調子に乗ってガルバンを倒そうものならば、悪目立ちしてしまって目立たない為の計画が失敗する。

 実力を出さなければ冒険者ギルドに入れず、出し過ぎてしまえば目立ってしまう。

 力加減を誤るわけにはいかないよな。

「どうした? 武器も持てない子供を合格にするほど俺は甘くないぞ。それとも、魔法だけで戦うつもりか?」

 武器を迷っていたら待たせすぎたみたいだ。

 結局木の槍を持つことにした。

 何故槍を選んだか。

 実は剣術のスキルはスキルポイントでレベルマックスにしてしまったため、剣はうまく加減できるか分からない。

 拳でもいいのだが、これもかなりレベルが高いのでやらかしかねない。

 なのでスキルを覚えていなくて、リーチもあって、初心者向けな槍を選ぶことにした。

 手加減のために、槍術スキルをレベル5まで取得した。これくらいなら強くも弱くもなくて丁度いいだろう。
 ちなみにスキルポイントを90ポイント使用した。


「よし、武器を選んだみたいだな。行くぞ、やめたかったらギブアップしろ。怪我しても治してやれるが、痛みで泣き出してくれんなよ」

「はい。宜しくお願いします!」


 俺が槍を、ガルバンが大剣を構えた瞬間、試験は開始した。


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