ケモホモナーが求むは異世界を渡るエロ旅

ウィンドラ

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〜プロローグ〜

第1話 死んだの?あっそ

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目を覚ますと、そこは何もなかった。

「あれ?…ここは?」

意識が朦朧としている中、目を覚ますとそこには何もなかった。真っ白い空間だけが永遠に続いている。

「…………」

いや、訂正。目の前で土下座をしている子供以外何もなかった。

「この度は、本っっっ当に!申し訳ありませんでした。!!!」

その子供は顔は土下座をしているので、はっきりはわからないが、見た感じ10代前半な感じがする。そして声から察するにおそらく男子だろう。白いローブを纏い、髪の色まで真っ白。一瞬、この人白が好きなのかと思ってしまった。

「いや、僕は別に白が好きではなく、なんというか、一番威厳がありそうなので…」

その男子はオドオドしながら言い訳をするが。いやいやいや、眩しすぎて逆に目が痛いわ。思わず突っ込んでしまったが、俺は色のことを口にしていない。つまり俺の考えが相手に筒抜けてあると理解した。

「あれ?君、俺の考えていることを…」
「あっ、はい。一応僕は神をやっているので、あなたの考えていることは全て筒抜けです。」

そういった瞬間、少しイラッときた。例え神でもプライバシーってもんがあるだろ!そう思ってこの子の頭を鷲掴もうとしたが、腕を動かしたはずなのに本来腕があるはずの場所に腕がないのだ。

「あ、今のあなたは魂だけの状態なので、肉体的な干渉は不可能です。」

ここに来るとさらにイラッときた。今聞いた感じだと俺がこの状態になっているのはコイツのせいであることは間違いないはず。さらにプライバシーが全くない上に体もこうだと。俺の中に怒りがさらに込み上げて的てこの自称神の頭を鷲掴みたい思いは強くなり、そのまま掴んでいるのを強くイメージした。

「アイタタタタた!!ごめんなさい!ごめんなさい!」

突如その自称神が悲鳴を上げてきた。いきなりのことにびっくりしてイメージも中断された。

「強くて清い魂とは聞いたんだけど、魂の状態で干渉が可能なんて反則だろ。僕はこれでも神だぞ。あと、自称じゃなくて本当に神だから!これでも僕は8千歳だぞ!」
「へー、この状態でもある程度干渉が可能なんだ。年齢はどうでもいい。んで?なんで俺はこんなことになってんの?説明してくれる?」

すこし強気で尋ねた。正直年齢とかはどうでも良い。年配な方には敬意を持って敬うのは筋だとわかっているけど、コイツから敬う気が全く湧いてこない。神なら神らしくしろ。80歳のおじいちゃんだってお前よりしっかりしているぞ。

「いや…だって…わかった!わかった!今説明するからそう睨むな!」

魂の状態だと目はないと思うが、睨んでいるみたいだ。

「えっと…この度は僕の不手際で、あなたは神の次元に落ちてしまい、存在が消滅したのです。つまり、その…亡くなりました。」
「死んだの?あっそ。それで?」
「それでって!もっと他にあるだろ!てか!君、色々に対して冷静すぎないか!?」
「慌てても何もならないのだろ?だたより状況を把握できなくなるだけだ。それで、君が原因で俺は元の世界から消滅したから土下座したんだと。」
「あ、はい。そのとうりです。」
「んで、その様子だとすると、元の世界での復活も不可能だろ。」
「はい…なんでそんなに淡々と状況を受け入れているのだよ。大半な人間は否定するか大暴れするのだぞ。」
「どうしようもないことはどうしようもないからな。切り替えが大事だ。んで?責任は取ってくれるのよな?」

例え魂の状態でもわかる。もし俺が肉体を持っているのなら、目がギラっと光を放って矢のように射抜いたのだと。
その神とやらは俺の視線が射抜いた瞬間ぞっと震えて説明を始める。

「はっ、はい。この度は僕の不手際が原因なので、そちらが望む好きな世界へと転生させてもらいます。」
「まぁ、テンプレどうりだな。それで、それはどんな世界だ。」
「はい。生前は同性愛者の上にケモナーということなので、女性は存在しない、獣人は存在するファンタジー系の世界に転生してもらいます。」
「獣人があるのか!よし!そして女もいないのならこっちは気楽でいいや………ちょっと待って。」
「え?どうかしましたか」
「その獣人って、まさか耳と尻尾だけのケモミミ半獣人を獣人と呼んでいるわけじゃねぇよな。」

今は両頬を掴んで半分脅している口調で話している。なんだかヤクザみたいだと自分でも自覚している。

「だっ、大丈夫です!大丈夫です!ちゃんと全身モフモフでマズルがありますから!地雷ぐらい把握していますので!だからつかまないでくださいいいい!」
「あ、すまんすまん」

そういい、すぐに離した。

「はぁ、神の僕にこんな態度を取れるのって、君が初めてですよ。」
「あんたのせいでこうなったのだから、あんたが下の立場なのが筋だろう。」
「はい……。それで次はスキルについてです。」
「お!待ってました。」
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